2/9 服の日
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本日は休日。
ダンテとディーヴァの二人は、たまの休みのショッピングデートとしゃれこんでいる。
今日のディーヴァの洋服はアイボリーのざっくりニット、ダンテがいつも着ているコートのように赤いスカートである。
先程まではこの上にモカブラウンのショートコートを羽織っていたが、店の中が意外と暖かかったためダンテが持ってくれている。
そのダンテの方はモスグリーンとベージュのボーダーニットに黒のスキニーと、シンプルにまとめていた。
ディーヴァの服だが、皆様はそのほとんどをダンテが選んでいる…というのを知っていただろうか。
実家から持ってきていたワンピースなどを除くと、ほとんどがダンテによるコーディネートだったりするのだ。
ダンテの選んでくれる服は意外とかわいい。
しかし、丈は短め、色は赤系統。おまけに青は絶対選ばない。
という限られた物ばかりである。
今日もまた、ダンテがためらうことなく女性ものの服屋にディーヴァよりも先に入っていった。
「お、このスカートかわいいじゃん」
「え……これ?」
「似合ってるぜ、ディーヴァ」
ダンテがディーヴァに合わせたスカートはダークグレー地に深紅の薔薇のミニスカートだった。
裾には白いレースがチラチラと見えていて確かにかわいい。
かわいいのだが……。
「短っ!!」
これを履いて少しでもしゃがめば、ピンクのお花畑がお目見えするであろう。
本日のディーヴァの下着はピンク地に小花柄だ。
そしてそれを見たダンテの頭の中もお花畑に満たされること間違いなし。
なのに、誰がこんな危ないスカートを履くというのだ。
マネキンが着ているような、レース素材の長いカーディガン等と合わせればいいかもしれない。
おまけにマネキンが着ているコーディネートにはさらにペチパンが合わせてあり、パンツが見えることがないよう工夫されていた。
だが、そこはダンテの考え。
そういったコーディネートを楽しむよりパンチラをとるだろう。
今だってニヤニヤといやらしい笑みを浮かべている。
「えーっと……うん。かわいいね、ありがとう。でもミニスカートはまた今度、ね?」
「次来たときはスカート買いたいって言ってたじゃん」
「……そういう余計なことばっかり覚えてるんだから。短すぎるからダメなの!却下!」
そう言って店を出てモールを早足で歩き出す。
後ろから来たダンテは不服そうな表情で横に並んだ。
「普段はいてるじゃねーか」
普段履いているものでスカートと言えば…。
「もしかして、制服のこと?あれはああいう長さなの!もっと短く折ってる人もいるけど……」
「うっひょう!あれより短くだと!?なんてうらやまけしからん!ディーヴァも短くしようぜ!」
「ばか」
大興奮のダンテにディーヴァは笑った。
「だいたい、お前にコーディネート任せると膝下のモンばっかじゃん。それじゃつまんねーだろ?若いんだからどんどん露出しようぜ!」
足出せ、足!
ダンテが自分の太ももをバシバシ言わせて騒ぎだす。
ディーヴァは頭を抱えてダンテの言う露出とやらを考えた。
「ダンテの素肌にコートはやりすぎだったと思うよ?ていうかさ、いっつも気になってたけど胸のベルトみたいなのってなんだったの?まさか男性用補正下着とかいうやつ?」
「乳バンド言うなし」
「誰も乳バンドとか言ってないんだけど……」
「ありゃガンベルトだ。あれで背中に愛銃背負ってるんだよ」
エボニーとアイボリーを吊り下げるための物だったらしい。
それだったらディーヴァも太ももにくくりつけてある。
「へー。ゴムで出来てるなら引っ張ってぺちん!って、遊べたのにね~」
「……なんつー恐ろしいことを。どう考えてもぺちん!じゃなくてバシィィィン!って感じだろ」
「ダンテは痛みに強いから平気でしょ」
「ひどい……」
めそっと泣くフリをしたダンテ。
その指の隙間から他の店がチラリと見えた。
ダンテはパアっと笑顔になると、嬉々としてその店へ向かおうとする。
「次はこの店見ようぜ」
「ちょっとここ下着屋さんだってば!」
「知ってる」
男なら入り辛い下着屋もダンテにかかれば何のその。
堂々と入ろうとするので、こちらの方が赤くなってしまう。
「ショーウィンドウの赤と黒のやつ、勝負下着にいいと思うぜ」
「絶対嫌だから!余計なお世話!」
ディーヴァの下着すらも選びたいダンテだった。
●あとがき
2/9~2/21までの拍手。
ダンテはどこまで言っても変態だ!のお話。
ダンテとディーヴァの二人は、たまの休みのショッピングデートとしゃれこんでいる。
今日のディーヴァの洋服はアイボリーのざっくりニット、ダンテがいつも着ているコートのように赤いスカートである。
先程まではこの上にモカブラウンのショートコートを羽織っていたが、店の中が意外と暖かかったためダンテが持ってくれている。
そのダンテの方はモスグリーンとベージュのボーダーニットに黒のスキニーと、シンプルにまとめていた。
ディーヴァの服だが、皆様はそのほとんどをダンテが選んでいる…というのを知っていただろうか。
実家から持ってきていたワンピースなどを除くと、ほとんどがダンテによるコーディネートだったりするのだ。
ダンテの選んでくれる服は意外とかわいい。
しかし、丈は短め、色は赤系統。おまけに青は絶対選ばない。
という限られた物ばかりである。
今日もまた、ダンテがためらうことなく女性ものの服屋にディーヴァよりも先に入っていった。
「お、このスカートかわいいじゃん」
「え……これ?」
「似合ってるぜ、ディーヴァ」
ダンテがディーヴァに合わせたスカートはダークグレー地に深紅の薔薇のミニスカートだった。
裾には白いレースがチラチラと見えていて確かにかわいい。
かわいいのだが……。
「短っ!!」
これを履いて少しでもしゃがめば、ピンクのお花畑がお目見えするであろう。
本日のディーヴァの下着はピンク地に小花柄だ。
そしてそれを見たダンテの頭の中もお花畑に満たされること間違いなし。
なのに、誰がこんな危ないスカートを履くというのだ。
マネキンが着ているような、レース素材の長いカーディガン等と合わせればいいかもしれない。
おまけにマネキンが着ているコーディネートにはさらにペチパンが合わせてあり、パンツが見えることがないよう工夫されていた。
だが、そこはダンテの考え。
そういったコーディネートを楽しむよりパンチラをとるだろう。
今だってニヤニヤといやらしい笑みを浮かべている。
「えーっと……うん。かわいいね、ありがとう。でもミニスカートはまた今度、ね?」
「次来たときはスカート買いたいって言ってたじゃん」
「……そういう余計なことばっかり覚えてるんだから。短すぎるからダメなの!却下!」
そう言って店を出てモールを早足で歩き出す。
後ろから来たダンテは不服そうな表情で横に並んだ。
「普段はいてるじゃねーか」
普段履いているものでスカートと言えば…。
「もしかして、制服のこと?あれはああいう長さなの!もっと短く折ってる人もいるけど……」
「うっひょう!あれより短くだと!?なんてうらやまけしからん!ディーヴァも短くしようぜ!」
「ばか」
大興奮のダンテにディーヴァは笑った。
「だいたい、お前にコーディネート任せると膝下のモンばっかじゃん。それじゃつまんねーだろ?若いんだからどんどん露出しようぜ!」
足出せ、足!
ダンテが自分の太ももをバシバシ言わせて騒ぎだす。
ディーヴァは頭を抱えてダンテの言う露出とやらを考えた。
「ダンテの素肌にコートはやりすぎだったと思うよ?ていうかさ、いっつも気になってたけど胸のベルトみたいなのってなんだったの?まさか男性用補正下着とかいうやつ?」
「乳バンド言うなし」
「誰も乳バンドとか言ってないんだけど……」
「ありゃガンベルトだ。あれで背中に愛銃背負ってるんだよ」
エボニーとアイボリーを吊り下げるための物だったらしい。
それだったらディーヴァも太ももにくくりつけてある。
「へー。ゴムで出来てるなら引っ張ってぺちん!って、遊べたのにね~」
「……なんつー恐ろしいことを。どう考えてもぺちん!じゃなくてバシィィィン!って感じだろ」
「ダンテは痛みに強いから平気でしょ」
「ひどい……」
めそっと泣くフリをしたダンテ。
その指の隙間から他の店がチラリと見えた。
ダンテはパアっと笑顔になると、嬉々としてその店へ向かおうとする。
「次はこの店見ようぜ」
「ちょっとここ下着屋さんだってば!」
「知ってる」
男なら入り辛い下着屋もダンテにかかれば何のその。
堂々と入ろうとするので、こちらの方が赤くなってしまう。
「ショーウィンドウの赤と黒のやつ、勝負下着にいいと思うぜ」
「絶対嫌だから!余計なお世話!」
ディーヴァの下着すらも選びたいダンテだった。
●あとがき
2/9~2/21までの拍手。
ダンテはどこまで言っても変態だ!のお話。
