第二奇談:沖田さん=攻め!
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思わず永久の顔は赤くなってしまった。
あわてて隠すようにぷい、と勝手場に戻るがそこは感の鋭い沖田総司。
赤くなった顔も、それを隠す理由も全部わかっていた。
「そうだ」
真っ赤になった永久に拍車をかけるように、沖田は一瞬のうちに彼女に近づき腰に手をまわした。
そして唇を耳元に寄せ、そっとささやく。
「僕もいっこいいわすれ。沖田さんって言う呼び方はなしね?総司……ってよんでごらん。僕たちはこれから一緒に同棲する仲なんだし」
ど……どどど同棲ッッ!?
つか、耳元でささやくとかーっ後ろから抱きつくとかーっ!
なんですか貴方!いきなりなれなれしいというか女性慣れしてるというか、乙女心鷲掴みですね!さすが天下の乙女ゲー薄桜鬼!!!もう嬉しくて心臓大・爆・発!ですよ!げふんげふん。
「その声、すんごく、腰……腰に来るんですがッッ」
むしろ腰砕けですが何か!
レイプよ、耳レイプッ!!イッてしまいますよ!?
さらにくすぐったくなるようなささやきをおとす。
「そう言えば僕のこと好きっていってたもんね?僕の声で感じちゃったのかな?」
え え 、そ う で す と も 。
悔しいが沖田のいうとおりである。
さらに爆弾発言まで沖田はさらりと言ってのけた。
「据え膳喰わぬは武士の恥。君の作るご飯も捨てがたいけど、君の方が食べてみたいな?」
ちょぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!!!!
あたしなんか食べたらお腹壊します!そんな物欲しそうな目でみつめないでくださいよ!
「戦っていってたよね?これから布団の中で戦、しようか?」
お ふ と ん で の い く さ !
永久の頭の中に友人が植え付けていった余計な性の知識が浮かんではきえ、浮かんでは消えた。
とたんに永久は、ボン!と音がしそうなくらい耳まで真っ赤になった。
からかうのはよしておくれやすっ!!
「ままま、まだそんな心の準備が!!というかダメ!ダメです!!」
いくら18禁同人誌も読み漁ってるからって。
脳内がいつもR指定だからって。
まだキスの一つもしてないウブなあたしにそりゃはぇーッよ!ガチはらめー、らめなのーっっ
なんだろう、腕の中で赤くなった永久ちゃんが無性にかわいく思えてきた。
今までならここまで異性を意識しないのに。
こんなに赤くなっちゃって……。
あんまりいじめてもかわいそうかな?
「わかってるよ。おいしいご飯、作ってね、永久」
耳たぶに甘い言葉を残すと、沖田は名残惜しそうにしながらその場を離れた。
●あとがき
沖田S司さんです。
SはサドのSだけでなく、攻めのS!!
あわてて隠すようにぷい、と勝手場に戻るがそこは感の鋭い沖田総司。
赤くなった顔も、それを隠す理由も全部わかっていた。
「そうだ」
真っ赤になった永久に拍車をかけるように、沖田は一瞬のうちに彼女に近づき腰に手をまわした。
そして唇を耳元に寄せ、そっとささやく。
「僕もいっこいいわすれ。沖田さんって言う呼び方はなしね?総司……ってよんでごらん。僕たちはこれから一緒に同棲する仲なんだし」
ど……どどど同棲ッッ!?
つか、耳元でささやくとかーっ後ろから抱きつくとかーっ!
なんですか貴方!いきなりなれなれしいというか女性慣れしてるというか、乙女心鷲掴みですね!さすが天下の乙女ゲー薄桜鬼!!!もう嬉しくて心臓大・爆・発!ですよ!げふんげふん。
「その声、すんごく、腰……腰に来るんですがッッ」
むしろ腰砕けですが何か!
レイプよ、耳レイプッ!!イッてしまいますよ!?
さらにくすぐったくなるようなささやきをおとす。
「そう言えば僕のこと好きっていってたもんね?僕の声で感じちゃったのかな?」
え え 、そ う で す と も 。
悔しいが沖田のいうとおりである。
さらに爆弾発言まで沖田はさらりと言ってのけた。
「据え膳喰わぬは武士の恥。君の作るご飯も捨てがたいけど、君の方が食べてみたいな?」
ちょぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお!!!!!
あたしなんか食べたらお腹壊します!そんな物欲しそうな目でみつめないでくださいよ!
「戦っていってたよね?これから布団の中で戦、しようか?」
お ふ と ん で の い く さ !
永久の頭の中に友人が植え付けていった余計な性の知識が浮かんではきえ、浮かんでは消えた。
とたんに永久は、ボン!と音がしそうなくらい耳まで真っ赤になった。
からかうのはよしておくれやすっ!!
「ままま、まだそんな心の準備が!!というかダメ!ダメです!!」
いくら18禁同人誌も読み漁ってるからって。
脳内がいつもR指定だからって。
まだキスの一つもしてないウブなあたしにそりゃはぇーッよ!ガチはらめー、らめなのーっっ
なんだろう、腕の中で赤くなった永久ちゃんが無性にかわいく思えてきた。
今までならここまで異性を意識しないのに。
こんなに赤くなっちゃって……。
あんまりいじめてもかわいそうかな?
「わかってるよ。おいしいご飯、作ってね、永久」
耳たぶに甘い言葉を残すと、沖田は名残惜しそうにしながらその場を離れた。
●あとがき
沖田S司さんです。
SはサドのSだけでなく、攻めのS!!