第一奇談:こんにちは沖田さん
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あたしのご先祖様は歴史上でとても有名な人物である。
新選組。
幕末の最後の武士たち。
己の信念を曲げず生き抜いた誇るべき侍魂を持った猛者たち…。
あたしの家は以来、剣道の道場として結構有名だったりする。
ちなみにあたしも剣道はなかなかの腕前。
…かなり自慢だ。
腕を買われて家をつぐように言われてたけど、あたしは他にやりたいことも沢山あったから、道場は兄に継いでもらった。
まー確かに、兄よりもはるかにあたしのが強いんだけどな!!はっはっは!
あたしのしたいようにすればいい、と意見を尊重してくれたシスコン兄貴に乾杯。
で。今月から。
ビバ!夢の大学生ライフ!
おめでとう一人暮らし!!
こんにちは都会暮らし!!
さようならド田舎の芋々しい自分!!
さあやるぞ素敵ゲームタイム!
実家では自重してたけど所謂オタクってやつなんだよねっ!
でも家からの条件の一つで今も剣道は続けてる……。
まぁいやじゃないからいーけど。
むしろ生活の一部みたいな?
さて……と。
『薄桜鬼』。
ウフフ、これが今一番熱い乙女ゲーか。
っていうか、一番あたしにとって関わりのある馴染みのふかぁいネタだよねっ!
ご先祖様がいっぱいでてます。
ま、モノホンのご先祖様たちがホントにこんな美形なわけないんだけどさ……。
内容はかなり乙女ゲー雑誌とか読み漁ったからよぉく知ってる。
最初は一番組の組長殿から始めるぞぉ!
御先祖様にあたる副長殿はあとだね、うん。あと。
はぅあ……好みだわ。
このサディスティックな笑みとかさ!
ムハー!
ニタニタと誰にも見せた事のないようなちょっと気持ち悪い笑みを浮べて永久はゲームに向かった。
さぁいざ!!!
鼻息を荒くしながらゲームにとりかかる。
バキッ……!
…………??
「…………え……」
足下を見るときれいな翡翠の勾玉…自分の携帯電話に付けていたストラップが真っ二つに割れていた。
わぁお、ストラップ踏んじゃった。テヘ!
テヘ!じゃねぇぇ!
……あちゃ~どうしよ…。
これ、おばーちゃんから貰った大切なやつなのに。
というか今まで踏んだって割れちゃうようなことなかったのにな。
つぅか、今までとかも踏むなよ自分……。
-いいかい?永久、これはお前がお前である為に肌身離さず持っているんだよ?-
いつもそう言ってなでてくれたおばーちゃん。
今でもその真意はわからないけど、以来ずっと持ち続けた。
ごめん、おばーちゃん……勾玉壊しちゃったよ~
あとで接着剤で直るといいんだけど……ぐぬぬ。
ちょっとはっちゃけ過ぎたかも……反省、反省。
まぁなんとかなるか。
とりあえず再開再開っと!
あ、ぽちっとな。
新選組。
幕末の最後の武士たち。
己の信念を曲げず生き抜いた誇るべき侍魂を持った猛者たち…。
あたしの家は以来、剣道の道場として結構有名だったりする。
ちなみにあたしも剣道はなかなかの腕前。
…かなり自慢だ。
腕を買われて家をつぐように言われてたけど、あたしは他にやりたいことも沢山あったから、道場は兄に継いでもらった。
まー確かに、兄よりもはるかにあたしのが強いんだけどな!!はっはっは!
あたしのしたいようにすればいい、と意見を尊重してくれたシスコン兄貴に乾杯。
で。今月から。
ビバ!夢の大学生ライフ!
おめでとう一人暮らし!!
こんにちは都会暮らし!!
さようならド田舎の芋々しい自分!!
さあやるぞ素敵ゲームタイム!
実家では自重してたけど所謂オタクってやつなんだよねっ!
でも家からの条件の一つで今も剣道は続けてる……。
まぁいやじゃないからいーけど。
むしろ生活の一部みたいな?
さて……と。
『薄桜鬼』。
ウフフ、これが今一番熱い乙女ゲーか。
っていうか、一番あたしにとって関わりのある馴染みのふかぁいネタだよねっ!
ご先祖様がいっぱいでてます。
ま、モノホンのご先祖様たちがホントにこんな美形なわけないんだけどさ……。
内容はかなり乙女ゲー雑誌とか読み漁ったからよぉく知ってる。
最初は一番組の組長殿から始めるぞぉ!
御先祖様にあたる副長殿はあとだね、うん。あと。
はぅあ……好みだわ。
このサディスティックな笑みとかさ!
ムハー!
ニタニタと誰にも見せた事のないようなちょっと気持ち悪い笑みを浮べて永久はゲームに向かった。
さぁいざ!!!
鼻息を荒くしながらゲームにとりかかる。
バキッ……!
…………??
「…………え……」
足下を見るときれいな翡翠の勾玉…自分の携帯電話に付けていたストラップが真っ二つに割れていた。
わぁお、ストラップ踏んじゃった。テヘ!
テヘ!じゃねぇぇ!
……あちゃ~どうしよ…。
これ、おばーちゃんから貰った大切なやつなのに。
というか今まで踏んだって割れちゃうようなことなかったのにな。
つぅか、今までとかも踏むなよ自分……。
-いいかい?永久、これはお前がお前である為に肌身離さず持っているんだよ?-
いつもそう言ってなでてくれたおばーちゃん。
今でもその真意はわからないけど、以来ずっと持ち続けた。
ごめん、おばーちゃん……勾玉壊しちゃったよ~
あとで接着剤で直るといいんだけど……ぐぬぬ。
ちょっとはっちゃけ過ぎたかも……反省、反省。
まぁなんとかなるか。
とりあえず再開再開っと!
あ、ぽちっとな。