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リアラの服が選び終わった、ということは次はもう1人の服に取りかかる。
ディーヴァの服だ。
「じゃあ次はディーヴァちゃんの分を選ばないとね。うーん、悩むなぁ……」
「大変なら無理しなくてもいいよ?仕返しでかわいい連呼されたら困っちゃうもん」
「しないよ、多分、ね……?」
「今ちっちゃく多分って言った!」
「まあまあ、大丈夫。お姉さんに任せて!ディーヴァちゃんに似合って、なおかつ、いつもは着ないような素敵なコーディネートを選ぶから!!」
どん、と胸を叩いて豪語する普段と違うリアラに拍手を贈る。
「おー、頼もしい!どきどきわくわくするね!ダンテと明日会うより楽しみ!」
「え、そこは若とのデートを楽しみにしてあげようよ……」
「はぁーい」
***
リアラは少々控えめな気持ちで選んでくれたようだ。
「ど、どうかな……?」
おっかなびっくりといった様子で洋服一式を試着室で待っていたディーヴァに渡し、袖を通して出てきたその時まで不安そうだった。
「すっごくかわいい服だよ!あたしこういう格好するのは初めてだよー」
ディーヴァが上に着ているのはリアラの髪色にも近い、綺麗な水色のドルマンスリーブ。
肩部分が丸く開いている物であり、後ろから見ればそこには切り込みが入り、飾りボタンとしての黒い小さなリボンが三つほど並んでいた。
中からチラと見えているキャミソールは黒や灰色のレースでグラデーションになり、キラキラと小さく付いたビジューがまるでネックレスのように輝く。
そして下。
ディーヴァがめったに履かないといわれるショートパンツであり、色は濃い目の灰色である。
そこから伸びる足は今はニーソックス。
絶対領域を惜しげもなくさらしているが、明日の本番では違う。
別で買う予定の黒のタイツに覆われ、聖域たる生足を冒すのを阻むことになるのだ。
しかし、薄手のショートパンツゆえの、むちむちしたヒップラインと足のラインがまぶしい。
これならスカート好きな若も、むちむちヒップに惹かれて「ショートパンツもOKだ!」サインを出すだろうと思う。
ディーヴァが自分に選んでくれた時と同様、上着を選ぼうと店内を物色するリアラだが、ディーヴァの言葉の前に手を止める。
「上着はいつも学校に着てってるピーコートでいいかもね」
「あら?どうして?」
「上着を脱いだ瞬間のダンテの目を独占したいから。いつもと違う服を着たあたしを見て、なんて言うかなぁって。もしも、変なこと言おうものなら目つぶし攻撃しちゃる……」
最後のセリフはドスの利いた声音で言い放つ。
変なこと……すこしばかり頭の足りない若のことだ。
変なことかどうかはわからないがいらぬ言葉を発しそうである。
若逃げて超逃げて!
ディーヴァの服だ。
「じゃあ次はディーヴァちゃんの分を選ばないとね。うーん、悩むなぁ……」
「大変なら無理しなくてもいいよ?仕返しでかわいい連呼されたら困っちゃうもん」
「しないよ、多分、ね……?」
「今ちっちゃく多分って言った!」
「まあまあ、大丈夫。お姉さんに任せて!ディーヴァちゃんに似合って、なおかつ、いつもは着ないような素敵なコーディネートを選ぶから!!」
どん、と胸を叩いて豪語する普段と違うリアラに拍手を贈る。
「おー、頼もしい!どきどきわくわくするね!ダンテと明日会うより楽しみ!」
「え、そこは若とのデートを楽しみにしてあげようよ……」
「はぁーい」
***
リアラは少々控えめな気持ちで選んでくれたようだ。
「ど、どうかな……?」
おっかなびっくりといった様子で洋服一式を試着室で待っていたディーヴァに渡し、袖を通して出てきたその時まで不安そうだった。
「すっごくかわいい服だよ!あたしこういう格好するのは初めてだよー」
ディーヴァが上に着ているのはリアラの髪色にも近い、綺麗な水色のドルマンスリーブ。
肩部分が丸く開いている物であり、後ろから見ればそこには切り込みが入り、飾りボタンとしての黒い小さなリボンが三つほど並んでいた。
中からチラと見えているキャミソールは黒や灰色のレースでグラデーションになり、キラキラと小さく付いたビジューがまるでネックレスのように輝く。
そして下。
ディーヴァがめったに履かないといわれるショートパンツであり、色は濃い目の灰色である。
そこから伸びる足は今はニーソックス。
絶対領域を惜しげもなくさらしているが、明日の本番では違う。
別で買う予定の黒のタイツに覆われ、聖域たる生足を冒すのを阻むことになるのだ。
しかし、薄手のショートパンツゆえの、むちむちしたヒップラインと足のラインがまぶしい。
これならスカート好きな若も、むちむちヒップに惹かれて「ショートパンツもOKだ!」サインを出すだろうと思う。
ディーヴァが自分に選んでくれた時と同様、上着を選ぼうと店内を物色するリアラだが、ディーヴァの言葉の前に手を止める。
「上着はいつも学校に着てってるピーコートでいいかもね」
「あら?どうして?」
「上着を脱いだ瞬間のダンテの目を独占したいから。いつもと違う服を着たあたしを見て、なんて言うかなぁって。もしも、変なこと言おうものなら目つぶし攻撃しちゃる……」
最後のセリフはドスの利いた声音で言い放つ。
変なこと……すこしばかり頭の足りない若のことだ。
変なことかどうかはわからないがいらぬ言葉を発しそうである。
若逃げて超逃げて!