バレンタインSS
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チュッ。
軽やかなリップノイズを響かせ、ダンテの唇にキスを贈るディーヴァ。
ほんのり香るチョコレートが、甘く愛しい恋人の味。
「ダンテ、ちょっと待ってて」
小さくウインクすると共にそこを後にしたディーヴァは、何やら後ろ手に抱え、パタパタ急いで戻ってきた。
「ハッピーバレンタイン。あたしからも贈らせて……ね?」
「ディーヴァ……」
そう言って後ろ手に隠していた物を差し出す。
折り畳まれたシックな黒地の布はマフラーか、そしてその上にはピンク色の可愛らしい手紙が。
「マフラーを編んでみたの……」
マフラーを編むのは初めてと、ディーヴァは恥ずかしそうに言う。
その言葉通り、市販の物よりはいくらか網目が粗かった。
が、やはり好きな人からの手編みのプレゼントは嬉しいものだし、そもそも初めてにしては上手く仕上がっている方だろう。
ダンテは緩く巻いてみせた。
「暖かいな……まるでディーヴァのナカみてぇだ」
「……もう!」
「冗談だ、ありがとな」
からかうようにそう言えば、真っ赤になったディーヴァが手紙を開けるように促す。
苦笑しながら開ければ、そこには小さな丸い字で『大好き!!』と、愛の告白の言葉が綴られていた。
嬉しそうに文字を指でなぞるダンテに、ディーヴァがモジモジしながら更なるプレゼントを差し出す。
「これも……受け取ってくれる?」
「これは、チョコレートがけのイチゴか?」
純白の皿の上にイチゴがたくさん乗っかっている。
そのどれもがただのイチゴではなく、その周りにイチゴ味のチョコレートがコーティングしてあった。
「あのね、本当はイチゴの生チョコ作ろうと思ってたんだけど、その前にダンテ帰ってきちゃったから……。代わりにこれにしたの……ダメ?」
「イチゴ尽くしだな」
「ダンテ、イチゴ好きでしょ?これなら、待たせないですむし、喜んでくれるかなって……」
はにかみながら言うディーヴァが愛しい。
「さっきも言ったが、何もなくとも、ディーヴァがオレの気持ちに応えてくれる……それだけでじゅうぶん嬉しいんだぜ」
「ダンテ……」
「でも、ま……健気でいじらしいディーヴァの頑張りに…ひとつ乗っかってワガママを聞いてもらうかな」
ダンテはイチゴを一粒指に摘まむと、ディーヴァの唇に挟ませた。
「んむ!?」
「口に入れたり噛んだりするなよ?……じっとしてろ」
ダンテはディーヴァが唇で挟んだイチゴをかじり、そのままゼロ距離で丸ごと食べた。
イチゴとコーティングチョコレート、そしてディーヴァの唇の味。
「ん……はぁ、ん……」
「……ンン、……」
甘くとろける愛しの唇を、ゆっくりと味わい、見つめあった。
「もう一粒……イイか?」
「……ん、いいよ…………」
ダンテの首に腕を回し、体を預けるディーヴァ。
わずかに口を開き、赤く熟れた唇で、ダンテの差し出すイチゴを再びくわえる。
間違えて歯を少し立てれば、柔らかな果肉から甘い汁がこぼれる。
垂れそうになるそれを押さえようとして、イチゴが胸元の方へと転がり落ちた。
「あっ……」
コロンと転がったイチゴは、いい具合にディーヴァの胸の谷間に挟まり止まる。
まるで狙いすましたかのように……。
ダンテは咎めるような、それでいて呆れたような視線を送る。
「ディーヴァ……」
「わ……わざとじゃないよ!あ、ボンボンチョコで酔ったから口元が緩んだの!うん、そうなのっ!」
「はあ……、そういうことにしといてやるよ」
コーティングしてあったピンク色のチョコレートが、ディーヴァの胸元の体温で溶けたようだ。
イチゴをそこから助け出して食べれば、後に残るのはべっとりとしたチョコレート液。
「まるでキスマークだな」
「キスマークにしては色が足らないよ?」
「だったら寂しくない様に本物をつけといてやるよ」
「何言って……ひゃん!」
チョコレートのついた所に舌を這わせ、強く吸い付く。
離れれば、そこには赤い華。
「んー……美味かったな」
「まったくもう……」
イチゴもディーヴァの唇も、たっぷり味わったダンテは、満足気に笑う。
残るのは……。
「あ。余ったイチゴチョコレート溶かしたやつ、どうしよっかな」
「余ってるのか、もったいねえな」
テンパリングにのみ使っただけで、ボウルにたくさん残ってしまったそれ。
もったいないお化けならぬ、もったいない悪魔が出そうだ。
と、それはともかく、ディーヴァがダンテの袖をくいと引っ張った。
「あの……さ、ダンテ…」
「ん?」
「せっかくの素敵なバレンタインだよ。……いーと、みー、……する?」
真っ赤な顔で言ってくる恋人に、ダンテは迷わず、ディーヴァを抱きかかえて寝室へと移動するのだった。
●あとがき
チョコレートや各々のプレゼントを贈り合う二人。
微エロ……になりました。
裏に続きのがっつりエロがございます。
軽やかなリップノイズを響かせ、ダンテの唇にキスを贈るディーヴァ。
ほんのり香るチョコレートが、甘く愛しい恋人の味。
「ダンテ、ちょっと待ってて」
小さくウインクすると共にそこを後にしたディーヴァは、何やら後ろ手に抱え、パタパタ急いで戻ってきた。
「ハッピーバレンタイン。あたしからも贈らせて……ね?」
「ディーヴァ……」
そう言って後ろ手に隠していた物を差し出す。
折り畳まれたシックな黒地の布はマフラーか、そしてその上にはピンク色の可愛らしい手紙が。
「マフラーを編んでみたの……」
マフラーを編むのは初めてと、ディーヴァは恥ずかしそうに言う。
その言葉通り、市販の物よりはいくらか網目が粗かった。
が、やはり好きな人からの手編みのプレゼントは嬉しいものだし、そもそも初めてにしては上手く仕上がっている方だろう。
ダンテは緩く巻いてみせた。
「暖かいな……まるでディーヴァのナカみてぇだ」
「……もう!」
「冗談だ、ありがとな」
からかうようにそう言えば、真っ赤になったディーヴァが手紙を開けるように促す。
苦笑しながら開ければ、そこには小さな丸い字で『大好き!!』と、愛の告白の言葉が綴られていた。
嬉しそうに文字を指でなぞるダンテに、ディーヴァがモジモジしながら更なるプレゼントを差し出す。
「これも……受け取ってくれる?」
「これは、チョコレートがけのイチゴか?」
純白の皿の上にイチゴがたくさん乗っかっている。
そのどれもがただのイチゴではなく、その周りにイチゴ味のチョコレートがコーティングしてあった。
「あのね、本当はイチゴの生チョコ作ろうと思ってたんだけど、その前にダンテ帰ってきちゃったから……。代わりにこれにしたの……ダメ?」
「イチゴ尽くしだな」
「ダンテ、イチゴ好きでしょ?これなら、待たせないですむし、喜んでくれるかなって……」
はにかみながら言うディーヴァが愛しい。
「さっきも言ったが、何もなくとも、ディーヴァがオレの気持ちに応えてくれる……それだけでじゅうぶん嬉しいんだぜ」
「ダンテ……」
「でも、ま……健気でいじらしいディーヴァの頑張りに…ひとつ乗っかってワガママを聞いてもらうかな」
ダンテはイチゴを一粒指に摘まむと、ディーヴァの唇に挟ませた。
「んむ!?」
「口に入れたり噛んだりするなよ?……じっとしてろ」
ダンテはディーヴァが唇で挟んだイチゴをかじり、そのままゼロ距離で丸ごと食べた。
イチゴとコーティングチョコレート、そしてディーヴァの唇の味。
「ん……はぁ、ん……」
「……ンン、……」
甘くとろける愛しの唇を、ゆっくりと味わい、見つめあった。
「もう一粒……イイか?」
「……ん、いいよ…………」
ダンテの首に腕を回し、体を預けるディーヴァ。
わずかに口を開き、赤く熟れた唇で、ダンテの差し出すイチゴを再びくわえる。
間違えて歯を少し立てれば、柔らかな果肉から甘い汁がこぼれる。
垂れそうになるそれを押さえようとして、イチゴが胸元の方へと転がり落ちた。
「あっ……」
コロンと転がったイチゴは、いい具合にディーヴァの胸の谷間に挟まり止まる。
まるで狙いすましたかのように……。
ダンテは咎めるような、それでいて呆れたような視線を送る。
「ディーヴァ……」
「わ……わざとじゃないよ!あ、ボンボンチョコで酔ったから口元が緩んだの!うん、そうなのっ!」
「はあ……、そういうことにしといてやるよ」
コーティングしてあったピンク色のチョコレートが、ディーヴァの胸元の体温で溶けたようだ。
イチゴをそこから助け出して食べれば、後に残るのはべっとりとしたチョコレート液。
「まるでキスマークだな」
「キスマークにしては色が足らないよ?」
「だったら寂しくない様に本物をつけといてやるよ」
「何言って……ひゃん!」
チョコレートのついた所に舌を這わせ、強く吸い付く。
離れれば、そこには赤い華。
「んー……美味かったな」
「まったくもう……」
イチゴもディーヴァの唇も、たっぷり味わったダンテは、満足気に笑う。
残るのは……。
「あ。余ったイチゴチョコレート溶かしたやつ、どうしよっかな」
「余ってるのか、もったいねえな」
テンパリングにのみ使っただけで、ボウルにたくさん残ってしまったそれ。
もったいないお化けならぬ、もったいない悪魔が出そうだ。
と、それはともかく、ディーヴァがダンテの袖をくいと引っ張った。
「あの……さ、ダンテ…」
「ん?」
「せっかくの素敵なバレンタインだよ。……いーと、みー、……する?」
真っ赤な顔で言ってくる恋人に、ダンテは迷わず、ディーヴァを抱きかかえて寝室へと移動するのだった。
●あとがき
チョコレートや各々のプレゼントを贈り合う二人。
微エロ……になりました。
裏に続きのがっつりエロがございます。
