12/24・25 クリスマス②
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「くーりすますが今年もやーってくるぅー♪」
「来るってか、今日がクリスマス・イブなんだけどな」
そう、本日はクリスマス・イブ。
恋人達やら、家族やら、色んな人間が……そして、悪魔と天使もが浮き足立つ日である。
ご馳走を食べたり、プレゼントもらったり、ベッドで愛を囁きあったり……美味しくて楽しくて嬉しくて素敵な日!!
「ダンテ、あたし美味しいものいーっぱい作るね!」
「ああ、ついでにオレはベッドでも甘くて美味いモンが食いたいな」
「ベッドで?お行儀悪~い」
今日もダンテの誘いは届かない……。
今でこそお祭り騒ぎなイベント事として浸透しているが、実際はイエス・キリストの生誕を祝う日である。
キリストと切っても切れなさそうな気がする『天使』たるディーヴァは、信仰心を大事にしていた。
「あ、そだ。昼間はちょっとだけ教会に行くよ。ホントは深夜からやってるけど、あたし眠くなっちゃうし……。ダンテも行く?」
「聖水ぶっかけられないなら行く」
「かけられるわけないでしょ」
「ディーヴァの聖水ならかけられ「……」なんでもない」
願望を口にしたら、無言の圧力が痛かった。
ディーヴァはいつから、重力魔法を使えるようになったんだ。
「行って讃美歌縁歌うんだよ。ダンテも行くなら歌お?」
「悪魔が讃美歌とか皮肉にしか聞こえねえ……」
「じゃあ、やめとく?」
ダンテは返答代わりにと、拗ねたように口を尖らせディーヴァを抱き締めた。
「行くってことね。……そいえば今年はサンタさんからの依頼ないの?」
「は?」
「去年、サンタさんからの依頼あったじゃん」
「ディーヴァ、サンタなんてオッサンが実際にいると?」
「??お兄ちゃんやパパがいるって言ってたよ」
「……」
ダンテ、絶句。
「家族からもクリスマスプレゼント貰ってたけど、それと別にサンタさんに毎年小さなブーケもらってたし、用意しておいたクッキーとミルクも食べてくれてたもの。あ、そういえばお手紙のやりとりしてたんだった!」
「そうか」
ディーヴァはサンタ代わりの仕事は、サンタからの依頼だと思っているようだ。
いまだにサンタが実在すると、そう信じてるらしい。
……その夢はこわさないでおこう。
「家族のことがあってからバタバタして、お手紙書くのもクッキーとか用意するのもしてなかったや。用意したら来てくれるかな?」
「ああ、きっと来る」
やれやれ、これからは自分がサンタ代わりを務めるとしますか……。
「来るってか、今日がクリスマス・イブなんだけどな」
そう、本日はクリスマス・イブ。
恋人達やら、家族やら、色んな人間が……そして、悪魔と天使もが浮き足立つ日である。
ご馳走を食べたり、プレゼントもらったり、ベッドで愛を囁きあったり……美味しくて楽しくて嬉しくて素敵な日!!
「ダンテ、あたし美味しいものいーっぱい作るね!」
「ああ、ついでにオレはベッドでも甘くて美味いモンが食いたいな」
「ベッドで?お行儀悪~い」
今日もダンテの誘いは届かない……。
今でこそお祭り騒ぎなイベント事として浸透しているが、実際はイエス・キリストの生誕を祝う日である。
キリストと切っても切れなさそうな気がする『天使』たるディーヴァは、信仰心を大事にしていた。
「あ、そだ。昼間はちょっとだけ教会に行くよ。ホントは深夜からやってるけど、あたし眠くなっちゃうし……。ダンテも行く?」
「聖水ぶっかけられないなら行く」
「かけられるわけないでしょ」
「ディーヴァの聖水ならかけられ「……」なんでもない」
願望を口にしたら、無言の圧力が痛かった。
ディーヴァはいつから、重力魔法を使えるようになったんだ。
「行って讃美歌縁歌うんだよ。ダンテも行くなら歌お?」
「悪魔が讃美歌とか皮肉にしか聞こえねえ……」
「じゃあ、やめとく?」
ダンテは返答代わりにと、拗ねたように口を尖らせディーヴァを抱き締めた。
「行くってことね。……そいえば今年はサンタさんからの依頼ないの?」
「は?」
「去年、サンタさんからの依頼あったじゃん」
「ディーヴァ、サンタなんてオッサンが実際にいると?」
「??お兄ちゃんやパパがいるって言ってたよ」
「……」
ダンテ、絶句。
「家族からもクリスマスプレゼント貰ってたけど、それと別にサンタさんに毎年小さなブーケもらってたし、用意しておいたクッキーとミルクも食べてくれてたもの。あ、そういえばお手紙のやりとりしてたんだった!」
「そうか」
ディーヴァはサンタ代わりの仕事は、サンタからの依頼だと思っているようだ。
いまだにサンタが実在すると、そう信じてるらしい。
……その夢はこわさないでおこう。
「家族のことがあってからバタバタして、お手紙書くのもクッキーとか用意するのもしてなかったや。用意したら来てくれるかな?」
「ああ、きっと来る」
やれやれ、これからは自分がサンタ代わりを務めるとしますか……。
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