第三奇談:ベッドインと総司呼び
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んー……なんだかとても息苦しい。
けど、なんだかぽかぽかしてて気持ちいい感じもする。
今日は確か休日だもの。
まだ少しねていたい……でも、なんか忘れてる気がする。
……今何時かな。
いつもの目覚ましボイスを聞いていないからまだ朝じゃないのかも。
「うーん……」
目を閉じたまま頭上にあるはずの目覚まし時計に手を伸ばすが、その手は届くことなく他者の手に絡め取られてしまった。
「はへ!!!??」
ななな、なになに??なにが起こった!!?
目を開け、手に視線を持っていくとそこにはこちらを笑顔でじっと見つめる沖田の姿があった。
そして自分の手は沖田が絡め取っていた。
ちなみに息苦しいのは沖田が思い切り永久を抱きしめて寝ていたからである。
そして現在進行形で抱きしめは続く。
う わ ぁ ぁ ぁ ぁ そ う だ っ た !
沖t……おっといけない、名前名前!
総司が来たこと忘れてた!
くっ、朝から萌え死にさせる気か。
「おはよ、永久」
「お……はよ……」
はずかしがっちゃってかわいいなぁ、もう。寝顔もかわいかったけど。
そんな顔されると悪戯したくなっちゃうよ。
至近距離で見ていたらみるみる赤くなる永久。
ぷくくく、昨日から一体何度キミの真っ赤になった頬を見てるだろうね?
片手じゃ数え切れないかも。
ちゅ。
額にオハヨウの口付けを落とすと永久は「ぎゃー!!!」と女の子らしからぬ叫びを上げた。
「かわいくない叫びだね、もっと女の子らしい声出せないの?例えば「きゃっ」とか、くぐもった声で「んっ」とかね!」
心臓にわるっ!!!つか、余計なお世話だし、なんだその声の例え。
額をごしごしとぬぐいながら永久は思った。
落としちゃうなんてひどいなぁ、本当は嬉しいくせに。
そうつぶやく沖田に、確かに嬉しさはあったと永久は考えたがまたからかわれるのも癪なので口にはしなかった。
「そうそう、今日から永久ちゃんじゃなくて永久ってよぶからね。
総司(はぁと)って呼ばれてるのに僕が永久(はぁと)って呼ばないのはおかしいと思ってたんだ」
呼ばせてるの間違いでしょうが!しかもハートマークなんてつけてません!心の中ではつけてるかもしんないけどさ。
「な……なれなれしいにもほどがあるわぃ!!!」
ぐぐぐ、思い切りもがいて彼の拘束から逃れようとするが、なんて強い力だろうか、彼の拘束からは逃れられなかった。
クッなんてパワーだ……放せこのやろう。
萌え死にしちゃうでしょーが!
「僕を好きっていう君の気持ちを汲んでるのに冷たいんだね。夕べはあんなに甘えてくれたのに」
よよよ、と泣いたフリをする沖田に永久は突っ込みを入れたくなった。
うおい、いつあたしが甘えたっっ!!いや、夢の中とか、脳内ではR指定なことがくりひろげられ……いや、みなまで言うまい。
「はぁ……てか、目覚ましは……」
はて、どこへやら。
視界が暗く感じたのは目の前に沖田のたくましい胸筋があったからであり、すでに周囲は明るい。
朝だ。
だが鳴る筈の目覚まし時計がない。
未だ抱きしめられて身動きの取れない中、顔を器用に動かし目当ての物を探す。
「!!!!」
あった。
だが歯車など細かい部品を撒き散らして部屋の隅に転がっていたという悲惨な状態である。
「ああ、五月蝿かったからたたいたら壊れちゃった」
たたいたってレベルじゃねぇ!!!ぶっこわれとるやんけー!!
あああ、あたしの大事な萌え萌え素敵ボイス目覚ましが……
はぁ、こりゃぁ買い物リストに追加だね。
ずむーん……
沈む永久を沖田は?マークを浮べて見つめた。
●あとがき
添い寝ですね!
……死にかけたけど。
沖田さんは夢主をいじり倒すのが大変気にいったようです。
けど、なんだかぽかぽかしてて気持ちいい感じもする。
今日は確か休日だもの。
まだ少しねていたい……でも、なんか忘れてる気がする。
……今何時かな。
いつもの目覚ましボイスを聞いていないからまだ朝じゃないのかも。
「うーん……」
目を閉じたまま頭上にあるはずの目覚まし時計に手を伸ばすが、その手は届くことなく他者の手に絡め取られてしまった。
「はへ!!!??」
ななな、なになに??なにが起こった!!?
目を開け、手に視線を持っていくとそこにはこちらを笑顔でじっと見つめる沖田の姿があった。
そして自分の手は沖田が絡め取っていた。
ちなみに息苦しいのは沖田が思い切り永久を抱きしめて寝ていたからである。
そして現在進行形で抱きしめは続く。
う わ ぁ ぁ ぁ ぁ そ う だ っ た !
沖t……おっといけない、名前名前!
総司が来たこと忘れてた!
くっ、朝から萌え死にさせる気か。
「おはよ、永久」
「お……はよ……」
はずかしがっちゃってかわいいなぁ、もう。寝顔もかわいかったけど。
そんな顔されると悪戯したくなっちゃうよ。
至近距離で見ていたらみるみる赤くなる永久。
ぷくくく、昨日から一体何度キミの真っ赤になった頬を見てるだろうね?
片手じゃ数え切れないかも。
ちゅ。
額にオハヨウの口付けを落とすと永久は「ぎゃー!!!」と女の子らしからぬ叫びを上げた。
「かわいくない叫びだね、もっと女の子らしい声出せないの?例えば「きゃっ」とか、くぐもった声で「んっ」とかね!」
心臓にわるっ!!!つか、余計なお世話だし、なんだその声の例え。
額をごしごしとぬぐいながら永久は思った。
落としちゃうなんてひどいなぁ、本当は嬉しいくせに。
そうつぶやく沖田に、確かに嬉しさはあったと永久は考えたがまたからかわれるのも癪なので口にはしなかった。
「そうそう、今日から永久ちゃんじゃなくて永久ってよぶからね。
総司(はぁと)って呼ばれてるのに僕が永久(はぁと)って呼ばないのはおかしいと思ってたんだ」
呼ばせてるの間違いでしょうが!しかもハートマークなんてつけてません!心の中ではつけてるかもしんないけどさ。
「な……なれなれしいにもほどがあるわぃ!!!」
ぐぐぐ、思い切りもがいて彼の拘束から逃れようとするが、なんて強い力だろうか、彼の拘束からは逃れられなかった。
クッなんてパワーだ……放せこのやろう。
萌え死にしちゃうでしょーが!
「僕を好きっていう君の気持ちを汲んでるのに冷たいんだね。夕べはあんなに甘えてくれたのに」
よよよ、と泣いたフリをする沖田に永久は突っ込みを入れたくなった。
うおい、いつあたしが甘えたっっ!!いや、夢の中とか、脳内ではR指定なことがくりひろげられ……いや、みなまで言うまい。
「はぁ……てか、目覚ましは……」
はて、どこへやら。
視界が暗く感じたのは目の前に沖田のたくましい胸筋があったからであり、すでに周囲は明るい。
朝だ。
だが鳴る筈の目覚まし時計がない。
未だ抱きしめられて身動きの取れない中、顔を器用に動かし目当ての物を探す。
「!!!!」
あった。
だが歯車など細かい部品を撒き散らして部屋の隅に転がっていたという悲惨な状態である。
「ああ、五月蝿かったからたたいたら壊れちゃった」
たたいたってレベルじゃねぇ!!!ぶっこわれとるやんけー!!
あああ、あたしの大事な萌え萌え素敵ボイス目覚ましが……
はぁ、こりゃぁ買い物リストに追加だね。
ずむーん……
沈む永久を沖田は?マークを浮べて見つめた。
●あとがき
添い寝ですね!
……死にかけたけど。
沖田さんは夢主をいじり倒すのが大変気にいったようです。