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『カルマと輪廻』
※パロですが、悪魔の腕は健在。
その時代、人は王族、富裕層、貧困層、その他の住民と大きく別れ、その厳しい王政により、激しく乱れていた。
とある街の片隅……ネロという青年は、その出自と見た目のため、人から疎まれ、親にも捨てられ、生きるために食物を盗んで生活をしていた。
「お前らみてぇな肥えた奴らには、俺を捕まえることはおろか、追い付くことさえできねぇよ」
風のように走り、パンをかかえる両の手。
その右腕は人の物ではなく、悪魔の腕のように鋭い爪と赤と青の装甲で覆われている。
鱗のようにひび割れた皮膚からは、青白い光が絶えず吐き出されていた。
この手のせいで親に捨てられた。
この手のせいで人から疎まれた。
だが、この手のおかげで今が生きられるのも事実。
この手はものを盗むにはもってこいの力を持っていた。
今、空腹を満たすのがすべての俺にとっては何にも替えがたい宝だ。
ただひたすらにねぐらへと走った。
日々をなんとかして生きるために必死のネロには、盗みにたいしての罪悪感は全くと言っていいほどない。
ネロだけではなく、貧困層のほとんどがそう思っているはずだ。
天国も地獄さえも……ここよりマシなら喜んで行こう。
この国をまとめる王様達は高らかにこう言う。
『人は皆平等だ』と。
だが、そんなものは嘘だ、ペテンだ、ペテン師の言葉だ。
もしも、本当に平等ならば、こんなことをしなくても物が買える、物が食べられる世界になっていただろう。
ネロは皮肉まじりにそう思い、笑った。
※パロですが、悪魔の腕は健在。
その時代、人は王族、富裕層、貧困層、その他の住民と大きく別れ、その厳しい王政により、激しく乱れていた。
とある街の片隅……ネロという青年は、その出自と見た目のため、人から疎まれ、親にも捨てられ、生きるために食物を盗んで生活をしていた。
「お前らみてぇな肥えた奴らには、俺を捕まえることはおろか、追い付くことさえできねぇよ」
風のように走り、パンをかかえる両の手。
その右腕は人の物ではなく、悪魔の腕のように鋭い爪と赤と青の装甲で覆われている。
鱗のようにひび割れた皮膚からは、青白い光が絶えず吐き出されていた。
この手のせいで親に捨てられた。
この手のせいで人から疎まれた。
だが、この手のおかげで今が生きられるのも事実。
この手はものを盗むにはもってこいの力を持っていた。
今、空腹を満たすのがすべての俺にとっては何にも替えがたい宝だ。
ただひたすらにねぐらへと走った。
日々をなんとかして生きるために必死のネロには、盗みにたいしての罪悪感は全くと言っていいほどない。
ネロだけではなく、貧困層のほとんどがそう思っているはずだ。
天国も地獄さえも……ここよりマシなら喜んで行こう。
この国をまとめる王様達は高らかにこう言う。
『人は皆平等だ』と。
だが、そんなものは嘘だ、ペテンだ、ペテン師の言葉だ。
もしも、本当に平等ならば、こんなことをしなくても物が買える、物が食べられる世界になっていただろう。
ネロは皮肉まじりにそう思い、笑った。
