DMC×黒執事
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それから少し。
「……無理だった……」
アンダーテイカーとともに店内へ入っていったダンテが、件の人と一緒に戻って来た。
ダンテは落ち込み、かたやがっかりとした表情。
「うん、そうみたいだね」
「半魔君、面白くなかった~。つまんなーい!面白いのは半分悪魔なだけにしてよ~」
「しかもオレが半分悪魔なの、バレた……」
半魔君なんて呼ばれてるのを聞くだけでそれはわかる。
「ダンテさん、貴方……誘導尋問されましたね?」
「ああ……」
「バカだなお前」
「ダンテだからしょうがないよ。そういう誘導尋問とかに弱いもん」
きっとあの手この手で話を引き出され、気がついたら暴露…という感じだったのだろう。
なんとなくわかる。
「笑いなんて本当に自信ないけど……しょうがない。ここはあたしが一肌脱ぎますかっと!」
「脱がなくていいけど、このあと頼むな」
バトンタッチ!
ということで意気揚々とディーヴァはアンダーテイカーとともにその店内へと再び足を踏み入れる。
……やっぱりこの店お化け屋敷みたいで怖い。
「よいしょっと」
「え、あの……近くないですか??」
アンダーテイカーが座ったのは中央の棺桶の上。
しかもディーヴァを連れたまま……つまり、ディーヴァをその膝に乗せて、だ。
うーん、痩せてるせいかダンテの膝より硬いなぁ……って問題はそこじゃない。
「別に近くないと思うけどな」
いやいやいや、すっごい近いです。
あと数センチでちゅーできちゃいそうな距離……!この場面ダンテに見られたらアンダーテイカーさんは怒ったダンテに殺されちゃうし、あたしはこっぴどくお仕置きされちゃうよ絶対。
あ、アンダーテイカーさん、傷跡は目立つけど結構お顔整ってる……。
「んー、綺麗な緑の瞳をしているねェ。まるでエメラルドが嵌まっているみたいだぁ~」
色々思考を飛ばしたままアンダーテイカーの顔の造形を見ていたら、そのひんやりと冷たい手がディーヴァの頬を上から下へと撫でた。
死体までいかない冷たい手がするりと撫でる感覚、ぞわっ!と鳥肌モノ。
ディーヴァはものすごい速さで壁際まで逃げた。
「怯えちゃって、か~わいい~フェッフェッフェッ……なんもしないよォ?こっち座りなよ~」
「………………」
何もしない人は頬を撫でたりしない。
じとりと睨んで当初の任務を遂行するべく声を張り上げる。
「わ、笑いが目的でしたよねっ!えと、えーと……」
「………………別にいいよ?無理しなくて」
「……うう、すみましぇん……」
敵に情けをかけられた気分とはこのこと。
シエル達にとって実は敵でした~とかなんて、ディーヴァには全然わからないけれども。
やはり笑いをとるなんて高等技術、ディーヴァには雑魚悪魔を倒すのより難しい。
雑魚悪魔ならその辺に落ちているエクスカリモップとかで思い切りぶったたけばなんとかなる……うん。
「小生の作った棺桶……は要らなさそうだから、代わりに一緒にお茶を飲もうねェ~」
いつの間に沸かしていたのか、ティーポットからなぜかビーカーに紅茶を注いでいたアンダーテイカー。
そのままディーヴァに席を進めてきたので、おとなしく座る。
というかビーカー……お茶受けは骨型クッキー……大丈夫なのだろうか。
ビーカーなんて何に使った、何に。
「ちゃあんと洗ってあるし、こっちも形は骨だけど普通の紅茶クッキーだよ」
「……いただきます」
洗ってある……。
やはり何かに使ったあとの物……面では葬儀屋ということはロクなことに使用していなさそうだが…女は度胸ついでに愛嬌!こくり、一口飲んでみる。
あ、美味しい、ニルギリだ。
こっちの骨のクッキーは……ほんとだ、紅茶の茶葉を練りこんであってサクサクで美味しい。
犬用かと思ったあたし、バチ当たりだわ。
「美味しい……」
「そ?なら良かった」
美味しいものを食べてふにゃり、柔らかく笑うディーヴァを見ながら、アンダーテイカーもクッキーをサクサクとかじる。
ディーヴァが纏う空気は、ほんわかしているだけじゃなく、限りなく清浄なものも混じっている。
「君はダンテ君とは反対の空気を持ってるねェ。……まるで天使みたいだ」
「ごほっ!!……ふぇぃっ!?」
「……驚きすぎだよォ?それじゃ天使ですって言ってるのとおなじだ」
「あはは、……バレちゃいました?」
これではダンテのこと言えないなぁ、なんて思いつつ、別にいっか!などと楽天的に考える自分がいる。
「半分悪魔の相棒が天使だなんて面白いねぇ」
「え、それだけ?」
「?うん。それだけだけど」
あ、ホントにバレても大丈夫そうな案件だったわコレ。
ホッとしてお茶を飲み飲みクッキーサクサク……ちょうど小腹が空いてたのでいやぁ、食べる食べる。
\いっぱい食べるきみが好き/
ディーヴァは大食漢とまでいかなくとも、一貫してどのお話でも食べるのが好きな夢主
である。
天使のシネマティックレコード、見てみたいなぁ……でもそれは無理そうだ。
霞がかかったようによく見えない。
ディーヴァの様子を見ながら、アンダーテイカーがそんなことを思っていたとはつゆ知らず。
おや?この感じ、どこかで……。
そんなディーヴァの纏う空気に探りを入れていた彼はピーンと何かに気がつく。
「君は伯爵とはどんな関係なんだい?」
「関係って言うと……少し先の時代の世界でファントムハイヴ屋敷らしき昔の貴族邸を観光してたら、この世界に突然来ちゃっただけだし、今はシエルくんの屋敷のメイドしながら帰り道探してます…………だからただの居候兼メイド……かな?」
「ふぅ~~~ん?」
口の端にくっついたクッキーかすを拭いつつ、答える。
あれ?間違ってない、よね……?多分。
「もしかして、遠~~~~い親戚とかなんじゃないのかい」
「シエルくんと?」
「うん。その可能性は高いねェ」
もしかしたらそうかもしれない、と心のどこかで考えてはいた。
何故なら、観光として訪れていた屋敷は祖父の遠~い親戚のものであり、この世界ではシエルの屋敷として機能している。
それらが指し示すのは……血縁関係だということ。
これでは異世界という話がただの過去と未来の話になるが……。
「ただ……君の纏う空気とこの世界の空気、決定的に違うものがある」
「そ、それは……?」
「……無理だった……」
アンダーテイカーとともに店内へ入っていったダンテが、件の人と一緒に戻って来た。
ダンテは落ち込み、かたやがっかりとした表情。
「うん、そうみたいだね」
「半魔君、面白くなかった~。つまんなーい!面白いのは半分悪魔なだけにしてよ~」
「しかもオレが半分悪魔なの、バレた……」
半魔君なんて呼ばれてるのを聞くだけでそれはわかる。
「ダンテさん、貴方……誘導尋問されましたね?」
「ああ……」
「バカだなお前」
「ダンテだからしょうがないよ。そういう誘導尋問とかに弱いもん」
きっとあの手この手で話を引き出され、気がついたら暴露…という感じだったのだろう。
なんとなくわかる。
「笑いなんて本当に自信ないけど……しょうがない。ここはあたしが一肌脱ぎますかっと!」
「脱がなくていいけど、このあと頼むな」
バトンタッチ!
ということで意気揚々とディーヴァはアンダーテイカーとともにその店内へと再び足を踏み入れる。
……やっぱりこの店お化け屋敷みたいで怖い。
「よいしょっと」
「え、あの……近くないですか??」
アンダーテイカーが座ったのは中央の棺桶の上。
しかもディーヴァを連れたまま……つまり、ディーヴァをその膝に乗せて、だ。
うーん、痩せてるせいかダンテの膝より硬いなぁ……って問題はそこじゃない。
「別に近くないと思うけどな」
いやいやいや、すっごい近いです。
あと数センチでちゅーできちゃいそうな距離……!この場面ダンテに見られたらアンダーテイカーさんは怒ったダンテに殺されちゃうし、あたしはこっぴどくお仕置きされちゃうよ絶対。
あ、アンダーテイカーさん、傷跡は目立つけど結構お顔整ってる……。
「んー、綺麗な緑の瞳をしているねェ。まるでエメラルドが嵌まっているみたいだぁ~」
色々思考を飛ばしたままアンダーテイカーの顔の造形を見ていたら、そのひんやりと冷たい手がディーヴァの頬を上から下へと撫でた。
死体までいかない冷たい手がするりと撫でる感覚、ぞわっ!と鳥肌モノ。
ディーヴァはものすごい速さで壁際まで逃げた。
「怯えちゃって、か~わいい~フェッフェッフェッ……なんもしないよォ?こっち座りなよ~」
「………………」
何もしない人は頬を撫でたりしない。
じとりと睨んで当初の任務を遂行するべく声を張り上げる。
「わ、笑いが目的でしたよねっ!えと、えーと……」
「………………別にいいよ?無理しなくて」
「……うう、すみましぇん……」
敵に情けをかけられた気分とはこのこと。
シエル達にとって実は敵でした~とかなんて、ディーヴァには全然わからないけれども。
やはり笑いをとるなんて高等技術、ディーヴァには雑魚悪魔を倒すのより難しい。
雑魚悪魔ならその辺に落ちているエクスカリモップとかで思い切りぶったたけばなんとかなる……うん。
「小生の作った棺桶……は要らなさそうだから、代わりに一緒にお茶を飲もうねェ~」
いつの間に沸かしていたのか、ティーポットからなぜかビーカーに紅茶を注いでいたアンダーテイカー。
そのままディーヴァに席を進めてきたので、おとなしく座る。
というかビーカー……お茶受けは骨型クッキー……大丈夫なのだろうか。
ビーカーなんて何に使った、何に。
「ちゃあんと洗ってあるし、こっちも形は骨だけど普通の紅茶クッキーだよ」
「……いただきます」
洗ってある……。
やはり何かに使ったあとの物……面では葬儀屋ということはロクなことに使用していなさそうだが…女は度胸ついでに愛嬌!こくり、一口飲んでみる。
あ、美味しい、ニルギリだ。
こっちの骨のクッキーは……ほんとだ、紅茶の茶葉を練りこんであってサクサクで美味しい。
犬用かと思ったあたし、バチ当たりだわ。
「美味しい……」
「そ?なら良かった」
美味しいものを食べてふにゃり、柔らかく笑うディーヴァを見ながら、アンダーテイカーもクッキーをサクサクとかじる。
ディーヴァが纏う空気は、ほんわかしているだけじゃなく、限りなく清浄なものも混じっている。
「君はダンテ君とは反対の空気を持ってるねェ。……まるで天使みたいだ」
「ごほっ!!……ふぇぃっ!?」
「……驚きすぎだよォ?それじゃ天使ですって言ってるのとおなじだ」
「あはは、……バレちゃいました?」
これではダンテのこと言えないなぁ、なんて思いつつ、別にいっか!などと楽天的に考える自分がいる。
「半分悪魔の相棒が天使だなんて面白いねぇ」
「え、それだけ?」
「?うん。それだけだけど」
あ、ホントにバレても大丈夫そうな案件だったわコレ。
ホッとしてお茶を飲み飲みクッキーサクサク……ちょうど小腹が空いてたのでいやぁ、食べる食べる。
\いっぱい食べるきみが好き/
ディーヴァは大食漢とまでいかなくとも、一貫してどのお話でも食べるのが好きな夢主
である。
天使のシネマティックレコード、見てみたいなぁ……でもそれは無理そうだ。
霞がかかったようによく見えない。
ディーヴァの様子を見ながら、アンダーテイカーがそんなことを思っていたとはつゆ知らず。
おや?この感じ、どこかで……。
そんなディーヴァの纏う空気に探りを入れていた彼はピーンと何かに気がつく。
「君は伯爵とはどんな関係なんだい?」
「関係って言うと……少し先の時代の世界でファントムハイヴ屋敷らしき昔の貴族邸を観光してたら、この世界に突然来ちゃっただけだし、今はシエルくんの屋敷のメイドしながら帰り道探してます…………だからただの居候兼メイド……かな?」
「ふぅ~~~ん?」
口の端にくっついたクッキーかすを拭いつつ、答える。
あれ?間違ってない、よね……?多分。
「もしかして、遠~~~~い親戚とかなんじゃないのかい」
「シエルくんと?」
「うん。その可能性は高いねェ」
もしかしたらそうかもしれない、と心のどこかで考えてはいた。
何故なら、観光として訪れていた屋敷は祖父の遠~い親戚のものであり、この世界ではシエルの屋敷として機能している。
それらが指し示すのは……血縁関係だということ。
これでは異世界という話がただの過去と未来の話になるが……。
「ただ……君の纏う空気とこの世界の空気、決定的に違うものがある」
「そ、それは……?」
