6/12 恋人の日
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ディーヴァがアルバムをパラパラと見ている。
その脇ではディーヴァの肩を抱いて、ダンテがパラパラめくる手元を覗いていた。
「何でんなもん見てるんだ?」
見るというか、何かを選定しているようにも見える。
じっくり写真を見ては唸っていたのだ。
「あら?ダンテともあろう人が、今日がなんの日だか知らないの?町を歩けば恋人たちが手をつないで幸せそうに歩いてるよ」
恋人に関連する日……ということだろうか。
「えーと、バレンタインは過ぎちまったし、クリスマスはまだまだ先だし……なんだ?」
「カレンダーくらい見てよ。……って、普通のカレンダーには載らないか」
やれやれと肩をすくめると、ダンテに説明するディーヴァ。
「今日は恋人達が自分の写真を入れた写真立てを送りあう日。その名も『恋人の日』!」
「ああ、だから最近写真撮ってるカップルが多いのか。やけに富竹が増えたと思ってびっくりしてたんだぜ」
「富竹って……。うん、まあいいや」
フラッシュがあちらこちらで焚かれているということが言いたいのだろうが、そのネタが知らない者がいたらどうするのだろうか……。
今の若者は知らないネタだろう。
「で、うちのお姫様は今まで一緒に撮ったオレ達の写真を選んでる、と」
「そういうこと」
「じゃあオレも選ぶわ」
「うん」
ディーヴァが家族と撮った写真がほとんどを占めるアルバム。
しかし、負けず劣らずダンテとの写真も増えてきている。
ハロウィンに撮った写真、クリスマスに撮った写真、イベントごとに撮った写真。
それだけでなく、なんでもない時に撮った写真。
過ごした日々の分だけ、想い出の分だけ比例するかのように写真が増えていく。
その写真達を見るだけで、その時の楽しい想い出が脳裏に蘇り、とても幸せな気分だ。
そして、ダンテはすぐにアルバムをディーヴァに返した。
「うし、選び終わったぜ」
「早!ホントに選終わったの?」
「ああ。終わったから、ちょっと出かけるな」
「うん?わかったけどどこ行くの?」
「……秘密さ」
そう言い終えたダンテは風のように素早い動きで走っていってしまった。
「なんでトリックスターまで使うのかしら……」
巻き起こる風にスカートを揺らしながらディーヴァは不思議そうな顔をした。
その脇ではディーヴァの肩を抱いて、ダンテがパラパラめくる手元を覗いていた。
「何でんなもん見てるんだ?」
見るというか、何かを選定しているようにも見える。
じっくり写真を見ては唸っていたのだ。
「あら?ダンテともあろう人が、今日がなんの日だか知らないの?町を歩けば恋人たちが手をつないで幸せそうに歩いてるよ」
恋人に関連する日……ということだろうか。
「えーと、バレンタインは過ぎちまったし、クリスマスはまだまだ先だし……なんだ?」
「カレンダーくらい見てよ。……って、普通のカレンダーには載らないか」
やれやれと肩をすくめると、ダンテに説明するディーヴァ。
「今日は恋人達が自分の写真を入れた写真立てを送りあう日。その名も『恋人の日』!」
「ああ、だから最近写真撮ってるカップルが多いのか。やけに富竹が増えたと思ってびっくりしてたんだぜ」
「富竹って……。うん、まあいいや」
フラッシュがあちらこちらで焚かれているということが言いたいのだろうが、そのネタが知らない者がいたらどうするのだろうか……。
今の若者は知らないネタだろう。
「で、うちのお姫様は今まで一緒に撮ったオレ達の写真を選んでる、と」
「そういうこと」
「じゃあオレも選ぶわ」
「うん」
ディーヴァが家族と撮った写真がほとんどを占めるアルバム。
しかし、負けず劣らずダンテとの写真も増えてきている。
ハロウィンに撮った写真、クリスマスに撮った写真、イベントごとに撮った写真。
それだけでなく、なんでもない時に撮った写真。
過ごした日々の分だけ、想い出の分だけ比例するかのように写真が増えていく。
その写真達を見るだけで、その時の楽しい想い出が脳裏に蘇り、とても幸せな気分だ。
そして、ダンテはすぐにアルバムをディーヴァに返した。
「うし、選び終わったぜ」
「早!ホントに選終わったの?」
「ああ。終わったから、ちょっと出かけるな」
「うん?わかったけどどこ行くの?」
「……秘密さ」
そう言い終えたダンテは風のように素早い動きで走っていってしまった。
「なんでトリックスターまで使うのかしら……」
巻き起こる風にスカートを揺らしながらディーヴァは不思議そうな顔をした。
