うん。
とてもかっこよくて、スーツが似合いそうだ。

「あ。けっこう黒縁眼鏡似合うね。かっこいい…、よ？」

おや？眼鏡をかけたダンテの様子が……
進化するのか？皆様、進化キャンセルを、Ｂボタンを連打だ！！

って、間に合わなかったのか、ダンテは何かに進化したようだ。

「ダンテ、どうかした？」

ディーヴァにゆっくり近づき、彼女を壁際に追い込ませたダンテ。
ガンッ！！
と壁を殴りつけると、ディーヴァを細長くした目で見下ろした。

「おい、ディーヴァ」
「な、何？ダンテ……なんかこわいよ？変だよ……？」

ディーヴァの声を無視して、その顎に手を添えて上向かせる。

「ここで全部脱げよ」
「はい？」

目が点になった。

「何で脱がなくちゃいけないのよ。意味わかんないんだけど」
「意味？そんなのねぇよ。お前はオレのモンなんだからそれくらい当たり前だろうが」

眼鏡をかけた途端、鬼畜というかＳっ気たっぷりな変なダンテに進化、いや変貌を遂げた。
い、いつものダンテじゃないッ！！

「どどどどうしちゃったのダンテ？？」

この俺様発言……恥ずかしさより、困惑が先行する。

「いいから、お前は黙ってオレの言うこと聞いてりゃいいんだよ」

ダンテは無理やりディーヴァの衣服をはぎ取ろうとした。