第三奇談:ベッドインと総司呼び
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沖田はもう1つの気になっていたことを聞くことにした。
「じゃぁ、僕の結末は……?自分がどうなるのか、それだけでも教えてくれないかな」
史実上での沖田総司の結末……それはある意味では他の隊士よりも一番有名だ。
『労咳』…今で言う肺結核で若くして倒れた彼。
それこそ、教えられるものか。
あたしの口からはとてもいえない。
というか、どうしたらこの後にかかる労咳の事実を悟らせ、尚且つかからなく出来るだろうかと、そう考える。
歴史は自ら進んで変えてしまおうと考えるべきものじゃない。
でも、せめて目の前の彼が労咳にかからないように持っていくことくらいは許されないだろうか。
苦しむ彼はみたくないし、それくらいの歴史置換は許され……ないかな?
うーん……かなりの悩みどころ。
ただ単に、彼に死んで欲しくないというあたしのわがままなだけなんだけどね。
そういえばゲームの中の沖田も労咳に苦しんでいた。
ゲームを一緒にやればあたしの口から告げずとも自分で気付くのではないだろうかと永久は思った。
「ゲームやればわかるかもよ?」
「えー自分が出てるのやるの?」
面倒くさいと嫌そうにする沖田に永久はすっぱりきっぱりと答えた。
「じゃぁ、教えない」
むすっ
永久の情報は新選組にとってきっと役だつものがたくさんあると信じて疑わない沖田はふてくされつつもやることにした。
「わかったよ、やる」
よかった。
……でも、ゲームとはいえ本当に大丈夫かなぁ。
まぁゲームの内容から知れることなんて高が知れてるだろうし、知ったところで絶対に歴史が動くわけじゃないしねー、それくらいは許容範囲でしょ?
むしろ、生沖田と薄桜鬼プレイとか、それなんて夢のコラボ!一粒で二度美味しい!
うっひょー!!
ゲームの操作方法を説明しながら永久はまたもや悶えていた。
……きもい。
みんなには死んでほしくない。
もちろん彼にも。
だから、だからこそ、あたしは…あたしの口からは言いたくても言えないんだ、ごめんね。
未来は自分で掴み取る物。
永久ちゃんはそう言った。
自分で知れ、ということなんだろうね。
げぇむでもなんでもかかってきなよ、全部知りつくしてあげる。
永久ちゃんが教える気がないなら、書物でもなんでも漁って自分で調べてしまえ。
…本当ならそういうのは僕の担当じゃないんだけどな。
早速やろうと思っていた二人だが、今夜は遅い(というかすでに夜中の3時半過ぎ。
もう夜明けも近い…)ため、あとで改めてする事にしよう、と笑いあった。
「じゃぁ、僕の結末は……?自分がどうなるのか、それだけでも教えてくれないかな」
史実上での沖田総司の結末……それはある意味では他の隊士よりも一番有名だ。
『労咳』…今で言う肺結核で若くして倒れた彼。
それこそ、教えられるものか。
あたしの口からはとてもいえない。
というか、どうしたらこの後にかかる労咳の事実を悟らせ、尚且つかからなく出来るだろうかと、そう考える。
歴史は自ら進んで変えてしまおうと考えるべきものじゃない。
でも、せめて目の前の彼が労咳にかからないように持っていくことくらいは許されないだろうか。
苦しむ彼はみたくないし、それくらいの歴史置換は許され……ないかな?
うーん……かなりの悩みどころ。
ただ単に、彼に死んで欲しくないというあたしのわがままなだけなんだけどね。
そういえばゲームの中の沖田も労咳に苦しんでいた。
ゲームを一緒にやればあたしの口から告げずとも自分で気付くのではないだろうかと永久は思った。
「ゲームやればわかるかもよ?」
「えー自分が出てるのやるの?」
面倒くさいと嫌そうにする沖田に永久はすっぱりきっぱりと答えた。
「じゃぁ、教えない」
むすっ
永久の情報は新選組にとってきっと役だつものがたくさんあると信じて疑わない沖田はふてくされつつもやることにした。
「わかったよ、やる」
よかった。
……でも、ゲームとはいえ本当に大丈夫かなぁ。
まぁゲームの内容から知れることなんて高が知れてるだろうし、知ったところで絶対に歴史が動くわけじゃないしねー、それくらいは許容範囲でしょ?
むしろ、生沖田と薄桜鬼プレイとか、それなんて夢のコラボ!一粒で二度美味しい!
うっひょー!!
ゲームの操作方法を説明しながら永久はまたもや悶えていた。
……きもい。
みんなには死んでほしくない。
もちろん彼にも。
だから、だからこそ、あたしは…あたしの口からは言いたくても言えないんだ、ごめんね。
未来は自分で掴み取る物。
永久ちゃんはそう言った。
自分で知れ、ということなんだろうね。
げぇむでもなんでもかかってきなよ、全部知りつくしてあげる。
永久ちゃんが教える気がないなら、書物でもなんでも漁って自分で調べてしまえ。
…本当ならそういうのは僕の担当じゃないんだけどな。
早速やろうと思っていた二人だが、今夜は遅い(というかすでに夜中の3時半過ぎ。
もう夜明けも近い…)ため、あとで改めてする事にしよう、と笑いあった。