もふもふ達がやってきた!
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事務所に戻るとバージルが紅茶を飲んでおり、初代と2代目はソファーでチェスに興じていた。
二人がいった依頼はすでに無事終わっているようだ。
そんな中戻った四人。
バージル、初代、そして2代目はその腕の中に抱えられた不思議な動物達に気がついた。
初「なんだよ、その生き物」
2「悪魔……か?」
ツンツンとその鼻先をつついてみる初代に、首をかしげつつ寝顔を覗き込む2代目。
そしてバージルは……。
バ「なんと奇怪な……斬る!!」
スチャ!
傍らの閻魔刀の鯉口をきり、寝ている5匹を斬り殺そうとした。
若「わーちょ、ちょっと待て待てバージル!」
バ「止めるなら貴様も斬り殺す!」
初「ま、若が斬られるのはいつものことだよな」
2「違いない」
若「ア……アンタら……」
閻魔刀をつきつけるバージルをいさめながら、若は初代と2代目をにらむ。
髭は笑い飛ばしながら、助け船を出した。
髭「まあそうカッカするな、だろ?ネロ」
ネ「ああ。そいつら悪魔じゃねーよ、俺の腕反応しねーから」
ネロが言うのならばしかたない。
なぜならネロは嘘をつかないし、その悪魔の腕にはバージルも一目置いているからだ。
ネロの言葉におとなしく刀を鞘に戻したバージルは、ふたたび定位置の一人掛け用椅子に身を預けると読書を再開した。
バ「ふん……何かあっても俺はしらんぞ」
レディがそんなバージルを見やってあきれたように言った。
レ「相変わらずバージルはツンツンしてるわねぇ……」
そして再び自分が抱えている生き物に目をやる。
耳や尾、その体毛が葉のような形をしているし、草原のような爽やかな芳香を放っていた。
レ「ホントかわった生き物よね。この子なんか、植物のような獣のような……。キメラシードに寄生されてるわけでもないみたいだし」
若「こいつなんか尾が2つに分かれてるぞ」
若も自分の腕の中、ぐっすり眠っている薄紫の生き物を覗き込む。
尾が二つに別れているとは、バージルが前に教えてくれたジャパンの悪魔……ネコマタのようだ。
その話を聞いて髭とネロも会話に加わる。
髭「こっちは氷でできてるみたいに毛皮が冷たくできてるぜ。ひんやりしてて抱き締めるのにサイコーだ!」
ネ「ここのヤツはみんな暑がりだからな……。俺の抱えてるのなんかリボンが体から生えてるぜ?全く、どんな体の構造してるんだよ」
不思議だ、不思議だとそれぞれが感想をもらす。
どの動物図鑑でも見たことがないし、本の虫であるバージルさえも見たことがないらしい。
二人がいった依頼はすでに無事終わっているようだ。
そんな中戻った四人。
バージル、初代、そして2代目はその腕の中に抱えられた不思議な動物達に気がついた。
初「なんだよ、その生き物」
2「悪魔……か?」
ツンツンとその鼻先をつついてみる初代に、首をかしげつつ寝顔を覗き込む2代目。
そしてバージルは……。
バ「なんと奇怪な……斬る!!」
スチャ!
傍らの閻魔刀の鯉口をきり、寝ている5匹を斬り殺そうとした。
若「わーちょ、ちょっと待て待てバージル!」
バ「止めるなら貴様も斬り殺す!」
初「ま、若が斬られるのはいつものことだよな」
2「違いない」
若「ア……アンタら……」
閻魔刀をつきつけるバージルをいさめながら、若は初代と2代目をにらむ。
髭は笑い飛ばしながら、助け船を出した。
髭「まあそうカッカするな、だろ?ネロ」
ネ「ああ。そいつら悪魔じゃねーよ、俺の腕反応しねーから」
ネロが言うのならばしかたない。
なぜならネロは嘘をつかないし、その悪魔の腕にはバージルも一目置いているからだ。
ネロの言葉におとなしく刀を鞘に戻したバージルは、ふたたび定位置の一人掛け用椅子に身を預けると読書を再開した。
バ「ふん……何かあっても俺はしらんぞ」
レディがそんなバージルを見やってあきれたように言った。
レ「相変わらずバージルはツンツンしてるわねぇ……」
そして再び自分が抱えている生き物に目をやる。
耳や尾、その体毛が葉のような形をしているし、草原のような爽やかな芳香を放っていた。
レ「ホントかわった生き物よね。この子なんか、植物のような獣のような……。キメラシードに寄生されてるわけでもないみたいだし」
若「こいつなんか尾が2つに分かれてるぞ」
若も自分の腕の中、ぐっすり眠っている薄紫の生き物を覗き込む。
尾が二つに別れているとは、バージルが前に教えてくれたジャパンの悪魔……ネコマタのようだ。
その話を聞いて髭とネロも会話に加わる。
髭「こっちは氷でできてるみたいに毛皮が冷たくできてるぜ。ひんやりしてて抱き締めるのにサイコーだ!」
ネ「ここのヤツはみんな暑がりだからな……。俺の抱えてるのなんかリボンが体から生えてるぜ?全く、どんな体の構造してるんだよ」
不思議だ、不思議だとそれぞれが感想をもらす。
どの動物図鑑でも見たことがないし、本の虫であるバージルさえも見たことがないらしい。