刀剣乱舞夢女子会と清光
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三日月に付き合って彼にアイスクリームを食べさせたあと、ようやく自分の喉を潤すべく冷凍庫に向かう。
……俺より遠くにいたはずの長谷部が先にアイスクリームが冷えている冷凍庫の前に着いたのは凄かった。
さすが機動おばけ。
人と人との間を縫って、風のように動き、あっという間にこっちに来たし、俺より早くアイスディッシャーを手に取り、器に盛り付けてるよ。
きっとアイスクリームを御所望の審神者に、サッと取りに来たってところだろう。
うーん。長谷部はどこに行っても長谷部なんだなあ。
しゅめいいのちって、顔に書いてあるよ。少なくとも俺にはそう見えた。
とか言いつつ「大事な主に食べさせる前に毒味もしなくては」って、自分でもぐもぐ食べてるあたり、実は長谷部もアイスクリーム食べたかったんでしょ。俺わかる。
「さーて。あるじと食べようかな」
三日月に食べさせてあげたり、他の審神者に食べさせてもらったりもしたけど、やっぱり一番はあるじとがよくて。
「あーるーじー!」
少し大きめの声で呼んであるじの元へ行くと、あるじはちょうど他の審神者とおしゃべりしてたみたい。
どこにいたって、どこから見たってあるじを中心にキラキラ輝いて見えるのはなんでだろう。あるじだいすき。
「どうしたの清光」
「アイスクリームがあったからあるじと食べようと思って」
そう言ってガラスの器を見せる。乗っているのは、三日月も食べてたミックスベリーの味。俺と同じような明るい朱色のアイス。
他の色だと、俺とお揃いにならない。かわいくて、そして味も甘酸っぱくて女の子受けしそうなこれこそ、俺っぽいデショ?
「美味しそうね」
「うん。一緒に食べよう」
「そうね。でも、スプーンが……」
そう、スプーンはひとつ。
ひとつでじゅうぶんなんだな、これが!
だって……。
「あーるじ♡あーん♡♡」
こうできるでしょ?
「じ、自分で食べられるんだけど!?」
「……ダメ?食べてくれないの?」
「う、」
捨てられたこいぬみたいに俺が落ち込むことに、あるじが弱いのは知ってる。
結局、おずおずとあるじは口を開けてスプーンを受け入れてくれた。やったね!
その唇を俺の唇で塞いでしまいたい思いもあるけれど、それもまた我慢。せめて本丸に帰って、あるじと2人っきりになってからがいいもんねー。
「まったくもう。清光もあーんしなさい」
「え」
うわ、ちょ。ちょっと待って。
まさかあるじにあーん♡してもらえるなんて…!
あるじの刀剣男士やっててよかった…っ!!
「清光、おいしい?」
「うんっっっ!!!!!」
勢い余って、あるじに抱きついちゃった。
あるじも驚いてたけど、その抱擁を優しく返してくれた。
それに、食べさせ合いっこなんて、こんな時じゃないとできないもんね。超嬉しい。
めちゃくちゃいい思い出だよ~~あるじほんとすきっ。
「ケーキもあるのよ。はい、清光くん、あーん♡」
「ん?ありがとう!
…おいし。ありがとね、審神者さん!」
そのうち、他の審神者も俺にあーん♡ってしに来てくれた。ハグまでしてくれたよ。
んー、でもこれ、自分のところの加州清光が知ったら、すごく嫉妬するんじゃないかな?
相手はあるじではない他の審神者さんだけど、せっかくなので口をあんぐり開けて雛のようにぱくつく。ケーキも美味しそうだし、そんなことで喜んでもらえるなら俺も嬉しい。
あるじにしてもらったあとだから、俺も慣れたもんね。
そしてもっと増えろ、加州清光くらすた。
「あ、口に生クリームついてるよ!」
「え、ほんとに?」
指で口元をぬぐい、そしてぺろと舐める。
なるべく妖艶に見えるように舌先をチラつかせて。赤い爪を強調するかのように。
ふふふ、この仕草はわざとだよ?
「ねえ取れた?」
「取れました!清光くんごちそうさまです!!!」
この審神者さんも喜んでくれたみたい。よかった!
……俺より遠くにいたはずの長谷部が先にアイスクリームが冷えている冷凍庫の前に着いたのは凄かった。
さすが機動おばけ。
人と人との間を縫って、風のように動き、あっという間にこっちに来たし、俺より早くアイスディッシャーを手に取り、器に盛り付けてるよ。
きっとアイスクリームを御所望の審神者に、サッと取りに来たってところだろう。
うーん。長谷部はどこに行っても長谷部なんだなあ。
しゅめいいのちって、顔に書いてあるよ。少なくとも俺にはそう見えた。
とか言いつつ「大事な主に食べさせる前に毒味もしなくては」って、自分でもぐもぐ食べてるあたり、実は長谷部もアイスクリーム食べたかったんでしょ。俺わかる。
「さーて。あるじと食べようかな」
三日月に食べさせてあげたり、他の審神者に食べさせてもらったりもしたけど、やっぱり一番はあるじとがよくて。
「あーるーじー!」
少し大きめの声で呼んであるじの元へ行くと、あるじはちょうど他の審神者とおしゃべりしてたみたい。
どこにいたって、どこから見たってあるじを中心にキラキラ輝いて見えるのはなんでだろう。あるじだいすき。
「どうしたの清光」
「アイスクリームがあったからあるじと食べようと思って」
そう言ってガラスの器を見せる。乗っているのは、三日月も食べてたミックスベリーの味。俺と同じような明るい朱色のアイス。
他の色だと、俺とお揃いにならない。かわいくて、そして味も甘酸っぱくて女の子受けしそうなこれこそ、俺っぽいデショ?
「美味しそうね」
「うん。一緒に食べよう」
「そうね。でも、スプーンが……」
そう、スプーンはひとつ。
ひとつでじゅうぶんなんだな、これが!
だって……。
「あーるじ♡あーん♡♡」
こうできるでしょ?
「じ、自分で食べられるんだけど!?」
「……ダメ?食べてくれないの?」
「う、」
捨てられたこいぬみたいに俺が落ち込むことに、あるじが弱いのは知ってる。
結局、おずおずとあるじは口を開けてスプーンを受け入れてくれた。やったね!
その唇を俺の唇で塞いでしまいたい思いもあるけれど、それもまた我慢。せめて本丸に帰って、あるじと2人っきりになってからがいいもんねー。
「まったくもう。清光もあーんしなさい」
「え」
うわ、ちょ。ちょっと待って。
まさかあるじにあーん♡してもらえるなんて…!
あるじの刀剣男士やっててよかった…っ!!
「清光、おいしい?」
「うんっっっ!!!!!」
勢い余って、あるじに抱きついちゃった。
あるじも驚いてたけど、その抱擁を優しく返してくれた。
それに、食べさせ合いっこなんて、こんな時じゃないとできないもんね。超嬉しい。
めちゃくちゃいい思い出だよ~~あるじほんとすきっ。
「ケーキもあるのよ。はい、清光くん、あーん♡」
「ん?ありがとう!
…おいし。ありがとね、審神者さん!」
そのうち、他の審神者も俺にあーん♡ってしに来てくれた。ハグまでしてくれたよ。
んー、でもこれ、自分のところの加州清光が知ったら、すごく嫉妬するんじゃないかな?
相手はあるじではない他の審神者さんだけど、せっかくなので口をあんぐり開けて雛のようにぱくつく。ケーキも美味しそうだし、そんなことで喜んでもらえるなら俺も嬉しい。
あるじにしてもらったあとだから、俺も慣れたもんね。
そしてもっと増えろ、加州清光くらすた。
「あ、口に生クリームついてるよ!」
「え、ほんとに?」
指で口元をぬぐい、そしてぺろと舐める。
なるべく妖艶に見えるように舌先をチラつかせて。赤い爪を強調するかのように。
ふふふ、この仕草はわざとだよ?
「ねえ取れた?」
「取れました!清光くんごちそうさまです!!!」
この審神者さんも喜んでくれたみたい。よかった!