もふもふ達、おいたする
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初「じゃあ、決まったところで……」
2「行くとするか」
まず初代が立ち上がり、それに合わせてどっこいしょ、と掛け声をあげながら2代目が立ち上がる。
2代目…どっこいしょは爺臭いぞ!
鈴達は見送りがてらトテトテとそれに続いて小さな足を動かした。
それに合わせ、他の者も移動を開始する。
なぜなら、すでにかけは始まっているのだ。
若なんかは顔にストロベリーサンデーと書いてあるようにも見えた。
若「ふぉぉぉぉ!オレのストサンンンンン!!ぜってぇ負けねぇ!」
バ「貴様のだけではあるまい。まあ別に俺はいらんがな」
髭「美味いのになー」
ネ「好みってもんがあんだよ、好みってもんが」
髭がストロベリーサンデーの美味さについてネロに語って聞かせようとする。
そんな髭の頭にリアラが乗ったままなのにバージルが気が付いた。
バ「おい、髭。リアラを連れて行く気か」
髭「あ?……」
頭の上に目線をあげる。
青く澄んだ瞳と目があった。
髭「おお……気が付かなかったぜ」
乗っている感触も、違和感が全くなかった。
いつも乗せたままなためである。
いつも乗せている、ということは重さすら感じない。
髭や他のダンテが痛みや重み……そういったものに鈍感なせいもあるんじゃないかとも思うが……。
髭「ふー、危うくそのまま連れて行くところだった」
髭はリアラを軽く撫でてから、下に降ろすと「イイ子で待ってな」とウインクをよこした。
ネ「おっさん、気づかねぇとかアホか」
髭をジト目で見るネロだが、その肩にはフォルテが乗ったままである。
初「おいネロ、行くぞ……って、お前だって髭と変わらないじゃねーか!」
若「ぶっは!本当だぜ!髭のこと言えねーでやんの!ダッセー!」
ネ「……バスター食らうか?」
うなる右腕。
メキリ、若は沈んだ。
若「もう食らわしてんじゃねぇか……」
涙を流して沈む若をつんつんとつつくティナ。
若はそんなティナに嬉しそうにすり寄った。
これではどっちが小さい子かわかったものじゃない。
ネ「フォルテ、肩から降りろ?仕事にいかなきゃなんねーからな」
えー?俺も一緒に行けば百人力じゃん?連れてけよー!!
……とでも言いたいのだろう。
頬を膨らませて抗議するフォルテ。
ネロは行きたがるフォルテをなんとか肩からおろすのだった。
そんな周りの様子をじっと見つめ、最後に目の前の男……2代目を見上げるブイズがここに一匹。
ドレアムだ。
彼も行きたいのだろうか。
大きな瞳でじっと見つめてくるドレアムに、2代目もキュンとしだしたか、撫で始めた。
これではいつまでたっても依頼に行けない。
2「ドレアム……一緒に行くか?」
他の者がダメと言っているのに、ここ一番の年上たる2代目がこれでは困る。
ちょちょちょ、それはだめだろーが!
皆の突っ込みが1つになった。
そんな中、違う反応を示す者が1人。
若「連れてってもいーのか!?ならオレも連れてく!鈴、行くぞ!お前強いもんなー!!」
若である。
鈴はその薄紫色の首根っこを掴まれ、その手にぷらーんとぶら下がった。
痛くはないが、非常に迷惑そうである。
その隣で静かに眠り始めていたディーヴァが起きてビクッと怯えた。
その若の様子を見て、ノらないフォルテではない。
ネロの肩に再び飛び乗り、リボン状の部分でがっしりとしがみついた。
だったら俺も行く!ネロと暴れたいー!
ネ「いやいやいや、フォルテもノるな……というより肩に乗るなって」
鈴は若をバージルが殴り付けたことにより解放され、フォルテはネロに無理矢理下ろされたことで解決。
しかし、2代目とドレアムの見つめ合いはいまだ続いていた。
初「おーい2代目ー、そろそろ依頼先行かないと困るぞー」
若「2代目のストサン食いたいから別にいいけど!」
2「俺はレディに直々にドレアムを頼まれた」
初代や若の言葉に振り替える2代目。
真顔で言い切る。
バ「頼まれたからといって、依頼先に連れて行くわけにはいかんだろう……」
2「そうか?」
バージルさえもため息を吐くほどの天然さをほこる、2代目だった。
ネ「つーか、結局は2代目だって『ダンテ』なのに、よくそんなの頼んだよ」
髭「自慢じゃねぇが俺たちよりかは、バージルや坊やに頼んだ方が確実だしなぁ……」
2「『ダンテ』の中では比較的安全で絶対的な信頼感があることを考えてだろう。当たり前だ」
ドヤッ!
ネ「そんくらいで威張るなよ」
結局、私は留守番ですか?
ドレアムはそう言いたいような瞳でじっと見つめる。
2代目は再びその頭を撫でると微笑んだ。
2「ああ、皆で大人しく留守番しててくれ」
長くかかったが、ようやく出掛けていく半魔達であった。
2「行くとするか」
まず初代が立ち上がり、それに合わせてどっこいしょ、と掛け声をあげながら2代目が立ち上がる。
2代目…どっこいしょは爺臭いぞ!
鈴達は見送りがてらトテトテとそれに続いて小さな足を動かした。
それに合わせ、他の者も移動を開始する。
なぜなら、すでにかけは始まっているのだ。
若なんかは顔にストロベリーサンデーと書いてあるようにも見えた。
若「ふぉぉぉぉ!オレのストサンンンンン!!ぜってぇ負けねぇ!」
バ「貴様のだけではあるまい。まあ別に俺はいらんがな」
髭「美味いのになー」
ネ「好みってもんがあんだよ、好みってもんが」
髭がストロベリーサンデーの美味さについてネロに語って聞かせようとする。
そんな髭の頭にリアラが乗ったままなのにバージルが気が付いた。
バ「おい、髭。リアラを連れて行く気か」
髭「あ?……」
頭の上に目線をあげる。
青く澄んだ瞳と目があった。
髭「おお……気が付かなかったぜ」
乗っている感触も、違和感が全くなかった。
いつも乗せたままなためである。
いつも乗せている、ということは重さすら感じない。
髭や他のダンテが痛みや重み……そういったものに鈍感なせいもあるんじゃないかとも思うが……。
髭「ふー、危うくそのまま連れて行くところだった」
髭はリアラを軽く撫でてから、下に降ろすと「イイ子で待ってな」とウインクをよこした。
ネ「おっさん、気づかねぇとかアホか」
髭をジト目で見るネロだが、その肩にはフォルテが乗ったままである。
初「おいネロ、行くぞ……って、お前だって髭と変わらないじゃねーか!」
若「ぶっは!本当だぜ!髭のこと言えねーでやんの!ダッセー!」
ネ「……バスター食らうか?」
うなる右腕。
メキリ、若は沈んだ。
若「もう食らわしてんじゃねぇか……」
涙を流して沈む若をつんつんとつつくティナ。
若はそんなティナに嬉しそうにすり寄った。
これではどっちが小さい子かわかったものじゃない。
ネ「フォルテ、肩から降りろ?仕事にいかなきゃなんねーからな」
えー?俺も一緒に行けば百人力じゃん?連れてけよー!!
……とでも言いたいのだろう。
頬を膨らませて抗議するフォルテ。
ネロは行きたがるフォルテをなんとか肩からおろすのだった。
そんな周りの様子をじっと見つめ、最後に目の前の男……2代目を見上げるブイズがここに一匹。
ドレアムだ。
彼も行きたいのだろうか。
大きな瞳でじっと見つめてくるドレアムに、2代目もキュンとしだしたか、撫で始めた。
これではいつまでたっても依頼に行けない。
2「ドレアム……一緒に行くか?」
他の者がダメと言っているのに、ここ一番の年上たる2代目がこれでは困る。
ちょちょちょ、それはだめだろーが!
皆の突っ込みが1つになった。
そんな中、違う反応を示す者が1人。
若「連れてってもいーのか!?ならオレも連れてく!鈴、行くぞ!お前強いもんなー!!」
若である。
鈴はその薄紫色の首根っこを掴まれ、その手にぷらーんとぶら下がった。
痛くはないが、非常に迷惑そうである。
その隣で静かに眠り始めていたディーヴァが起きてビクッと怯えた。
その若の様子を見て、ノらないフォルテではない。
ネロの肩に再び飛び乗り、リボン状の部分でがっしりとしがみついた。
だったら俺も行く!ネロと暴れたいー!
ネ「いやいやいや、フォルテもノるな……というより肩に乗るなって」
鈴は若をバージルが殴り付けたことにより解放され、フォルテはネロに無理矢理下ろされたことで解決。
しかし、2代目とドレアムの見つめ合いはいまだ続いていた。
初「おーい2代目ー、そろそろ依頼先行かないと困るぞー」
若「2代目のストサン食いたいから別にいいけど!」
2「俺はレディに直々にドレアムを頼まれた」
初代や若の言葉に振り替える2代目。
真顔で言い切る。
バ「頼まれたからといって、依頼先に連れて行くわけにはいかんだろう……」
2「そうか?」
バージルさえもため息を吐くほどの天然さをほこる、2代目だった。
ネ「つーか、結局は2代目だって『ダンテ』なのに、よくそんなの頼んだよ」
髭「自慢じゃねぇが俺たちよりかは、バージルや坊やに頼んだ方が確実だしなぁ……」
2「『ダンテ』の中では比較的安全で絶対的な信頼感があることを考えてだろう。当たり前だ」
ドヤッ!
ネ「そんくらいで威張るなよ」
結局、私は留守番ですか?
ドレアムはそう言いたいような瞳でじっと見つめる。
2代目は再びその頭を撫でると微笑んだ。
2「ああ、皆で大人しく留守番しててくれ」
長くかかったが、ようやく出掛けていく半魔達であった。