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リアラが若をフォローする。
「か、かわいいって言ってくれると思うよ?」
「うん、それはわかってるけどどれだけ気の利いたセリフが言えるか試してあげるんだから……」
「うわぁ……」
ふふふ……と黒い笑みを浮かべるディーヴァに、怖くなったリアラは少しひいた。
「あとは髪ね。ゲームセンターに行くんでしょう。だったら髪は動くゲームをした時用に、邪魔にならないようアップにしたほうがいい?」
「それがいいかも。ダンテは体感型ゲームをよくやるから。ダンテ、一度ゲームやりだすと人の話聞かないんだよね……今回はぬいぐるみ取ってほしいのあるんだけどなぁ」
「取ってっておねだりすればいいんじゃない?きっと取ってくれるよ」
「うん、そうだね。取れ!っておねだりしよっと」
「取れ!はないんじゃないかな……」
「しかたないよ、ダンテだもん」
「そ、そう……」
この通り、時には若に辛辣であり毒舌なディーヴァ。
そんなディーヴァに、リアラは何も言えず苦笑した。
「とりあえず選ぶよ?ビジューがついたキャミソールに合わせて、同じ色のビジューがついたこのシュシュでポニーテールにしてみたらどうかな」
「いつもと違くするなら、髪を軽く巻いたりして?」
「そうそう。そんな感じ」
髪束を上に持ち上げ、渡されたシュシュを合わせてみる。
鏡の中で、シュシュは胸元のキャミソール共々キラリと光っていた。
「どうかな、かわいいかな?」
「うんうん、かわいい!これできっと、若の気持ちはずーっと、ディーヴァちゃんに向けられるはずよ」
「そうだといいな。ありがとうリアラお姉ちゃん」
「どういたしまして!」
ディーヴァ側のコーディネートも無事に終わった。
お互いホクホク顔で会計を済ませる。
こうして、しっかり買い物という名の女子デートを楽しんだ二人は、レストラン街に隣接されていたデザートショップの食べ歩きをしながら帰路につくのだった。
「明日、きちんと着たところを見るのが楽しみだよね」
「うん、楽しみー!」
そんな明日の天気予報は晴れ。
いつだって折り畳み傘は持っているから気にしないでもいいが、やはり晴れの方が嬉しいもの。
リアラもディーヴァも明日を楽しみに思いながら就寝したのである。
「か、かわいいって言ってくれると思うよ?」
「うん、それはわかってるけどどれだけ気の利いたセリフが言えるか試してあげるんだから……」
「うわぁ……」
ふふふ……と黒い笑みを浮かべるディーヴァに、怖くなったリアラは少しひいた。
「あとは髪ね。ゲームセンターに行くんでしょう。だったら髪は動くゲームをした時用に、邪魔にならないようアップにしたほうがいい?」
「それがいいかも。ダンテは体感型ゲームをよくやるから。ダンテ、一度ゲームやりだすと人の話聞かないんだよね……今回はぬいぐるみ取ってほしいのあるんだけどなぁ」
「取ってっておねだりすればいいんじゃない?きっと取ってくれるよ」
「うん、そうだね。取れ!っておねだりしよっと」
「取れ!はないんじゃないかな……」
「しかたないよ、ダンテだもん」
「そ、そう……」
この通り、時には若に辛辣であり毒舌なディーヴァ。
そんなディーヴァに、リアラは何も言えず苦笑した。
「とりあえず選ぶよ?ビジューがついたキャミソールに合わせて、同じ色のビジューがついたこのシュシュでポニーテールにしてみたらどうかな」
「いつもと違くするなら、髪を軽く巻いたりして?」
「そうそう。そんな感じ」
髪束を上に持ち上げ、渡されたシュシュを合わせてみる。
鏡の中で、シュシュは胸元のキャミソール共々キラリと光っていた。
「どうかな、かわいいかな?」
「うんうん、かわいい!これできっと、若の気持ちはずーっと、ディーヴァちゃんに向けられるはずよ」
「そうだといいな。ありがとうリアラお姉ちゃん」
「どういたしまして!」
ディーヴァ側のコーディネートも無事に終わった。
お互いホクホク顔で会計を済ませる。
こうして、しっかり買い物という名の女子デートを楽しんだ二人は、レストラン街に隣接されていたデザートショップの食べ歩きをしながら帰路につくのだった。
「明日、きちんと着たところを見るのが楽しみだよね」
「うん、楽しみー!」
そんな明日の天気予報は晴れ。
いつだって折り畳み傘は持っているから気にしないでもいいが、やはり晴れの方が嬉しいもの。
リアラもディーヴァも明日を楽しみに思いながら就寝したのである。