曲イメージリクエスト小説
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「今夜はどんな世界に連れていってくれるの?」
伸ばされたダンテの手を握れば、あとは流れ込む悪魔の力で眠りに落ちるのを待つだけ。
眠りにつくその瞬間まで青い瞳を見つめるディーヴァ。
ほんのりと芽生えた恋心を、自らの瞳でじっと見て伝えるようとしてみる。
嗚呼、ダンテ。
どうかあたしのこの恋を悲劇のジュリエットにだけはしないで……。
「ね、ダンテ。あたしをはやくここから連れ出してほしいな」
「はいはい、パパとママにはちゃんとおやすみ言ってあるのかよ?」
「ん、もちろん」
ゆるゆると瞼が閉じていく。
眠りに落ちるその瞬間、ダンテは口許に笑みを浮かべ、囁いた。
「それじゃ行こう(イこう/逝こう)か」
大丈夫、ディーヴァの気持ちには、恋心には気がついてるよ。
今夜はもう帰さない。
ここに、現実には戻してなんかやらない。
これから、オレとお前とで永遠の旅に出る予定だ。
ディーヴァの父親も母親も……これからの時間は大人さえ夢見る時間。
今夜の『おやすみ』が、今生の別れ。
……誰にも邪魔はさせない。
今夜、美しいディーヴァと旅する場所はどんなだろう。
ふかく、深く、底に潜って、また誰かが夢見ているだろう、其処に送って、今夜はどこまで行く(イク/逝く)んだろうな?
ダンテはディーヴァの意識ごと、そのスベテを連れ出した。
***
「今夜は童話の世界なのかな。とてもかわいくて素敵な場所!」
「よかったな」
目覚めた今夜の夢の場所は、童話の世界。
白雪姫に、シンデレラ、眠りの森の美女に、ラプンツェルに、赤ずきん……。
その中であまり浮くことなく草原をかけていくディーヴァは、着ている水色のエプロンドレスといい、ふわふわしたのどかな世界観といい、まるで不思議の国のアリスだ。
小動物達を撫でたり、花の香りを嗅いだりして笑うディーヴァが愛しい。
彼女には『朝』の到来を伝えることはもう二度とない。
「あ、美味しそうなリンゴ!」
手の届く場所になっていた果実を取ると、そのエプロンドレスの端で拭い口にする。
口の端からこぼれた果実の雫が、垂れて下に落ちた。
「なぁに、ダンテも食べたいの?」
「オレはいい」
ディーヴァが美味しそうにソレをかじる姿を見るだけでいい。
果実をかじるその表情。
それと同じようにいつか、オトナの夢の世界でも、禁断の果実をかじらせたい。
こんな生温く子供の夢(物語)にはさよならを告げて、な。
ディーヴァは無邪気に笑う。
何も知らずに、好奇心のむくまま、気のむくまま知らないことを知ろうとする。
さぁ、知りたいだけ知ればいいよ。
全部教えてやる。
そして曝け出せ、お前のスベテを、そのユメの先までを……知ってそのあと。
「オレに、スベテを見せろ」
伸ばされたダンテの手を握れば、あとは流れ込む悪魔の力で眠りに落ちるのを待つだけ。
眠りにつくその瞬間まで青い瞳を見つめるディーヴァ。
ほんのりと芽生えた恋心を、自らの瞳でじっと見て伝えるようとしてみる。
嗚呼、ダンテ。
どうかあたしのこの恋を悲劇のジュリエットにだけはしないで……。
「ね、ダンテ。あたしをはやくここから連れ出してほしいな」
「はいはい、パパとママにはちゃんとおやすみ言ってあるのかよ?」
「ん、もちろん」
ゆるゆると瞼が閉じていく。
眠りに落ちるその瞬間、ダンテは口許に笑みを浮かべ、囁いた。
「それじゃ行こう(イこう/逝こう)か」
大丈夫、ディーヴァの気持ちには、恋心には気がついてるよ。
今夜はもう帰さない。
ここに、現実には戻してなんかやらない。
これから、オレとお前とで永遠の旅に出る予定だ。
ディーヴァの父親も母親も……これからの時間は大人さえ夢見る時間。
今夜の『おやすみ』が、今生の別れ。
……誰にも邪魔はさせない。
今夜、美しいディーヴァと旅する場所はどんなだろう。
ふかく、深く、底に潜って、また誰かが夢見ているだろう、其処に送って、今夜はどこまで行く(イク/逝く)んだろうな?
ダンテはディーヴァの意識ごと、そのスベテを連れ出した。
***
「今夜は童話の世界なのかな。とてもかわいくて素敵な場所!」
「よかったな」
目覚めた今夜の夢の場所は、童話の世界。
白雪姫に、シンデレラ、眠りの森の美女に、ラプンツェルに、赤ずきん……。
その中であまり浮くことなく草原をかけていくディーヴァは、着ている水色のエプロンドレスといい、ふわふわしたのどかな世界観といい、まるで不思議の国のアリスだ。
小動物達を撫でたり、花の香りを嗅いだりして笑うディーヴァが愛しい。
彼女には『朝』の到来を伝えることはもう二度とない。
「あ、美味しそうなリンゴ!」
手の届く場所になっていた果実を取ると、そのエプロンドレスの端で拭い口にする。
口の端からこぼれた果実の雫が、垂れて下に落ちた。
「なぁに、ダンテも食べたいの?」
「オレはいい」
ディーヴァが美味しそうにソレをかじる姿を見るだけでいい。
果実をかじるその表情。
それと同じようにいつか、オトナの夢の世界でも、禁断の果実をかじらせたい。
こんな生温く子供の夢(物語)にはさよならを告げて、な。
ディーヴァは無邪気に笑う。
何も知らずに、好奇心のむくまま、気のむくまま知らないことを知ろうとする。
さぁ、知りたいだけ知ればいいよ。
全部教えてやる。
そして曝け出せ、お前のスベテを、そのユメの先までを……知ってそのあと。
「オレに、スベテを見せろ」
