DMC×黒執事
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しかし当たったとしてもなかなか決定打に欠ける弾丸。
避け続ける事に痺れを切らしたか、先に変化を求めたのは死神の方だった。
「いい加減切らせなさい……ヨッ!」
ゴウッ!!
チェーンソーが風を切って突進してきた。
いわゆる真剣白刃取りの形だが、双子銃のかグリップ同士でその回転刃を受け止めたダンテ。
なんという器用なことをしたんだオレ……とダンテ自身思ったが、やばいグリップが磨り減るとも頭の端の方で他人事のように考えてもいた。
「アラ、やるわねェ」
少しでも力を抜けばグリップがつるりと滑り、チェーンソーの回転刃がダンテの脳天に直撃するだろう。
高速で回転し続ける刃を前に、脳みそがぶちまけられるのは避けられない。
さすがに死ぬ。
さすがにオレ死ぬ。
おっと、そんな展開R指定すぎて見せられないな……特にディーヴァには。
「ダンテさん、そのデスサイズには気をつけてくださいね」
「は、デスサイズ……!?」
ギャリリリリと耳元にうるさく聞こえる中だったが、セバスチャンの声はよく通っていた。
「悪魔でもソレに切られると確実に死にます。どんな固いものでもなんでも切れるので」
「なんだって!?」
悪魔は回復が早い。
心臓を貫かれたくらいでは死なないほどに。
なのに、致命打を受けたら普通の人間と同じように死ぬ、だと……?
驚きつつも手は緩めない。
「ちょ、そんなの聞いてないですセバスチャンさん!」
「今初めて言いましたからね」
……そういう事は早く言え!
しれっと言ってのけるセバスチャン、この人鬼だ、悪魔だ。
って何度言わせるんだか、この人本当に悪魔だ。
「ンフフ~。そうよぉ?デスサイズで切れないものはデスサイズのみ。大人しく真っ二つになって気になる中身ぶちまけて見せなさーい?」
舌なめずりしてチェーンソーを持つ手にグッと力を入れて来る。
このままではさすがのダンテも……っ!
「くっ……サイズとか言う割に鎌じゃなくてチェンソーだろうが…!」
デスサイズとは死神に与えられた魂を刈り取るための武器であり、デスは死を、サイズは鎌を意味する造語だそうだ。
だが、彼が持つのは鎌ではなくチェーンソー。
うわ鎌より凶悪、つんよそう。
ダンテのエボニーとアイボリーがどんな金属で出来ているかはわからないが、もしもあの鎌の刃がかすりでもしたら……?
「ダンテー!」
「なんだよディーヴァっ!今のオレは超絶忙しいんだが……っ!」
「何でも切れちゃうならエボニーとアイボリーだって切られないように注意しないと!」
「は、……?」
ダンテにとってこの世でたった一対の双子銃。
ディーヴァ>>>>>超えられぬ壁>>銃とか魔具とか色々>>>>>自分
つまり自分の身よりもエボニーとアイボリーの方が大事なものの位置付けにある。
あ、ディーヴァが一番大事なのは言わずもがな。
このままだと刃先でなくとも隣接している部分だって、すり減って大変なことに……?
大事な相棒だ、そんなことさせない。
「げぇっ!
でもそれより先に撃ち落とせばいいってことだ……ろっ!!」
一瞬だけ、そう一瞬だけでいい、相手を離れさせれば。
自分の足をちらりと見やる。
両手が塞がったままのダンテは口づけが出来そうなほど近く死神の懐に潜り込み、その膝を思い切り相手のみぞおちに入れた。
「ぅぐ……!」
相手の声と同時にメリッといい音がした。
離れればいいと思ったそれは予想以上の痛みだったようだ、死神はフラフラとよろけながら後退した。
こんなチャンスは逃さない。
「ちょ~っと足グセ悪いんじゃな~い?でも……アンタ如きのタマが当たると思ってンの?」
「くそっ」
離れた死神にすぐさま弾丸の雨あられ。
しかし、それもあのスピードの前には上手く躱されてしまう。
当たらなかった弾丸は、こちらには届かずとも、道のいたるところを抉り、木々を痛めつけ削っていた。
「あーあ、ダンテとあの死神さんのせいで道の真ん中がめちゃくちゃ…」
「ここが街中じゃないだけいい。森に程近いならほとんど誰も通らないからな」
「ええ。馬車にも攻撃が及ばなければそれでよろしいです」
こんな会話をしていると、ダンテと死神の攻防はどこか遠い世界の事に感じる。
ダンテの銃弾を避けながら、くるくるりと踊る死神。
見ればダンテは当たらないのがムカつくのか、超絶イライラした顔をしている。
「ほらほらほらぁ!プリマの如く、華麗に避けてみせるわぁ!セバスちゃん、アタシを見てーっ!」
うわあダンテの蹴りの影響で血を吐きながら喜んでいる、怖い。
「おいセバスチャン、見て欲しいそうだぞ?しっかり求愛ダンスを見てやれ」
「いくら坊ちゃんの命令でも見ませんよ。気色悪い」
「死神さんカワイソス……」
その時だった。
ザッ!!
スピードをぐんと上げた死神がダンテの体めがけてチェーンソーを袈裟懸けに振り下ろした。
「びっくりした?死神は重力に影響されないのヨ」
ツツー……ポタ、ポタリ……。
咄嗟に避けて致命傷は逃れたが、ダンテの体がジャケットの紅とは違う、更に濃くどす黒い紅色に染まり、そして溢れ、下に落ちていた。
「ぐっ……!」
「ダンテ……ッ!」
この人、まだあんな速さを隠してた……っ!
それに、血とともにダンテの傷口から流れるように黒いフィルム状の物が空間に撒き散らされている。
目線だけで大丈夫とこちらに伝えてくるダンテだが、本当になんだアレは?どこが大丈夫なのか。
「死ぬのも嫌ですがシネマティックレコードを見られるのが嫌ですね」
「ああ……切られると見られてしまうからな」
「シネマティックレコード?見られる?」
はあ、とため息を吐き出すセバスチャンとシエルの口にするそれ。
シネマティックレコードというのが、アレのことらしい。
避け続ける事に痺れを切らしたか、先に変化を求めたのは死神の方だった。
「いい加減切らせなさい……ヨッ!」
ゴウッ!!
チェーンソーが風を切って突進してきた。
いわゆる真剣白刃取りの形だが、双子銃のかグリップ同士でその回転刃を受け止めたダンテ。
なんという器用なことをしたんだオレ……とダンテ自身思ったが、やばいグリップが磨り減るとも頭の端の方で他人事のように考えてもいた。
「アラ、やるわねェ」
少しでも力を抜けばグリップがつるりと滑り、チェーンソーの回転刃がダンテの脳天に直撃するだろう。
高速で回転し続ける刃を前に、脳みそがぶちまけられるのは避けられない。
さすがに死ぬ。
さすがにオレ死ぬ。
おっと、そんな展開R指定すぎて見せられないな……特にディーヴァには。
「ダンテさん、そのデスサイズには気をつけてくださいね」
「は、デスサイズ……!?」
ギャリリリリと耳元にうるさく聞こえる中だったが、セバスチャンの声はよく通っていた。
「悪魔でもソレに切られると確実に死にます。どんな固いものでもなんでも切れるので」
「なんだって!?」
悪魔は回復が早い。
心臓を貫かれたくらいでは死なないほどに。
なのに、致命打を受けたら普通の人間と同じように死ぬ、だと……?
驚きつつも手は緩めない。
「ちょ、そんなの聞いてないですセバスチャンさん!」
「今初めて言いましたからね」
……そういう事は早く言え!
しれっと言ってのけるセバスチャン、この人鬼だ、悪魔だ。
って何度言わせるんだか、この人本当に悪魔だ。
「ンフフ~。そうよぉ?デスサイズで切れないものはデスサイズのみ。大人しく真っ二つになって気になる中身ぶちまけて見せなさーい?」
舌なめずりしてチェーンソーを持つ手にグッと力を入れて来る。
このままではさすがのダンテも……っ!
「くっ……サイズとか言う割に鎌じゃなくてチェンソーだろうが…!」
デスサイズとは死神に与えられた魂を刈り取るための武器であり、デスは死を、サイズは鎌を意味する造語だそうだ。
だが、彼が持つのは鎌ではなくチェーンソー。
うわ鎌より凶悪、つんよそう。
ダンテのエボニーとアイボリーがどんな金属で出来ているかはわからないが、もしもあの鎌の刃がかすりでもしたら……?
「ダンテー!」
「なんだよディーヴァっ!今のオレは超絶忙しいんだが……っ!」
「何でも切れちゃうならエボニーとアイボリーだって切られないように注意しないと!」
「は、……?」
ダンテにとってこの世でたった一対の双子銃。
ディーヴァ>>>>>超えられぬ壁>>銃とか魔具とか色々>>>>>自分
つまり自分の身よりもエボニーとアイボリーの方が大事なものの位置付けにある。
あ、ディーヴァが一番大事なのは言わずもがな。
このままだと刃先でなくとも隣接している部分だって、すり減って大変なことに……?
大事な相棒だ、そんなことさせない。
「げぇっ!
でもそれより先に撃ち落とせばいいってことだ……ろっ!!」
一瞬だけ、そう一瞬だけでいい、相手を離れさせれば。
自分の足をちらりと見やる。
両手が塞がったままのダンテは口づけが出来そうなほど近く死神の懐に潜り込み、その膝を思い切り相手のみぞおちに入れた。
「ぅぐ……!」
相手の声と同時にメリッといい音がした。
離れればいいと思ったそれは予想以上の痛みだったようだ、死神はフラフラとよろけながら後退した。
こんなチャンスは逃さない。
「ちょ~っと足グセ悪いんじゃな~い?でも……アンタ如きのタマが当たると思ってンの?」
「くそっ」
離れた死神にすぐさま弾丸の雨あられ。
しかし、それもあのスピードの前には上手く躱されてしまう。
当たらなかった弾丸は、こちらには届かずとも、道のいたるところを抉り、木々を痛めつけ削っていた。
「あーあ、ダンテとあの死神さんのせいで道の真ん中がめちゃくちゃ…」
「ここが街中じゃないだけいい。森に程近いならほとんど誰も通らないからな」
「ええ。馬車にも攻撃が及ばなければそれでよろしいです」
こんな会話をしていると、ダンテと死神の攻防はどこか遠い世界の事に感じる。
ダンテの銃弾を避けながら、くるくるりと踊る死神。
見ればダンテは当たらないのがムカつくのか、超絶イライラした顔をしている。
「ほらほらほらぁ!プリマの如く、華麗に避けてみせるわぁ!セバスちゃん、アタシを見てーっ!」
うわあダンテの蹴りの影響で血を吐きながら喜んでいる、怖い。
「おいセバスチャン、見て欲しいそうだぞ?しっかり求愛ダンスを見てやれ」
「いくら坊ちゃんの命令でも見ませんよ。気色悪い」
「死神さんカワイソス……」
その時だった。
ザッ!!
スピードをぐんと上げた死神がダンテの体めがけてチェーンソーを袈裟懸けに振り下ろした。
「びっくりした?死神は重力に影響されないのヨ」
ツツー……ポタ、ポタリ……。
咄嗟に避けて致命傷は逃れたが、ダンテの体がジャケットの紅とは違う、更に濃くどす黒い紅色に染まり、そして溢れ、下に落ちていた。
「ぐっ……!」
「ダンテ……ッ!」
この人、まだあんな速さを隠してた……っ!
それに、血とともにダンテの傷口から流れるように黒いフィルム状の物が空間に撒き散らされている。
目線だけで大丈夫とこちらに伝えてくるダンテだが、本当になんだアレは?どこが大丈夫なのか。
「死ぬのも嫌ですがシネマティックレコードを見られるのが嫌ですね」
「ああ……切られると見られてしまうからな」
「シネマティックレコード?見られる?」
はあ、とため息を吐き出すセバスチャンとシエルの口にするそれ。
シネマティックレコードというのが、アレのことらしい。
