●●の秋
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ダンテとバージルの謳う秋がわかったところで。
バ「ネロ、お前はどんな秋なんだ?
ネ「オレはこれだ」
鉄アレイを掲げて見せたネロはコートを脱ぎ捨てるとタンクトップになり、その場で筋トレを始めた。
持ち上げる度に動く二の腕の筋肉に、ディーヴァはときめきを覚えた。
「ほえ~鍛えてるねぇ。う~ん、素敵な二の腕……」
ネ「ああ、つーわけでオレは『スポーツの秋』だ。ディーヴァ、腹筋するから足おさえてくれるか?」
「喜んで!」
足を押さえるとネロが腹筋する度に彼の顔がよく見え、同時に腹チラしているのが目に入った。
しっかり分割された腹筋が体を起こすに合わせ、動いて硬化するのがよくわかる。
「わあ。腹筋もぴくぴく動いて……こんなにカッチカチ。すごい……固くなってるね」
好奇心に負けたディーヴァは、つい手を触れてしまった。
そして、吐き出したセリフも男を煽るには十分すぎるものを持っていた。
ネ「……ッ!?」
「あ、ごめんつい」
ネロが動揺したのがわかる。
が、ダンテがその状態を見て見ぬふりするはずない。
ダ「おいこらディーヴァ、止めろ。つか、オレの腹筋もそんなだぞ、オレの触れ」
「なんかやだ」
すっぱり。
バ「確かにそんなハアハア興奮しながら言われても嫌だろう。だがそろそろ止めろ、ネロに襲われる」
ダ「ディーヴァ、早くネロから離れとけ」
「はーい」
ネ「ちっ、オレは違うスポーツの秋やってもよかったんだけどな」
そのままコトに及びたい、男女間で行われしスポーツを楽しみたいネロ。
その望みはダンテとバージルにより阻止された。
ダ「させるかっての。それでディーヴァはどんな秋なんだ?」
「あたしは『芸術の秋』かな」
バ「ああ、美術展などに行くのだな」
「え?違うよ。自分で絵を描くの。ディーヴァ画伯の絵心をとくとご覧あれ!」
いつの間にやらディーヴァが描き進めていたらしい、一枚の絵画。
絵にかかっていた布を勢いよく取り去る。
「題名『天使と悪魔とその他諸々!』」
そこには天使である自分の絵(やたら上手い)を中心に、なんだかよくわからない虫やら丸に棒が生えただけのような物体(すごく下手)が描かれていた。
ディーヴァと三人、それから魔具を描いたらしいことだけはわかった。
ダ「カオスすぎるだろ……」
バ「ムンクの叫びもビックリだな」
ネ「真ん中の天使だけちゃんとしてるのな。やたらかわいい」
「それはプロに描いてもらったあたしの肖像画だから」
天使はプロの作品、まわりはディーヴァ画伯の作品らしい。
ダンテ「……せっかくの肖像画が台っっっ無しだ」
バ「ああ激しく同意する」
ネ「もったいねぇ」
口々に述べられる残念そうな声に、ディーヴァはジト目を三人へ向けた。
「それどういう意味?」
三人「「「ディーヴァの絵が下手過ぎるって意味だ」」」
「えーっ!ひどっ!!あたしのこの素ン晴らしい芸術が理解できないなんて……!!」
ディーヴァにとってはものすごい芸術作品だったようだ。
ダ「お前は『芸術の秋』じゃなく、『性欲の秋』にでもしとけ」
性欲の秋とは何だそれは。
ワクワクテカテカしちまうではないか!……ダンテ、管理人はそんな素敵ワード初めて聞いたぞ。
しかし、ディーヴァには不評だった。
「はあ?それはダンテだけでしょ!?あたしを巻き込まないでよ!!」
ダ「いや、オレだけじゃない。お前らもだよな、バージル、ネロ」
バ「フッ……血は争えんということか」
ネ「確かにその秋は魅力的……だと思う。うん、オレ達にも言える秋だな」
じりじりとディーヴァに近づく半魔達の魔の手!
「うわぁぁあ、そんな秋は要りませーん!」
体、大事!
と一目散に逃げるディーヴァだった。
そんな秋の始まり。
●あとがき
特にネロの腹筋触ってぴくぴくなシーンが楽しかったです(超いい笑顔)
バ「ネロ、お前はどんな秋なんだ?
ネ「オレはこれだ」
鉄アレイを掲げて見せたネロはコートを脱ぎ捨てるとタンクトップになり、その場で筋トレを始めた。
持ち上げる度に動く二の腕の筋肉に、ディーヴァはときめきを覚えた。
「ほえ~鍛えてるねぇ。う~ん、素敵な二の腕……」
ネ「ああ、つーわけでオレは『スポーツの秋』だ。ディーヴァ、腹筋するから足おさえてくれるか?」
「喜んで!」
足を押さえるとネロが腹筋する度に彼の顔がよく見え、同時に腹チラしているのが目に入った。
しっかり分割された腹筋が体を起こすに合わせ、動いて硬化するのがよくわかる。
「わあ。腹筋もぴくぴく動いて……こんなにカッチカチ。すごい……固くなってるね」
好奇心に負けたディーヴァは、つい手を触れてしまった。
そして、吐き出したセリフも男を煽るには十分すぎるものを持っていた。
ネ「……ッ!?」
「あ、ごめんつい」
ネロが動揺したのがわかる。
が、ダンテがその状態を見て見ぬふりするはずない。
ダ「おいこらディーヴァ、止めろ。つか、オレの腹筋もそんなだぞ、オレの触れ」
「なんかやだ」
すっぱり。
バ「確かにそんなハアハア興奮しながら言われても嫌だろう。だがそろそろ止めろ、ネロに襲われる」
ダ「ディーヴァ、早くネロから離れとけ」
「はーい」
ネ「ちっ、オレは違うスポーツの秋やってもよかったんだけどな」
そのままコトに及びたい、男女間で行われしスポーツを楽しみたいネロ。
その望みはダンテとバージルにより阻止された。
ダ「させるかっての。それでディーヴァはどんな秋なんだ?」
「あたしは『芸術の秋』かな」
バ「ああ、美術展などに行くのだな」
「え?違うよ。自分で絵を描くの。ディーヴァ画伯の絵心をとくとご覧あれ!」
いつの間にやらディーヴァが描き進めていたらしい、一枚の絵画。
絵にかかっていた布を勢いよく取り去る。
「題名『天使と悪魔とその他諸々!』」
そこには天使である自分の絵(やたら上手い)を中心に、なんだかよくわからない虫やら丸に棒が生えただけのような物体(すごく下手)が描かれていた。
ディーヴァと三人、それから魔具を描いたらしいことだけはわかった。
ダ「カオスすぎるだろ……」
バ「ムンクの叫びもビックリだな」
ネ「真ん中の天使だけちゃんとしてるのな。やたらかわいい」
「それはプロに描いてもらったあたしの肖像画だから」
天使はプロの作品、まわりはディーヴァ画伯の作品らしい。
ダンテ「……せっかくの肖像画が台っっっ無しだ」
バ「ああ激しく同意する」
ネ「もったいねぇ」
口々に述べられる残念そうな声に、ディーヴァはジト目を三人へ向けた。
「それどういう意味?」
三人「「「ディーヴァの絵が下手過ぎるって意味だ」」」
「えーっ!ひどっ!!あたしのこの素ン晴らしい芸術が理解できないなんて……!!」
ディーヴァにとってはものすごい芸術作品だったようだ。
ダ「お前は『芸術の秋』じゃなく、『性欲の秋』にでもしとけ」
性欲の秋とは何だそれは。
ワクワクテカテカしちまうではないか!……ダンテ、管理人はそんな素敵ワード初めて聞いたぞ。
しかし、ディーヴァには不評だった。
「はあ?それはダンテだけでしょ!?あたしを巻き込まないでよ!!」
ダ「いや、オレだけじゃない。お前らもだよな、バージル、ネロ」
バ「フッ……血は争えんということか」
ネ「確かにその秋は魅力的……だと思う。うん、オレ達にも言える秋だな」
じりじりとディーヴァに近づく半魔達の魔の手!
「うわぁぁあ、そんな秋は要りませーん!」
体、大事!
と一目散に逃げるディーヴァだった。
そんな秋の始まり。
●あとがき
特にネロの腹筋触ってぴくぴくなシーンが楽しかったです(超いい笑顔)