曲イメージリクエスト小説
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先ほど昼食を摂ったばかりだというのに、ディーヴァの目がチラチラと冷蔵庫を見ている。
「ねぇ、ダンテ。ダンテが買ってきたのって、リンゴの乗ったチーズケーキなんだよね?」
「そうだが?」
キラーンと輝くディーヴァの瞳。
「…………少しは我慢しろよ」
食べたいと訴えるその目に言えば、頭の上に見えていた幻の獣耳がくたりと垂れ下がって見えた。
冷蔵庫に眠る、リンゴの乗ったチーズケーキ、こだわりたまごのとろけるプリン。
そして、ディーヴァの好物はリンゴに、チーズに、プリンだ。
普段甘やかしてくれるダンテが珍しく言い渡したお預けに、この時ばかりはため息が出る。
「はあ……。う~……もうちょい我慢する。ダンテとあとで食べる……」
「よくできました」
そうだ、お前はやれば出来る子。
我慢強いお前だから、オレも覚悟して色々我慢しておくよ。
「さてと、ちょっと出掛けてくるかな~」
「え、また出掛けるの!?」
「帰ったら一緒に食べような」
「え~それまで我慢するの~……?」
「それくらい我慢できて当然だろう?」
……だってお前は……、世界で俺だけの愛しの天使様。
「ふっ……嘘だよ、どこにも行かないって。本日の営業は終了しました、ディーヴァとのティータイムのために、な」
「ホント?どこも行かない?」
ちゃんとディーヴァのことを見てるよ、ディーヴァのそばにいるよ。
ディーヴァを置いてどこかに行くことなんてないさ。
「あんまり我慢させるのもディーヴァがかわいそうだし、ケーキ食うか」
「やったぁ……!」
そしてほら、こうやってギュッと、強く抱きしめる。
「食べる前に……いますぐキスさせろ」
ずっとお前だけを見つめてるよ。ディーヴァ、愛してるよ。
だから、お前も俺のこと愛してるだろ?
(ドゥーユーラブミー?)
そんな意味をこめて唇にキスを落とせば、真っ赤になったディーヴァはぷいとそっぽを向いてから、ダンテの頬へ小さくキスを返してきた。
そんな、ちょっぴり素直じゃない世界で一番愛しいオレだけの天使様。
~ついでに替え歌の歌詞がわからない方へ、歌詞を載せておきます~
世界で一番天使様 分かってるから お前は俺のもの
その一 そういえばノーブラか?おもいっきり揉んでやる
その二 新しいパンツそれ結構 いいね
その三 お前の一言には余計な言葉なんていらないだろ
それじゃあほら 全身空いてんだからここまでこいよ
そんな強がってることも分かってるさ
だから心配すんな 今日も今日とて かわいいぜ
世界で一番天使様 要望は? はいはい
今行くから淋しがるなよ
俺を一体誰だと思ってんだ お前のダンテだぞ
みなまで言うな プリンなら 冷蔵庫だ
(アイラブユー)
不満も文句言うだけ無駄だ それがディーヴァの全て
そうだ、ディーヴァが食べたがってたケーキ なんだったっけ……
ん、なんだよ? 青いおうまさん? 仕方ないな
お手を取って デビルゴーランド 今だけはこれで我慢してよ エンジェル
そんな強がってることも分かってるさ
そうか そこまで言うなら二、三回キスしてやりますよ
世界でお前だけの悪魔様
お前も『オレのもの?』なんて当たり前言うなよ
これだけ愛されてるお前とは いつかはほら 繋がれると信じてる
「キミ」のこと全て 分かってたい 感じてたい
リンゴの乗ったチーズケーキ こだわりたまごのとろけるプリン
冷蔵庫の中眠ったまま こればっかりはため息だ
そうだお前はやれば出来る だから覚悟しておくよ
当然だろ だってお前は
世界で俺だけの天使様 ちゃんと見てるから
どこかに行くなんてないさ
いつだってほらギュッと強く抱きしめる
「いますぐキスさせろ」
ずっとお前を見つめてる
……俺のこと愛してるだろ?
(ユーラブミー?)
●あとがき
えるる様リクエストの初音ミク曲、『アナザー・ワールドイズマイン』……の、さらに替え歌で、管理人がカラオケでよく歌ったりしている『ディーヴァイズマイン』をイメージした小説です(笑)
書いてて楽しかった。
「ねぇ、ダンテ。ダンテが買ってきたのって、リンゴの乗ったチーズケーキなんだよね?」
「そうだが?」
キラーンと輝くディーヴァの瞳。
「…………少しは我慢しろよ」
食べたいと訴えるその目に言えば、頭の上に見えていた幻の獣耳がくたりと垂れ下がって見えた。
冷蔵庫に眠る、リンゴの乗ったチーズケーキ、こだわりたまごのとろけるプリン。
そして、ディーヴァの好物はリンゴに、チーズに、プリンだ。
普段甘やかしてくれるダンテが珍しく言い渡したお預けに、この時ばかりはため息が出る。
「はあ……。う~……もうちょい我慢する。ダンテとあとで食べる……」
「よくできました」
そうだ、お前はやれば出来る子。
我慢強いお前だから、オレも覚悟して色々我慢しておくよ。
「さてと、ちょっと出掛けてくるかな~」
「え、また出掛けるの!?」
「帰ったら一緒に食べような」
「え~それまで我慢するの~……?」
「それくらい我慢できて当然だろう?」
……だってお前は……、世界で俺だけの愛しの天使様。
「ふっ……嘘だよ、どこにも行かないって。本日の営業は終了しました、ディーヴァとのティータイムのために、な」
「ホント?どこも行かない?」
ちゃんとディーヴァのことを見てるよ、ディーヴァのそばにいるよ。
ディーヴァを置いてどこかに行くことなんてないさ。
「あんまり我慢させるのもディーヴァがかわいそうだし、ケーキ食うか」
「やったぁ……!」
そしてほら、こうやってギュッと、強く抱きしめる。
「食べる前に……いますぐキスさせろ」
ずっとお前だけを見つめてるよ。ディーヴァ、愛してるよ。
だから、お前も俺のこと愛してるだろ?
(ドゥーユーラブミー?)
そんな意味をこめて唇にキスを落とせば、真っ赤になったディーヴァはぷいとそっぽを向いてから、ダンテの頬へ小さくキスを返してきた。
そんな、ちょっぴり素直じゃない世界で一番愛しいオレだけの天使様。
~ついでに替え歌の歌詞がわからない方へ、歌詞を載せておきます~
世界で一番天使様 分かってるから お前は俺のもの
その一 そういえばノーブラか?おもいっきり揉んでやる
その二 新しいパンツそれ結構 いいね
その三 お前の一言には余計な言葉なんていらないだろ
それじゃあほら 全身空いてんだからここまでこいよ
そんな強がってることも分かってるさ
だから心配すんな 今日も今日とて かわいいぜ
世界で一番天使様 要望は? はいはい
今行くから淋しがるなよ
俺を一体誰だと思ってんだ お前のダンテだぞ
みなまで言うな プリンなら 冷蔵庫だ
(アイラブユー)
不満も文句言うだけ無駄だ それがディーヴァの全て
そうだ、ディーヴァが食べたがってたケーキ なんだったっけ……
ん、なんだよ? 青いおうまさん? 仕方ないな
お手を取って デビルゴーランド 今だけはこれで我慢してよ エンジェル
そんな強がってることも分かってるさ
そうか そこまで言うなら二、三回キスしてやりますよ
世界でお前だけの悪魔様
お前も『オレのもの?』なんて当たり前言うなよ
これだけ愛されてるお前とは いつかはほら 繋がれると信じてる
「キミ」のこと全て 分かってたい 感じてたい
リンゴの乗ったチーズケーキ こだわりたまごのとろけるプリン
冷蔵庫の中眠ったまま こればっかりはため息だ
そうだお前はやれば出来る だから覚悟しておくよ
当然だろ だってお前は
世界で俺だけの天使様 ちゃんと見てるから
どこかに行くなんてないさ
いつだってほらギュッと強く抱きしめる
「いますぐキスさせろ」
ずっとお前を見つめてる
……俺のこと愛してるだろ?
(ユーラブミー?)
●あとがき
えるる様リクエストの初音ミク曲、『アナザー・ワールドイズマイン』……の、さらに替え歌で、管理人がカラオケでよく歌ったりしている『ディーヴァイズマイン』をイメージした小説です(笑)
書いてて楽しかった。