オフ会レポートシリーズ
学バサもどきSS
***
「三成様ーっ!三成様ーっ!みっつっなっりっさまー!」
背後と語尾に大量のハートを乱舞させて、今日も石田三成の元へとやって来ました、島左近!
おお、まるで飼い主に駆け寄るガーディやポチエナ、ヨーテリー(全員こいぬポケモン)のようではないか。
「なんだ騒々しい。聞こえている」
「ジャーン!やったッス!新しいポケモンのソフト手に入れました!!」
目の前に出したるは、ポケモンのオメガルビー・アルファサファイアのふたつ。
そう、……ふたつ。
「……左近、両方買ったのか」
無駄遣いが過ぎる左近を、咎めるような表情で見る三成。
「まぁまぁ。一本は三成様の分なんですって!どっちにしますー?」
「選ぶなら、私はこちらだ」
「お♪アルファサファイアッスね。その心は?」
「赤は青より貴様に……、に、似合っていると思ったからだ」
血色が決していいとは言えない頬を、ほんのり朱に染めて言う。
「み、三成様……ッ!我が人生に悔いなしッ!」
ガバッ!
左近は胸の高鳴りを抑えきれず、三成に勢いよく抱きついた。
その尻にはやはり、千切れんばかりに振られた犬の尻尾が見える気がする。
「やめろ昼間から盛るな!」
「す、すいませんッしたーっ!つい……」
「はあ……そんなに可愛がってほしくば、今夜存分にたっぷり愛してやる。……覚悟しておけ」
唇が耳に触れるか触れないかのギリギリで、吐息混じりに囁かれる三成の低く甘い声…。
「うわあああ、耳元で囁かないでください!アンタの声で俺の心の臓、毎回バックバクッス!」
「なるほど、貴様は私の声も好きなのか。ならじっくりねっとりと声だけでいじめぬいてみるのも一興か」
最強の悪戯心に火がついたようだ。
今の三成の表情は、獲物を目にした猛禽のそれである。
「あわわわわ、そ、それよりせっかくなんスからポケモンやりましょうよ!」
「む、そうだったな」
「俺は最初のポケモンを、このアチャモにします!三成様はどうするんです?」
「秘密だ」
「えー、俺も教えたんですから三成様も教えてくださいよー!」
実は今、かなり迷っている。
最初はかわいい上に左近に確実に勝てるミズゴロウにしようと目論んでいたのだ。
しかし、キモリはこの生意気そうな目がかわいい。
アチャモも左近にそっくりでかわいい。
アチャモの最終進化系、バシャーモなど、よく見てほしい。
左近の隣に並べたら最高に似ているではないか!
バシャーモかっこいい。
その隣に立つ左近かわいい。
……今すぐいじめて啼かせてしまいたい。
そう。
三成はこうみえてかわいいものが大好きである。
「ねーえー、三成様ってばー!聞いてますー?」
いかん、少し違う世界へと飛んでいたらしい。
かわいらしいアチャモ、ミズゴロウ、キモリに囲まれたこれまたかわいい左近の映像が、ユサユサと肩を揺する現実の左近の姿に変わる。
現物はもっとかわいい。
「やはりやめだ」
ゲーム機の本体をその場に置き、三成は自分の肩に置かれていた左近の手を引き寄せる。
「へ?」
「夜からなど遅すぎる。左近、今からたっぶり一晩かけて愛してやる……」
「みっ三成様!?」
「黙れ、……もうしゃべるな」
ちゅ。
それ以上話すことは叶わず、お互いの唇がしっかりと合わさった。
***
学バサの三成様と左近ちゃんの会話文もどきです。
偽物です。
選んだポケモンなどは完全なるイメージです。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!!
***
「三成様ーっ!三成様ーっ!みっつっなっりっさまー!」
背後と語尾に大量のハートを乱舞させて、今日も石田三成の元へとやって来ました、島左近!
おお、まるで飼い主に駆け寄るガーディやポチエナ、ヨーテリー(全員こいぬポケモン)のようではないか。
「なんだ騒々しい。聞こえている」
「ジャーン!やったッス!新しいポケモンのソフト手に入れました!!」
目の前に出したるは、ポケモンのオメガルビー・アルファサファイアのふたつ。
そう、……ふたつ。
「……左近、両方買ったのか」
無駄遣いが過ぎる左近を、咎めるような表情で見る三成。
「まぁまぁ。一本は三成様の分なんですって!どっちにしますー?」
「選ぶなら、私はこちらだ」
「お♪アルファサファイアッスね。その心は?」
「赤は青より貴様に……、に、似合っていると思ったからだ」
血色が決していいとは言えない頬を、ほんのり朱に染めて言う。
「み、三成様……ッ!我が人生に悔いなしッ!」
ガバッ!
左近は胸の高鳴りを抑えきれず、三成に勢いよく抱きついた。
その尻にはやはり、千切れんばかりに振られた犬の尻尾が見える気がする。
「やめろ昼間から盛るな!」
「す、すいませんッしたーっ!つい……」
「はあ……そんなに可愛がってほしくば、今夜存分にたっぷり愛してやる。……覚悟しておけ」
唇が耳に触れるか触れないかのギリギリで、吐息混じりに囁かれる三成の低く甘い声…。
「うわあああ、耳元で囁かないでください!アンタの声で俺の心の臓、毎回バックバクッス!」
「なるほど、貴様は私の声も好きなのか。ならじっくりねっとりと声だけでいじめぬいてみるのも一興か」
最強の悪戯心に火がついたようだ。
今の三成の表情は、獲物を目にした猛禽のそれである。
「あわわわわ、そ、それよりせっかくなんスからポケモンやりましょうよ!」
「む、そうだったな」
「俺は最初のポケモンを、このアチャモにします!三成様はどうするんです?」
「秘密だ」
「えー、俺も教えたんですから三成様も教えてくださいよー!」
実は今、かなり迷っている。
最初はかわいい上に左近に確実に勝てるミズゴロウにしようと目論んでいたのだ。
しかし、キモリはこの生意気そうな目がかわいい。
アチャモも左近にそっくりでかわいい。
アチャモの最終進化系、バシャーモなど、よく見てほしい。
左近の隣に並べたら最高に似ているではないか!
バシャーモかっこいい。
その隣に立つ左近かわいい。
……今すぐいじめて啼かせてしまいたい。
そう。
三成はこうみえてかわいいものが大好きである。
「ねーえー、三成様ってばー!聞いてますー?」
いかん、少し違う世界へと飛んでいたらしい。
かわいらしいアチャモ、ミズゴロウ、キモリに囲まれたこれまたかわいい左近の映像が、ユサユサと肩を揺する現実の左近の姿に変わる。
現物はもっとかわいい。
「やはりやめだ」
ゲーム機の本体をその場に置き、三成は自分の肩に置かれていた左近の手を引き寄せる。
「へ?」
「夜からなど遅すぎる。左近、今からたっぶり一晩かけて愛してやる……」
「みっ三成様!?」
「黙れ、……もうしゃべるな」
ちゅ。
それ以上話すことは叶わず、お互いの唇がしっかりと合わさった。
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学バサの三成様と左近ちゃんの会話文もどきです。
偽物です。
選んだポケモンなどは完全なるイメージです。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!!