第四奇談:初デートになるのかな、コレ
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で、ドン●に移動して今度はあたしの買い物に移行!
れっつ、ふぃぎゅあっと!
ここのドン●は大きくて、あたしがいっっつもフィギュアを買い漁っている店舗でもある。
今日は誰か保護しようか?むふふ。
おおふ、この子かっこかわええな、パンツみえちょる。
「何、人形見てニヤニヤしてるの?気持ち悪いなぁ」
一瞬、気持ちの悪い笑みを浮かべる永久を見た沖田は本気でそう思った。
萌え顔ってこういう表情なんだよ!
ってかその言葉、最高の褒め言葉だよぉぉぉぉぉお!!!
さらにニヤニヤする永久をみて沖田は呆れた。
「変な子……」
沖田はオタクではないため、人形を見ても何も感じないようだ。
ニヤける永久から目を外し、反対側へ目を向けた。
そこにはテカテカしたりキラキラしたり、別珍のような素材でできた変わった服がたくさんかかっていた。
よく見れば浴衣のようなものも混ざっている。しかしその丈はいかがわしい程に短い。
「女の子用、だよね」
試しに一つ手に取ってみる。
大丈夫、永久はまだ同じ人形の前で体をくねくねさせて悶えている。
その怪しさ満点な様子はもっと遠くからでも目視できるに相違ない。
手に取った服は黒と白が基調になった、永久が着ていた『えぷろん』に少し似ているものだ。
簡単にいえばメイド服。
しかしそれすらも裾が短い。
それもそのはず、このコーナーは18禁のコーナーであり、このメイド服はそういう使い方をするのだ。
……パンツの見えるフィギュアがあるのもそのためである。
女である永久がそんな物を見るのもちょっとアレだが。
「うわ、何見てんのよ」
気がついた永久が手元を覗きこんで言う。
「まさか総司、着たいわけじゃないよね…」
「僕にそんな趣味ないよ、永久に似合いそうだなって考えてたところだよ」
「そ……そっか」
なんか照れるな……っていうかそれ、メイド服だし。
「も、もう用は済んだから一旦ここでよう」
手をつかみ、ずんずん歩く。
今の顔をみられたくない。
さっきよりニヤついているのがばれてしまう。
あたしはコスプレ大好きだーっっ!!!
「……ねぇ永久、来た方向と反対方向なんだけど」
そう伝えると、顔をあげた永久はものすごく恐怖と恥に慄くこととなった。
のわぁぁぁああああああああああああ!!!
18禁コーナーの最奥に来てしまった。
それはもう一つ、最後の大人の階段を上がってからしかいかない……いや、最後の階段を上がった者でももしかしたら使わないまま生涯を終えるやもしれない物が置いてあるコーナーである。
言葉ではいえないような、永久はまだ御目にかかった事のない物を模した物が売っている。
何より、このコーナーは普通なら女性がいるのは珍しい、いや、入らないだろう。
「ねぇ、これ何に使うの?」
しばしの沈黙ののち、うつむいて永久は言った。
「しらない……」
こ……こればっかりは答えられないし!経験だってないんですけど!!
「何で視線外すの?」
笑いをこらえたような声音で沖田が聞く。
こいつ……さては知ってやがる……ッッ。
「勘弁してよぉ……」
眉根を下げて懇願する。
「ごめんごめん、形でなんとなーくわかっちゃったからいいよ、いつまでもこんなところにウブな君を置いとけないし、もうイこうか?」
おいぃぃ!やっぱり知ってやがったッッ!しかも行くの字がなんだか違くないてすか!!
「うん……」
永久は赤い顔をしたまま大人しく沖田の連れだす手に身をゆだねた。
●あとがき
買い物のターン。
まだまだ買い物は続きます。
にしても、行動が怪しすぎるぞ、この夢主……
れっつ、ふぃぎゅあっと!
ここのドン●は大きくて、あたしがいっっつもフィギュアを買い漁っている店舗でもある。
今日は誰か保護しようか?むふふ。
おおふ、この子かっこかわええな、パンツみえちょる。
「何、人形見てニヤニヤしてるの?気持ち悪いなぁ」
一瞬、気持ちの悪い笑みを浮かべる永久を見た沖田は本気でそう思った。
萌え顔ってこういう表情なんだよ!
ってかその言葉、最高の褒め言葉だよぉぉぉぉぉお!!!
さらにニヤニヤする永久をみて沖田は呆れた。
「変な子……」
沖田はオタクではないため、人形を見ても何も感じないようだ。
ニヤける永久から目を外し、反対側へ目を向けた。
そこにはテカテカしたりキラキラしたり、別珍のような素材でできた変わった服がたくさんかかっていた。
よく見れば浴衣のようなものも混ざっている。しかしその丈はいかがわしい程に短い。
「女の子用、だよね」
試しに一つ手に取ってみる。
大丈夫、永久はまだ同じ人形の前で体をくねくねさせて悶えている。
その怪しさ満点な様子はもっと遠くからでも目視できるに相違ない。
手に取った服は黒と白が基調になった、永久が着ていた『えぷろん』に少し似ているものだ。
簡単にいえばメイド服。
しかしそれすらも裾が短い。
それもそのはず、このコーナーは18禁のコーナーであり、このメイド服はそういう使い方をするのだ。
……パンツの見えるフィギュアがあるのもそのためである。
女である永久がそんな物を見るのもちょっとアレだが。
「うわ、何見てんのよ」
気がついた永久が手元を覗きこんで言う。
「まさか総司、着たいわけじゃないよね…」
「僕にそんな趣味ないよ、永久に似合いそうだなって考えてたところだよ」
「そ……そっか」
なんか照れるな……っていうかそれ、メイド服だし。
「も、もう用は済んだから一旦ここでよう」
手をつかみ、ずんずん歩く。
今の顔をみられたくない。
さっきよりニヤついているのがばれてしまう。
あたしはコスプレ大好きだーっっ!!!
「……ねぇ永久、来た方向と反対方向なんだけど」
そう伝えると、顔をあげた永久はものすごく恐怖と恥に慄くこととなった。
のわぁぁぁああああああああああああ!!!
18禁コーナーの最奥に来てしまった。
それはもう一つ、最後の大人の階段を上がってからしかいかない……いや、最後の階段を上がった者でももしかしたら使わないまま生涯を終えるやもしれない物が置いてあるコーナーである。
言葉ではいえないような、永久はまだ御目にかかった事のない物を模した物が売っている。
何より、このコーナーは普通なら女性がいるのは珍しい、いや、入らないだろう。
「ねぇ、これ何に使うの?」
しばしの沈黙ののち、うつむいて永久は言った。
「しらない……」
こ……こればっかりは答えられないし!経験だってないんですけど!!
「何で視線外すの?」
笑いをこらえたような声音で沖田が聞く。
こいつ……さては知ってやがる……ッッ。
「勘弁してよぉ……」
眉根を下げて懇願する。
「ごめんごめん、形でなんとなーくわかっちゃったからいいよ、いつまでもこんなところにウブな君を置いとけないし、もうイこうか?」
おいぃぃ!やっぱり知ってやがったッッ!しかも行くの字がなんだか違くないてすか!!
「うん……」
永久は赤い顔をしたまま大人しく沖田の連れだす手に身をゆだねた。
●あとがき
買い物のターン。
まだまだ買い物は続きます。
にしても、行動が怪しすぎるぞ、この夢主……