ホワイトデーSS
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帰宅一番にマシュマロの袋をガサガサと見せつけると、ディーヴァはキラキラした瞳で飛びついて来た。
自分に飛びつくというよりかは、マシュマロに飛びついてきたため、ダンテは菓子に嫉妬するはめになってしまった。
夕食を軽く食べたあと、いそいそと準備をし、暖炉に火をくべる。
もうそろそろ暖かい季節のため、もう薪はしまってあったのだが、それを引っ張り出しての作業である。
そして色とりどりのマシュマロを串にさし、火のそばに立てかけた。
火に炙られゆっくりじわじわと焼かれていくマシュマロ達。
二人はほんのりと焼かれていくそれを、暖炉前のカーペットにしゃがんで覗きこみ、にっこりと笑い合った。
砂糖が焦げた時のような独特の甘い香りが鼻腔をくすぐり始め、ディーヴァはまず始めの串を手にとり、わくわくしながらカーペット後方のソファに身を沈みこませる。
「あたし先に食べていい?」
「お前のだぜ?どうぞお好きなように」
「じゃあ遠慮なく!いっただきまーすっ!!」
串に並んだ一番上……プレーン味を口に入れるとじゅわぁ、と口の中で甘さを広げながらとけていった。
「おいしいっ!この焦げたところがたまらない!!」
「はは、そりゃよかったな。いっぱいあるから好きなだけ食えよ」
「うん、ありがとうダンテ!」
はむっ。
二つ目のマシュマロを頬張る。
「う゛……」
その顔がみるみるうちに真っ赤になっていく。
「どうしたディーヴァ!?」
さらにはその目が潤みだす。
一体どうした!何があった!?
毒でも入ってたとかじゃないだろうな!?
もしそうならオレは諸悪の根源として製造元を破壊しつくさなくてはいけない。
「ふぇ~ん!舌、火傷した~!」
なんだ、ただ単に熱いマシュマロを頬張ったから舌を火傷したとのこと。
それくらいならば、半魔とか関係なく人間でもすぐ回復するだろう。
心配しすぎはよくない。
「はぁ……あわてて食べるからだろ。マシュマロは逃げないぞ」
一口目のマシュマロははちょうどよい熱さだったのに、二口目は中がとても熱かったようだ。
おそらく、より火に炙られていたからだろう。
「だって焼きたての方が美味しいもん」
「ったく……どれ、口あけて舌見せてみろ」
「ふぁい」
小さな口を開けて舌を見せるディーヴァ。
口と同じように小さな舌がちらりとのぞいていた。
火傷したからか赤くなっており、熟れた果実のようにダンテの雄の部分を刺激する。
まるで蝶を誘う花のよう。
ダンテは吸い寄せられるように、ディーヴァを引きよせてその舌にむしゃぶりついた。
「んっ!んん!?」
「は……ッ、ン……、」
火傷して刺激に敏感になっている舌を丁寧に舐めとり、吸いついてくるダンテの舌。
半魔ゆえか、熱のこもった生温かい舌は時にざらざら、時にぬめぬめと口内を荒らして始終ビリビリとした刺激を与えてくる。
口内に残っていたマシュマロの甘さも奪われ、残るのはダンテお互いの口からもれる吐息とくちゅくちゅという水音のみ。
中々離そうとしないダンテのディープキスの猛攻に、やっとこさ耐えきったディーヴァは、勢いよくダンテの口から顔を離した。
「ぷはっ!ダンテのバカっ!何するの!!」
「あ……悪い、つい……」
「ひーん、逆にヒリヒリするよぉ!痛いよーっ!!」
結局、ディーヴァに泣かれるはめになってしまった。
自分に飛びつくというよりかは、マシュマロに飛びついてきたため、ダンテは菓子に嫉妬するはめになってしまった。
夕食を軽く食べたあと、いそいそと準備をし、暖炉に火をくべる。
もうそろそろ暖かい季節のため、もう薪はしまってあったのだが、それを引っ張り出しての作業である。
そして色とりどりのマシュマロを串にさし、火のそばに立てかけた。
火に炙られゆっくりじわじわと焼かれていくマシュマロ達。
二人はほんのりと焼かれていくそれを、暖炉前のカーペットにしゃがんで覗きこみ、にっこりと笑い合った。
砂糖が焦げた時のような独特の甘い香りが鼻腔をくすぐり始め、ディーヴァはまず始めの串を手にとり、わくわくしながらカーペット後方のソファに身を沈みこませる。
「あたし先に食べていい?」
「お前のだぜ?どうぞお好きなように」
「じゃあ遠慮なく!いっただきまーすっ!!」
串に並んだ一番上……プレーン味を口に入れるとじゅわぁ、と口の中で甘さを広げながらとけていった。
「おいしいっ!この焦げたところがたまらない!!」
「はは、そりゃよかったな。いっぱいあるから好きなだけ食えよ」
「うん、ありがとうダンテ!」
はむっ。
二つ目のマシュマロを頬張る。
「う゛……」
その顔がみるみるうちに真っ赤になっていく。
「どうしたディーヴァ!?」
さらにはその目が潤みだす。
一体どうした!何があった!?
毒でも入ってたとかじゃないだろうな!?
もしそうならオレは諸悪の根源として製造元を破壊しつくさなくてはいけない。
「ふぇ~ん!舌、火傷した~!」
なんだ、ただ単に熱いマシュマロを頬張ったから舌を火傷したとのこと。
それくらいならば、半魔とか関係なく人間でもすぐ回復するだろう。
心配しすぎはよくない。
「はぁ……あわてて食べるからだろ。マシュマロは逃げないぞ」
一口目のマシュマロははちょうどよい熱さだったのに、二口目は中がとても熱かったようだ。
おそらく、より火に炙られていたからだろう。
「だって焼きたての方が美味しいもん」
「ったく……どれ、口あけて舌見せてみろ」
「ふぁい」
小さな口を開けて舌を見せるディーヴァ。
口と同じように小さな舌がちらりとのぞいていた。
火傷したからか赤くなっており、熟れた果実のようにダンテの雄の部分を刺激する。
まるで蝶を誘う花のよう。
ダンテは吸い寄せられるように、ディーヴァを引きよせてその舌にむしゃぶりついた。
「んっ!んん!?」
「は……ッ、ン……、」
火傷して刺激に敏感になっている舌を丁寧に舐めとり、吸いついてくるダンテの舌。
半魔ゆえか、熱のこもった生温かい舌は時にざらざら、時にぬめぬめと口内を荒らして始終ビリビリとした刺激を与えてくる。
口内に残っていたマシュマロの甘さも奪われ、残るのはダンテお互いの口からもれる吐息とくちゅくちゅという水音のみ。
中々離そうとしないダンテのディープキスの猛攻に、やっとこさ耐えきったディーヴァは、勢いよくダンテの口から顔を離した。
「ぷはっ!ダンテのバカっ!何するの!!」
「あ……悪い、つい……」
「ひーん、逆にヒリヒリするよぉ!痛いよーっ!!」
結局、ディーヴァに泣かれるはめになってしまった。