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投げた中にあった、フルーツナイフが傍に落ちている。
ディーヴァはそれを手繰り寄せると、握りしめダンテに突きつけた。
刃が鈍くきらめき、光ない瞳を照らす。
ダンテは冷や汗をかいてディーヴァを見た。
「あのー……ディーヴァ、サン?超怖いっす」
「うふふ。例えばさあ、ダンテの喉を切り裂いたらどうなる?半魔だから中途半端な傷は治っちゃうよね……。でも、切り放したりしたらさすがに復活しないんじゃないかなぁ」
涙は流したまま、ニコと笑ってナイフをダンテの首にあてる。
「そしたらあたしだけのダンテになるよね?」
ゾッ……。
言い様のない恐怖が背中を駆ける。
「も、元からオレはディーヴァの物だぞ。それにフルーツナイフじゃ、オレの首は切り離せないと……思うぜ?」
「確かにそうかも」
ディーヴァはコロッと態度を変えるように、ダンテの上からどいた。
「ダンテ、ごめんね?」
そして一言、そう謝罪をすると、去っていった。
キッチンではなく、反対方向へと……。
ディーヴァが向けてきた嫉妬による思いは、嬉しいが怖い。
とても……怖い。
嫉妬の気持ちって臨界点突破すると恐ろしいんだなあとダンテは思った。
一方、リビングを去ったディーヴァ。
「ダンテはああ言ってたけど、絶対生理現象じゃなくて楽しんでた。あたしというものがありながら信じられない。……許せないっ」
ギリギリと歯を噛み締め嫉妬の炎を瞳に揺らすと、自然と歩みも早くなる。
それと呼応するかのごとく、鼓動も早鐘のように駆け上がっていく。
もうこの思いを抑えることは出来ない。
キッチンではなく事務所に辿り着いたディーヴァは、壁にかけられたフォースエッジに手をかけた。
ディーヴァはそれを手繰り寄せると、握りしめダンテに突きつけた。
刃が鈍くきらめき、光ない瞳を照らす。
ダンテは冷や汗をかいてディーヴァを見た。
「あのー……ディーヴァ、サン?超怖いっす」
「うふふ。例えばさあ、ダンテの喉を切り裂いたらどうなる?半魔だから中途半端な傷は治っちゃうよね……。でも、切り放したりしたらさすがに復活しないんじゃないかなぁ」
涙は流したまま、ニコと笑ってナイフをダンテの首にあてる。
「そしたらあたしだけのダンテになるよね?」
ゾッ……。
言い様のない恐怖が背中を駆ける。
「も、元からオレはディーヴァの物だぞ。それにフルーツナイフじゃ、オレの首は切り離せないと……思うぜ?」
「確かにそうかも」
ディーヴァはコロッと態度を変えるように、ダンテの上からどいた。
「ダンテ、ごめんね?」
そして一言、そう謝罪をすると、去っていった。
キッチンではなく、反対方向へと……。
ディーヴァが向けてきた嫉妬による思いは、嬉しいが怖い。
とても……怖い。
嫉妬の気持ちって臨界点突破すると恐ろしいんだなあとダンテは思った。
一方、リビングを去ったディーヴァ。
「ダンテはああ言ってたけど、絶対生理現象じゃなくて楽しんでた。あたしというものがありながら信じられない。……許せないっ」
ギリギリと歯を噛み締め嫉妬の炎を瞳に揺らすと、自然と歩みも早くなる。
それと呼応するかのごとく、鼓動も早鐘のように駆け上がっていく。
もうこの思いを抑えることは出来ない。
キッチンではなく事務所に辿り着いたディーヴァは、壁にかけられたフォースエッジに手をかけた。