もふもふ達、おいたする
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ガッシャァァァァン!!
ディーヴァが飛び起きた時のそれとは比べものにならないくらいの破壊音が響き渡った。
そしてバタバタドスドスとかけずりまわる足により、幸せそうに眠り込む鈴の尻尾が踏まれてしまった。
「エフィ!??」
これにはぐっすりと熟睡しきっていた鈴も飛び起きる。
そしてフォルテとリアラに尻尾を踏まれたかと思ったら、今度はティナが後ろを向き、何やらいそいそとおこないながらやってきた。
ペタペタとインクをつけた足で歩いては、カラフルな足跡をつけて歩いているのだ。
ティナは鈴がいることに気が付かず、そのまま鈴の体を小さな山か何かのように登っていき足跡をつける。
そのまま登りきったティナは「登頂したぞ!!」とでも言うかのようにてっぺん……つまりは鈴の頭に最後の足跡を残した。
「…………(ピキッ)」
ダァァァァイ!!君達ぃぃぃぃ!!
これには、鈴の堪忍袋の緒も切れる。
まるでバージルが怒った時のような叫びをあげて、鈴は強力なサイコキネシスを使った。
それにより大きく吹っ飛ぶフォルテとリアラ。
ドレアムは吹っ飛ぶことこそなかったが、ようやく咲き始めたグラシデアの花弁が激しく散った。
鈴の体の上にいたティナはその場からコロンと転がり落ちることとなった。
すごい威力であるが、まだまだ本気ではない。
鈴が本気を出したらほとんど一撃必殺級の技の威力なため、こんなものでは済まされないのだ。
怒りで我を忘れてはいるが、そこは相手が家族だからか、抑え気味な鈴だった。
そしてこちらにも1匹、怒りに打ち震えるやわらかな緑とクリーム色のブイズがいた。
フォルテとリアラが吹き飛ばされて着地した地点はドレアムが育てていたレディに渡す予定の大事な……大~事な!グラシデアの花の真上だったのだ。
そう。
下敷きになり、儚く散った大事な花を手にし、怒りにワナワナと震えるのはドレアムだ。
「リーフィッ!!」
貴方達……覚悟はよろしいのですね!!
グラシデアの花を育てるためか、これまでずっと『にほんばれ』を継続していたドレアム。
力を溜め、体を太陽のように輝かせるとその熱量を放出し、ソーラービームを放った。
サイコキネシスにソーラービーム。
部屋が素晴らしく破壊され、砂塵が舞う。
しかし鈴が怒ろうともドレアムが怒ろうとも、もともと部屋内は悪魔や嵐が通ったあとのような状態なのは変わらないし、フォルテとリアラは止まらない。
バトル続行。
技のぶつけ合いという自称鍛錬は続いた。
ブイズ達は知らないことであるが、髭とネロの出会いは最悪なものだった。
はみ出し者とはいえ魔剣教団に属する者と、その魔剣教団の一番偉い者……教皇を暗殺した殺人者。
初めは敵同士だったのだ。
フォルテとリアラのバトルはネロと髭のその戦いを、見る者に彷彿とさせるものだった。
そしてそこに参戦するような形で、怒った鈴とドレアムがやってくる。
タッグバトル、いや、これではただの四つ巴な喧嘩だ。
転げまわりながらも手を叩き、ティナはそれを観戦している。
床も壁も、ティナ自身も色とりどりのインクが付着して世にも珍しい七色のイーブイになってしまっていた。
ディーヴァが飛び起きた時のそれとは比べものにならないくらいの破壊音が響き渡った。
そしてバタバタドスドスとかけずりまわる足により、幸せそうに眠り込む鈴の尻尾が踏まれてしまった。
「エフィ!??」
これにはぐっすりと熟睡しきっていた鈴も飛び起きる。
そしてフォルテとリアラに尻尾を踏まれたかと思ったら、今度はティナが後ろを向き、何やらいそいそとおこないながらやってきた。
ペタペタとインクをつけた足で歩いては、カラフルな足跡をつけて歩いているのだ。
ティナは鈴がいることに気が付かず、そのまま鈴の体を小さな山か何かのように登っていき足跡をつける。
そのまま登りきったティナは「登頂したぞ!!」とでも言うかのようにてっぺん……つまりは鈴の頭に最後の足跡を残した。
「…………(ピキッ)」
ダァァァァイ!!君達ぃぃぃぃ!!
これには、鈴の堪忍袋の緒も切れる。
まるでバージルが怒った時のような叫びをあげて、鈴は強力なサイコキネシスを使った。
それにより大きく吹っ飛ぶフォルテとリアラ。
ドレアムは吹っ飛ぶことこそなかったが、ようやく咲き始めたグラシデアの花弁が激しく散った。
鈴の体の上にいたティナはその場からコロンと転がり落ちることとなった。
すごい威力であるが、まだまだ本気ではない。
鈴が本気を出したらほとんど一撃必殺級の技の威力なため、こんなものでは済まされないのだ。
怒りで我を忘れてはいるが、そこは相手が家族だからか、抑え気味な鈴だった。
そしてこちらにも1匹、怒りに打ち震えるやわらかな緑とクリーム色のブイズがいた。
フォルテとリアラが吹き飛ばされて着地した地点はドレアムが育てていたレディに渡す予定の大事な……大~事な!グラシデアの花の真上だったのだ。
そう。
下敷きになり、儚く散った大事な花を手にし、怒りにワナワナと震えるのはドレアムだ。
「リーフィッ!!」
貴方達……覚悟はよろしいのですね!!
グラシデアの花を育てるためか、これまでずっと『にほんばれ』を継続していたドレアム。
力を溜め、体を太陽のように輝かせるとその熱量を放出し、ソーラービームを放った。
サイコキネシスにソーラービーム。
部屋が素晴らしく破壊され、砂塵が舞う。
しかし鈴が怒ろうともドレアムが怒ろうとも、もともと部屋内は悪魔や嵐が通ったあとのような状態なのは変わらないし、フォルテとリアラは止まらない。
バトル続行。
技のぶつけ合いという自称鍛錬は続いた。
ブイズ達は知らないことであるが、髭とネロの出会いは最悪なものだった。
はみ出し者とはいえ魔剣教団に属する者と、その魔剣教団の一番偉い者……教皇を暗殺した殺人者。
初めは敵同士だったのだ。
フォルテとリアラのバトルはネロと髭のその戦いを、見る者に彷彿とさせるものだった。
そしてそこに参戦するような形で、怒った鈴とドレアムがやってくる。
タッグバトル、いや、これではただの四つ巴な喧嘩だ。
転げまわりながらも手を叩き、ティナはそれを観戦している。
床も壁も、ティナ自身も色とりどりのインクが付着して世にも珍しい七色のイーブイになってしまっていた。