第六奇談:総司はストーカー?
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しばらくして目を開けるとちょうど永久が来たところだった。
流石は僕だよね、無意識に永久の気配を感じ取っちゃうんだから。
「ご飯の時間だよ、起きたばっかで食べれる?」
「んー大丈夫だよ」
よく見ると後ろに2人の女の子がいる。
「えっと、あたしの友達。一緒にご飯食べることになってるんだけどいいよね」
誰?という言葉が表情に出ていたのか永久が紹介する。
「どもー」
「えっと、はじめまして?」
男じゃないから、いいか。
むしろ男だったら殺ってたかもしれないよ。
カフェテリアでお昼を広げて食べる。
他愛のない話をしながらも最後に聞かれるのは案の定沖田の事だった。
「永久ちゃんが男の人連れてくるなんてめずらしーよね」
「おんなじお弁当食べてるし、永久のカレシ?」
「ちが……」
「そのとおりだよ。僕たち同棲もしてまーす♪ね、永久?」
否定の言葉は沖田に簡単に押さえつけられてしまった。
そのままぐいと引き寄せられて頬に優しい口付けを落とす。
ちゅ。
「っ!!」
「きゃー!大胆!!」
「こんなカッコいいの見つけて……やるねー裏山鹿」
「も……もうっ!!」
恥ずかしさでいっぱいになった永久はその場を立ち上がり走り去った。
「永久……っ!」
「あー、追わなくても大丈夫だよ。どこに行ったかなんてすぐわかる。あーあ、照れちゃってかーわいー」
「ねぇ、総司さん、だっけ?あの子のことよろしくね。変な子だけど、ウブなんだから」
知ってる。
永久が変な子だってことも、案外ウブなことも。
「わかってるよ。永久のことは全部ひっくるめて隅々まで愛しちゃうから大丈夫」
「でも一回カレシいたことあるよね、別れちゃったみたいだけど。あの時は人生の終わりみたいな顔してたよねー」
「へぇ……そうなんだ」
人生の終わり、ね…。
僕は永久の事を、絶対好きでい続けるって誓うよ。
「ばか!アンタ何カレシの前で暴露してんのよ!」
「あっ……ごめんなさい」
「別に気にしなくていいよ。僕ももう永久のトコに行くね」
永久の友達なんだからちゃんと対応しないとね。
「あ、永久は多分キャンパスのおっきな桜の木にいるよー」
「ありがと」
ぺこっとお辞儀をして僕はその場をあとにした。
流石は僕だよね、無意識に永久の気配を感じ取っちゃうんだから。
「ご飯の時間だよ、起きたばっかで食べれる?」
「んー大丈夫だよ」
よく見ると後ろに2人の女の子がいる。
「えっと、あたしの友達。一緒にご飯食べることになってるんだけどいいよね」
誰?という言葉が表情に出ていたのか永久が紹介する。
「どもー」
「えっと、はじめまして?」
男じゃないから、いいか。
むしろ男だったら殺ってたかもしれないよ。
カフェテリアでお昼を広げて食べる。
他愛のない話をしながらも最後に聞かれるのは案の定沖田の事だった。
「永久ちゃんが男の人連れてくるなんてめずらしーよね」
「おんなじお弁当食べてるし、永久のカレシ?」
「ちが……」
「そのとおりだよ。僕たち同棲もしてまーす♪ね、永久?」
否定の言葉は沖田に簡単に押さえつけられてしまった。
そのままぐいと引き寄せられて頬に優しい口付けを落とす。
ちゅ。
「っ!!」
「きゃー!大胆!!」
「こんなカッコいいの見つけて……やるねー裏山鹿」
「も……もうっ!!」
恥ずかしさでいっぱいになった永久はその場を立ち上がり走り去った。
「永久……っ!」
「あー、追わなくても大丈夫だよ。どこに行ったかなんてすぐわかる。あーあ、照れちゃってかーわいー」
「ねぇ、総司さん、だっけ?あの子のことよろしくね。変な子だけど、ウブなんだから」
知ってる。
永久が変な子だってことも、案外ウブなことも。
「わかってるよ。永久のことは全部ひっくるめて隅々まで愛しちゃうから大丈夫」
「でも一回カレシいたことあるよね、別れちゃったみたいだけど。あの時は人生の終わりみたいな顔してたよねー」
「へぇ……そうなんだ」
人生の終わり、ね…。
僕は永久の事を、絶対好きでい続けるって誓うよ。
「ばか!アンタ何カレシの前で暴露してんのよ!」
「あっ……ごめんなさい」
「別に気にしなくていいよ。僕ももう永久のトコに行くね」
永久の友達なんだからちゃんと対応しないとね。
「あ、永久は多分キャンパスのおっきな桜の木にいるよー」
「ありがと」
ぺこっとお辞儀をして僕はその場をあとにした。