ホワイトデーSS
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*2014年ホワイトデー夢
「ホワイトデーね……」
3月14日。
ついさっき、ディーヴァに聞いたところによると本日はホワイトデー。
アメリカには馴染みのない行事だが、日本でよく知られた記念日らしい。
それは、バレンタインデーに女性から男性へ贈られたチョコレートと愛の気持ちを、三倍にして返すというもの。
それを聞いたダンテが、何もしないままでいられるわけがない。
ダンテは、ディーヴァとのおやつタイムの後、「用事が出来た」と外へと出てきた。
今はその帰り道だ。
「白い何かをぶっかける日だったらよかったのに」
大事そうに紙袋を抱え歩き、残念そうに呟く。
ホワイトデーについてわかった時もそうだったが、ダンテはディーヴァをよっぽど白いものまみれにしたいらしい。
「ヨーグルトとか、アイスクリームまみれに、な」
ちょっとそこ。
何を考えました?怒らないから言ってみ?
まあ、かけるものがヨーグルトだろうがアイスクリームだろうが、行き着く先はひとつ。
ダンテの夜のお供になるだけである。
帰り道沿いにある菓子店に並ぶのは、サクサクのパイ菓子達。
この日はπの日でもあるからか、それにかけているのかやはりパイ菓子が多い。
みんな考えてることはディーヴァと一緒なんだな。
思わず笑みがこぼれた。
「ん……?」
その店頭の一角に、瓶詰のキラキラした飴やら、袋にぱんぱんに入ったマシュマロが見えた。
『マシュマロを送る意味はよくないけど、食べるんだったらマシュマロがいいな~』
愛しのディーヴァがそう言っていたのを思い出す。
マシュマロには、着色大国アメリカには珍しく、どぎつい色ではなく淡く着色が施されており、淡い色の好きなディーヴァが喜びそうな気がした。
表示を読めば、白はプレーン、ピンク色はイチゴ、黄色はレモン、茶色はチョコレート……四種類の味が入っているようだ。
「うまそ……」
いつもあまり金銭を持ち歩かないダンテだが、マシュマロは先ほど購入したもののお釣りでギリギリ買えるくらいの値段。
ダンテは迷わずそれを手にレジへと進んだ。
「ホワイトデーね……」
3月14日。
ついさっき、ディーヴァに聞いたところによると本日はホワイトデー。
アメリカには馴染みのない行事だが、日本でよく知られた記念日らしい。
それは、バレンタインデーに女性から男性へ贈られたチョコレートと愛の気持ちを、三倍にして返すというもの。
それを聞いたダンテが、何もしないままでいられるわけがない。
ダンテは、ディーヴァとのおやつタイムの後、「用事が出来た」と外へと出てきた。
今はその帰り道だ。
「白い何かをぶっかける日だったらよかったのに」
大事そうに紙袋を抱え歩き、残念そうに呟く。
ホワイトデーについてわかった時もそうだったが、ダンテはディーヴァをよっぽど白いものまみれにしたいらしい。
「ヨーグルトとか、アイスクリームまみれに、な」
ちょっとそこ。
何を考えました?怒らないから言ってみ?
まあ、かけるものがヨーグルトだろうがアイスクリームだろうが、行き着く先はひとつ。
ダンテの夜のお供になるだけである。
帰り道沿いにある菓子店に並ぶのは、サクサクのパイ菓子達。
この日はπの日でもあるからか、それにかけているのかやはりパイ菓子が多い。
みんな考えてることはディーヴァと一緒なんだな。
思わず笑みがこぼれた。
「ん……?」
その店頭の一角に、瓶詰のキラキラした飴やら、袋にぱんぱんに入ったマシュマロが見えた。
『マシュマロを送る意味はよくないけど、食べるんだったらマシュマロがいいな~』
愛しのディーヴァがそう言っていたのを思い出す。
マシュマロには、着色大国アメリカには珍しく、どぎつい色ではなく淡く着色が施されており、淡い色の好きなディーヴァが喜びそうな気がした。
表示を読めば、白はプレーン、ピンク色はイチゴ、黄色はレモン、茶色はチョコレート……四種類の味が入っているようだ。
「うまそ……」
いつもあまり金銭を持ち歩かないダンテだが、マシュマロは先ほど購入したもののお釣りでギリギリ買えるくらいの値段。
ダンテは迷わずそれを手にレジへと進んだ。