DMC×黒執事
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執務室の椅子にどっかと座り込み、頬杖をついてシエルは一息つく。
そのそばにはここ最近仕えていたダンテではなく、セバスチャンが微動だにせず佇んでいる。
「あの砂糖菓子のような空気は正直苦手だが、未来では自分の子孫だと思うとなんとかしてやりたくなる。何だろうな、自分が一番年下のはずなのに親にでもなった気分だ」
「フ、精神年齢は三人の中で坊ちゃんが一番高いと思いますよ?」
セバスチャンを除いた三人の内では、逆にダンテが一番精神年齢が低いだろう。
長生きである悪魔の血を引いていようが、そういう人間くさいところはセバスチャンとは大違いだ。
って、元々半分は人間か。
「セバスチャン、あの二人が元の世界に帰る方法は探してもまだ見つからないのか?」
「何を仰っているのです。私が探すことは、坊ちゃんから命令されておりませんよ」
「は……?」
今、なんつったこいつ。
目が点になりそうなほどの回答だったような気がする。
元からセバスチャンは探してはいない、ということのようだが?
「あのお二人が自分たちで帰る方法を見つける……坊ちゃんが言ったのはそういう話だと思いましたが?」
「そうだな、貴様はそういう奴だったな……」
にっこりと微笑み付きで返され、シエルは口元をヒクつかせて唸った。
「なら、セバスチャン。貴様はあの二人が帰る方法はわかっているのか?」
「ええ、もちろん。大体は見当がつきます」
「貴様……知っていたなら何故教えない」
「聞かれませんでしたので」
「………………」
にっこりどころかハートマークつきそうに言われた。
その顔殴りたい。
「それで、どんな方法だ」
「ディーヴァさんも少しは核心に近づいております。違う世界の……つまりダンテさん達の世界の悪魔を召喚しようとしている人間がいるのですよ」
「……!!」
悪魔召喚。
その言葉を聞いた瞬間、心臓がどくんと跳ねるのを感じた。
背筋をひやりとした汗が伝うのもわかる。
「どうかしましたか?心拍数が上がってますね」
セバスチャンにも伝わったのか、彼は紅茶色の目を紅く染め、細めた。
「悪魔召喚と聞いて、恐ろしくなりましたか?あの頃のことを思い出しましたか?」
恐怖を感じたシエルの魂は、ひどく脆弱で普段の傲慢さがどこへ行ったのか、悪魔が喜ぶ魅力を感じない。
美味くなるのを待たずしてここで食べてしまおうか……そう思い内心舌舐めずりし、その魔の手をゆっくりと獲物たるシエルへと伸ばすセバスチャン。
バシッ!
間一髪、普段通り強い光を瞳にたたえたシエルによって、その手は振り払われた。
「……二人を呼んでそれからお前の話を聞かせろ」
「御意」
それでこそ、求め甲斐のある魂。
それからセバスチャンは満足げに執務室を出、ダンテとディーヴァを呼んできた。
それとは反対に、呼ばれたダンテは不満タラタラのぶすっ垂れた表情、ディーヴァはそれに付き従い苦笑している状態だったが。
「なんだよ。気を利かせて二人っきりにしてくれたんじゃなかったのか?もう少しイチャコラしたかったんだが」
「それは悪かった」
「それで、どうかしたの?何かお仕事?」
ダンテの文句を軽くスルー。
ディーヴァはシエルの言葉の先を急かした。
「いや、話があってな」
「「話?」」
「早速だがお前たちが帰る方法がわかった」
「え?は……?」
「ええっ……!?」
その言葉の続きを聞いて、ダンテとディーヴァは共にぽかんと呆けざるを得なかった。
「なんつーか、今さっき……これから見つけないと!みたいになったところじゃねぇか?はやっ!超はやっ!!」
「うん、嬉しい……けど、いきなりだね。なんで?どしたの?何があったの?」
本当にいきなり過ぎる。
ダンテとディーヴァがよろしくやっている短い間に、一体どんな出来事があったというのか。
「詳しくはセバスチャンに語らせる。いいな、セバスチャン。知っている事を全部話せ」
「ふふ、私から情報を得ようとは……。ディーヴァさん、お高くつきますよ?」
そう言うがはやいか、セバスチャンが音もなくダンテの後ろのディーヴァの、更に背後へと立つ。
そしてするり、肩を撫でながら耳元に唇を近づけて囁いた。
相当このディーヴァという甘っちょろくか弱い天使がお気に召したみたいだ。
先の書庫での一件で、セクハラがひどくなった。
「ヒィェッ」
「おっと、これ以上のディーヴァにセクハラはさせねぇ。情報料はオレが払うぜ?」
ゾクゾクと鳥肌が立ってしかたがない。
ダンテに庇われるような位置に行き、入れ替わるようにディーヴァの位置にダンテが降り立った。
セクハラするならオレにしろ、そういうことらしい。
ダンテがセバスチャンのセクハラを受ける?いいぞもっとやれ。
「冗談に決まっているでしょう?もうディーヴァさんには体でたっぷり払っていただきました」
「体でって……やっぱりディーヴァ、生気取られる以外になんかされたのか!?」
目をカッと見開いてダンテがディーヴァの肩を揺さぶる。
おっと、何も考えず半魔の力一杯揺さぶっているためか、ディーヴァはリバース寸前だ。
「うっ、気持ち悪くなるからダンテやめて……」
ディーヴァがあと少しで吐く、その前にダンテの蛮行を止めたのはセバスチャン。
あろうことかディーヴァの肩を揺さぶり真っ最チュウ!のダンテの、クソ硬い石頭を鷲掴みしての止め方であったが。
ちなみに。
恐ろしいことに、ギリギリギリと割れそうな力を入れての鷲掴みだというに、ダンテは「いて」と呟いただけである。
ああやだ、悪魔組のお二方、人間離れが凄過ぎてこわい。
「何を馬鹿なこと仰いますか。掃除や料理で払っていただいただけですよ。そもそも他でもない、坊ちゃんの命令を私が怠るとお思いで?」
クスクス笑って『体での支払い』の真相を話すセバスチャンに、ダンテは深く、深~くホッとしたのはいうまでもない。
そのそばにはここ最近仕えていたダンテではなく、セバスチャンが微動だにせず佇んでいる。
「あの砂糖菓子のような空気は正直苦手だが、未来では自分の子孫だと思うとなんとかしてやりたくなる。何だろうな、自分が一番年下のはずなのに親にでもなった気分だ」
「フ、精神年齢は三人の中で坊ちゃんが一番高いと思いますよ?」
セバスチャンを除いた三人の内では、逆にダンテが一番精神年齢が低いだろう。
長生きである悪魔の血を引いていようが、そういう人間くさいところはセバスチャンとは大違いだ。
って、元々半分は人間か。
「セバスチャン、あの二人が元の世界に帰る方法は探してもまだ見つからないのか?」
「何を仰っているのです。私が探すことは、坊ちゃんから命令されておりませんよ」
「は……?」
今、なんつったこいつ。
目が点になりそうなほどの回答だったような気がする。
元からセバスチャンは探してはいない、ということのようだが?
「あのお二人が自分たちで帰る方法を見つける……坊ちゃんが言ったのはそういう話だと思いましたが?」
「そうだな、貴様はそういう奴だったな……」
にっこりと微笑み付きで返され、シエルは口元をヒクつかせて唸った。
「なら、セバスチャン。貴様はあの二人が帰る方法はわかっているのか?」
「ええ、もちろん。大体は見当がつきます」
「貴様……知っていたなら何故教えない」
「聞かれませんでしたので」
「………………」
にっこりどころかハートマークつきそうに言われた。
その顔殴りたい。
「それで、どんな方法だ」
「ディーヴァさんも少しは核心に近づいております。違う世界の……つまりダンテさん達の世界の悪魔を召喚しようとしている人間がいるのですよ」
「……!!」
悪魔召喚。
その言葉を聞いた瞬間、心臓がどくんと跳ねるのを感じた。
背筋をひやりとした汗が伝うのもわかる。
「どうかしましたか?心拍数が上がってますね」
セバスチャンにも伝わったのか、彼は紅茶色の目を紅く染め、細めた。
「悪魔召喚と聞いて、恐ろしくなりましたか?あの頃のことを思い出しましたか?」
恐怖を感じたシエルの魂は、ひどく脆弱で普段の傲慢さがどこへ行ったのか、悪魔が喜ぶ魅力を感じない。
美味くなるのを待たずしてここで食べてしまおうか……そう思い内心舌舐めずりし、その魔の手をゆっくりと獲物たるシエルへと伸ばすセバスチャン。
バシッ!
間一髪、普段通り強い光を瞳にたたえたシエルによって、その手は振り払われた。
「……二人を呼んでそれからお前の話を聞かせろ」
「御意」
それでこそ、求め甲斐のある魂。
それからセバスチャンは満足げに執務室を出、ダンテとディーヴァを呼んできた。
それとは反対に、呼ばれたダンテは不満タラタラのぶすっ垂れた表情、ディーヴァはそれに付き従い苦笑している状態だったが。
「なんだよ。気を利かせて二人っきりにしてくれたんじゃなかったのか?もう少しイチャコラしたかったんだが」
「それは悪かった」
「それで、どうかしたの?何かお仕事?」
ダンテの文句を軽くスルー。
ディーヴァはシエルの言葉の先を急かした。
「いや、話があってな」
「「話?」」
「早速だがお前たちが帰る方法がわかった」
「え?は……?」
「ええっ……!?」
その言葉の続きを聞いて、ダンテとディーヴァは共にぽかんと呆けざるを得なかった。
「なんつーか、今さっき……これから見つけないと!みたいになったところじゃねぇか?はやっ!超はやっ!!」
「うん、嬉しい……けど、いきなりだね。なんで?どしたの?何があったの?」
本当にいきなり過ぎる。
ダンテとディーヴァがよろしくやっている短い間に、一体どんな出来事があったというのか。
「詳しくはセバスチャンに語らせる。いいな、セバスチャン。知っている事を全部話せ」
「ふふ、私から情報を得ようとは……。ディーヴァさん、お高くつきますよ?」
そう言うがはやいか、セバスチャンが音もなくダンテの後ろのディーヴァの、更に背後へと立つ。
そしてするり、肩を撫でながら耳元に唇を近づけて囁いた。
相当このディーヴァという甘っちょろくか弱い天使がお気に召したみたいだ。
先の書庫での一件で、セクハラがひどくなった。
「ヒィェッ」
「おっと、これ以上のディーヴァにセクハラはさせねぇ。情報料はオレが払うぜ?」
ゾクゾクと鳥肌が立ってしかたがない。
ダンテに庇われるような位置に行き、入れ替わるようにディーヴァの位置にダンテが降り立った。
セクハラするならオレにしろ、そういうことらしい。
ダンテがセバスチャンのセクハラを受ける?いいぞもっとやれ。
「冗談に決まっているでしょう?もうディーヴァさんには体でたっぷり払っていただきました」
「体でって……やっぱりディーヴァ、生気取られる以外になんかされたのか!?」
目をカッと見開いてダンテがディーヴァの肩を揺さぶる。
おっと、何も考えず半魔の力一杯揺さぶっているためか、ディーヴァはリバース寸前だ。
「うっ、気持ち悪くなるからダンテやめて……」
ディーヴァがあと少しで吐く、その前にダンテの蛮行を止めたのはセバスチャン。
あろうことかディーヴァの肩を揺さぶり真っ最チュウ!のダンテの、クソ硬い石頭を鷲掴みしての止め方であったが。
ちなみに。
恐ろしいことに、ギリギリギリと割れそうな力を入れての鷲掴みだというに、ダンテは「いて」と呟いただけである。
ああやだ、悪魔組のお二方、人間離れが凄過ぎてこわい。
「何を馬鹿なこと仰いますか。掃除や料理で払っていただいただけですよ。そもそも他でもない、坊ちゃんの命令を私が怠るとお思いで?」
クスクス笑って『体での支払い』の真相を話すセバスチャンに、ダンテは深く、深~くホッとしたのはいうまでもない。
