12/24・25 クリスマス②
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サンタ代わりとは別に、ダンテは眠るディーヴァの枕元へと、クリスマスプレゼントをそっと置いた。
中身はサンタ仕様のベビードールと、白いポンポンの紐がついた紐パン、それからリンゴの焼き菓子のセットである。
菓子以外は、ダンテからしたらとてつもなく嬉しいものである。
クリスマス当日にこれを着たディーヴァがオレへのプレゼント、とかならばさらに嬉しい。
かわいい天使サンタがプレゼントという、な!
これを着たディーヴァを想像すると男の欲が顔を出す。
あわててその考えを振り払うようにして、ダンテはディーヴァの無垢な寝顔を見た。
「フッ……サンタなんぞいないってのに、信じててかわいいやつ」
眠るディーヴァの頬にかかる髪をどかしてやりながら、見つめる。
「メリークリスマス、ディーヴァ」
ちゅ。
露になった頬に口づけひとつ。
…………ふと耳を澄ますとシャンシャンシャン、どこからともなく鈴の音が聞こえてきた。
「ん……?悪魔か?」
聞こえてくる方角を窓から眺めると、そこには。
「な、サンタの……じいさん?」
夜空に光を散らしながら、トナカイにソリをひかせ、赤い服の男がどこかへと進んでいく。
……明らかに悪魔ではない。
目が合った瞬間、こちらに向かって手をふられたので、ダンテも口をひくつかせ、ぎこちない笑みを浮かべながらではあるが、手をふりかえしてしまった。
そしていつのまにやら、ディーヴァのテーブルの上には、小さなブーケと一言、ありがとうと書かれた手紙が。
そばのミルクはからっぽ、クッキーも減っている。
「い、いつのまに!?」
なんと!サンタクロースは、トリックスターを使えるとでもいうのか!
しかし、気配も何もなかった。
「つーか、ホントにいたんだな……」
世の中不思議なことがあるものだ。
明日はクリスマス当日。
プレゼントを開けた、ディーヴァの笑顔が目に浮かぶ。
しかし、贈られた下着は喜ばなかったディーヴァであった。
ダンテざまぁ!
そして皆様、メリークリスマス!!
●あとがき
メリークリスマスなお話。
夢主はサンタをいつまでも信じているタイプの人間です。
というより、悪魔がいるならサンタだっているはずだ!
中身はサンタ仕様のベビードールと、白いポンポンの紐がついた紐パン、それからリンゴの焼き菓子のセットである。
菓子以外は、ダンテからしたらとてつもなく嬉しいものである。
クリスマス当日にこれを着たディーヴァがオレへのプレゼント、とかならばさらに嬉しい。
かわいい天使サンタがプレゼントという、な!
これを着たディーヴァを想像すると男の欲が顔を出す。
あわててその考えを振り払うようにして、ダンテはディーヴァの無垢な寝顔を見た。
「フッ……サンタなんぞいないってのに、信じててかわいいやつ」
眠るディーヴァの頬にかかる髪をどかしてやりながら、見つめる。
「メリークリスマス、ディーヴァ」
ちゅ。
露になった頬に口づけひとつ。
…………ふと耳を澄ますとシャンシャンシャン、どこからともなく鈴の音が聞こえてきた。
「ん……?悪魔か?」
聞こえてくる方角を窓から眺めると、そこには。
「な、サンタの……じいさん?」
夜空に光を散らしながら、トナカイにソリをひかせ、赤い服の男がどこかへと進んでいく。
……明らかに悪魔ではない。
目が合った瞬間、こちらに向かって手をふられたので、ダンテも口をひくつかせ、ぎこちない笑みを浮かべながらではあるが、手をふりかえしてしまった。
そしていつのまにやら、ディーヴァのテーブルの上には、小さなブーケと一言、ありがとうと書かれた手紙が。
そばのミルクはからっぽ、クッキーも減っている。
「い、いつのまに!?」
なんと!サンタクロースは、トリックスターを使えるとでもいうのか!
しかし、気配も何もなかった。
「つーか、ホントにいたんだな……」
世の中不思議なことがあるものだ。
明日はクリスマス当日。
プレゼントを開けた、ディーヴァの笑顔が目に浮かぶ。
しかし、贈られた下着は喜ばなかったディーヴァであった。
ダンテざまぁ!
そして皆様、メリークリスマス!!
●あとがき
メリークリスマスなお話。
夢主はサンタをいつまでも信じているタイプの人間です。
というより、悪魔がいるならサンタだっているはずだ!