第五奇談:紅い夕日と赤い頬
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
呉服屋を後にし再び商店街の道へ戻る2人。
しばらく歩くとまた沖田が立ち止まった。
「ん?」
今度は一体どうした!!
「ああ、団子屋さんだね。食べる?」
視線の先には一軒の団子屋。
あたしもたまに食べる団子屋だ。
実に美味い!
「うん、たべたいな」
並ぶと自分達の番がすぐにやってきた。
「はい、どれがいい?」
「全部……はやめておこうかな、永久の目が怖かったし。粒あんとみたらしで」
あったりまあえじゃボケェェェ!
未来での団子はどれくらい美味しいだろう。
僕らの時代と比べてどうだろうか。
わくわくしながら口いっぱいに頬張ってみる。
「う……」
「う?」
「うまい!」(テーテッテテー♪)
沖田は目をキラキラ輝かせて頬張っている。
「そ、そう……よかったね」
びっくりした。
まさか団子一本や二本でそんなに喜んでもらえるなんて思ってなかったよ。
しかし沖田がそう思うのも無理はない。
昔の砂糖は高価なのだ。
団子にもあんこにもそこまで砂糖が入っていない。
比べて今は飽食の時代。
歯が浮くくらい甘く出来るほど砂糖は安い。
雲泥の差だ。
「あれ……永久はこしあんなんだ」
「うんいつもね。あとはいそべ」
「いそべ、一口ちょうだい?」
「こしあんのは?」
「永久が食べて」
こしあんなんて美味しくないじゃない。
やっぱりあんこは粒もなくちゃ。
思っても言わない。
他のが貰えなくなるしね。
「総司ってさ……もしかして団子が好物なの?」
「うん、大好きだよ」
うわぁ……無邪気な笑みがまぶしいよ。
きっとこの顔は近藤さんの前か好物の前でしか見れないに違いない。
今度からすぐ写真撮れるようにしとこうかな。
いいもの拝ませてもらいました。きゅんきゅんしちゃう。
「団子に限らず甘いものならね」
やけにゲーム内でもお菓子のイベント多いと思ったら、なんだ甘党だったのか。
「永久は団子作れる?」
「え、うん……まぁ作った事ないけど作り方は知ってるし、作れると思うよ」
「僕、永久の作った団子食べたい」
え、今美味しい団子食べてるじゃないですか!
まだ食べたいと!?
なんと欲張りな……でも、きっと大好物なんだろう、しかたない。
「あとでね」
うん、あとで嫌いになるくらい大量に作ってあげる。
ふっふっふ。
まいりました、って言わせてやる。
しばらく歩くとまた沖田が立ち止まった。
「ん?」
今度は一体どうした!!
「ああ、団子屋さんだね。食べる?」
視線の先には一軒の団子屋。
あたしもたまに食べる団子屋だ。
実に美味い!
「うん、たべたいな」
並ぶと自分達の番がすぐにやってきた。
「はい、どれがいい?」
「全部……はやめておこうかな、永久の目が怖かったし。粒あんとみたらしで」
あったりまあえじゃボケェェェ!
未来での団子はどれくらい美味しいだろう。
僕らの時代と比べてどうだろうか。
わくわくしながら口いっぱいに頬張ってみる。
「う……」
「う?」
「うまい!」(テーテッテテー♪)
沖田は目をキラキラ輝かせて頬張っている。
「そ、そう……よかったね」
びっくりした。
まさか団子一本や二本でそんなに喜んでもらえるなんて思ってなかったよ。
しかし沖田がそう思うのも無理はない。
昔の砂糖は高価なのだ。
団子にもあんこにもそこまで砂糖が入っていない。
比べて今は飽食の時代。
歯が浮くくらい甘く出来るほど砂糖は安い。
雲泥の差だ。
「あれ……永久はこしあんなんだ」
「うんいつもね。あとはいそべ」
「いそべ、一口ちょうだい?」
「こしあんのは?」
「永久が食べて」
こしあんなんて美味しくないじゃない。
やっぱりあんこは粒もなくちゃ。
思っても言わない。
他のが貰えなくなるしね。
「総司ってさ……もしかして団子が好物なの?」
「うん、大好きだよ」
うわぁ……無邪気な笑みがまぶしいよ。
きっとこの顔は近藤さんの前か好物の前でしか見れないに違いない。
今度からすぐ写真撮れるようにしとこうかな。
いいもの拝ませてもらいました。きゅんきゅんしちゃう。
「団子に限らず甘いものならね」
やけにゲーム内でもお菓子のイベント多いと思ったら、なんだ甘党だったのか。
「永久は団子作れる?」
「え、うん……まぁ作った事ないけど作り方は知ってるし、作れると思うよ」
「僕、永久の作った団子食べたい」
え、今美味しい団子食べてるじゃないですか!
まだ食べたいと!?
なんと欲張りな……でも、きっと大好物なんだろう、しかたない。
「あとでね」
うん、あとで嫌いになるくらい大量に作ってあげる。
ふっふっふ。
まいりました、って言わせてやる。