DMC×黒執事
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
模様を美しく見せるため、丁寧に丁寧に皆黙々と磨いていく三人。
そして。
「出来たですだよ!……あっ!」
ピッカピカに磨かれたそれを手に、あろうことか駆け足でこちらに向かってきたメイリン。
案の定こけている。
「っぶねーな。言ったそばから焦るなって」
「す、すみませんですだ……」
ポーンと宙へ飛んだティーカップをダンテが下でキャッチ。
ダンテがいなかったらと思うと、ぞっとする。
「もー!いつも焦って割っちゃうなら、焦らない走らないそして急がない。自分のペースを大事に!ですよ?」
せっかく磨いても割ったら意味なし。
プンプンと注意し、ディーヴァは自分が磨いた素敵なティーセットを棚にそっとしまう。
「ダンテさんみたいにですだか?」
どういう意味だろうとダンテの方を見る。
磨いたティーカップをバスケットボールのようにくるくる指先で回していた……なんてやつだ!
ダンテのことだし割る心配はなくとも、自分のペース過ぎるし危ない。
「……あれは絶対お手本にしちゃダメです」
目を据わらせてダンテに元あった場所に戻すよう怒るというハプニングもあったが、とりあえずは今日の分のティーセット磨きはおしまい。
ふう……と一息ついたちょうどその時、ピーッピーッ!と音が鳴り響く。
この部屋ではない場所から聞こえるこれは。
「あ、洗濯物終わったみたいですね!」
早く干さなくちゃシワになってしまう、と手早くそこを片付けて急ぐディーヴァだが。
「今日はそんなに数がないから干すのはワタシがやりますだ!それよりバルドが心配ですだよ。そっちの手伝い頼むネ!」
「バルドさんのお手伝い?わかりました」
もちろんこのあとはバルドロイの仕事の手伝いの予定であったが、そろそろ昼食の支度に入るのだろう。
ここは任せて素直に行こう。
ディーヴァはダンテと共に、先に退出した。
キッチンへと続く廊下を歩いていると、反対側からセバスチャンがやってくるのが見えた。
彼はこちらに気がつくと、用事があるのか少しだけ早足になった。
「ああ、ちょうど良かったです。これからダンテさんをお借りしても?」
「はい、大丈夫です」
「何するんだ?シエルは仕事終わったのか?」
あと少しくらいディーヴァと2人の時間を過ごしたかった、というのが本音だがまあ我儘を言っても仕方ない。
「ええ。昨日のポーカーのリベンジがしたいと、早々に執務を終えましたよ」
おっとそういう仕事なら任せろ。
「よっしゃ!今日もコテンパンにしてやるぜ」
「ダンテ、お手柔らかにね」
でもダンテが勝ったとしても、まぁたイカサマでなんだろうけど。
ディーヴァの頬に行ってきますのキスを軽くし、ダンテが駆けていくのを見送って、セバスチャンが声をかける。
って、セバスチャンさん頼むからダンテがキスしてったのを見てクスクス笑うのやめてください恥ずかしくなりますから。
「ところでディーヴァさんはどんな仕事を?」
「フィニさんメイリンさんのお手伝いが終わり、これからバルドさんのところです」
「ふむ……。昼食の準備ですね。どうか貴女の力で『食事として通用するもの』を作ってください」
「食事として通用する、もの……?」
セバスチャンの言葉はちょっぴり、いや、かなり切実な願いに聞こえた。
なんでも、バルドロイが作るという食事は食事ではないらしく、今までに作ったものは。
「8割が炭……あとの2割は?」
「有害物資です」
その2割で食事作ってくれていたらまだよかったのに、炭より悪化してるではないか。
きっとダンテの方がマシなもの作れる。
「うわぁ……そんなんでよくシェフになれたなぁバルドさん」
「適任者が彼しかいなかったもので。ディーヴァさん、よろしくお願いしますね?」
うわぁお……執事長殿に直々に頼まれてしまった。
もともと断ることもないし、そのままキッチンへ足を踏み入れると。
牛肉の塊の前にゴツい銃兵器を構える、くわえ煙草と無精髭が特徴のシェフエプロンに身を包む男がいた。
この男こそ、バルドことバルドロイ。
「なっ……にやってるんですかーーーーっ!!バルドさんんん!?」
「おっ!ディーヴァの嬢ちゃんか!どした?」
ディーヴァの叫びにもなんのその。
保護メガネをカポっと上にあげ、バルドはかる~く挨拶してきた。
「はぁ……昼食の準備の手伝いに来ましたディーヴァです……」
「手伝い?よく見ろ、手伝いなんていらねぇだろ?今から肉を焼くから嬢ちゃんはちィーっと離れたとこから見てな!」
なんというか案の定というか、その構えた銃兵器で肉を焼くようだ。
8割は炭になる理由がよくわかった。
「だ、め、で、す!あたしセバスチャンによろしくって頼まれたんですー!」
助っ人たる自分が来たのにも関わらず、結局食べられない昼食が出来たとあれば失望させてしまう。
もっと悪いとメイド失格、いや、悪魔という気まぐれな生き物のことだ、同じ悪魔という種族のセバスチャンに殺されてしまうかもしれない。
……というのは言い過ぎか。
「はぁ?……なんだかよくわからねぇがだったら嬢ちゃんが作るってことでいいのか?」
「まあ……メニューを聞いてからですね……。ちなみに今日のメニューは?」
「作るのはローストビーフ一択でィ!!」
一択って、一品しか考えていなかったのか?シエルとセバスチャン、ついでにダンテが怒るぞ。
「ローストビーフだけじゃ足りないですよ。とりあえず一緒に作りましょう?」
「一緒にぃ~?嬢ちゃんにこの兵器がブッ放せるってのか?」
「そんなもの料理に使いません!だいたいその煙草!料理する時に煙草は厳禁!料理人なんですから、普段からそんなものばかり吸ってたら舌がおかしくなっちゃいますよ?はい、煙草消す!今すぐ消す!!」
「え~~~面倒いなァ……ま、仕方ないから消してやるか」
……なんだろうこの人は。
ダンテみたいなノリの人なのだろうか、扱いがダンテと同等レベルになってしまう。
そして。
「出来たですだよ!……あっ!」
ピッカピカに磨かれたそれを手に、あろうことか駆け足でこちらに向かってきたメイリン。
案の定こけている。
「っぶねーな。言ったそばから焦るなって」
「す、すみませんですだ……」
ポーンと宙へ飛んだティーカップをダンテが下でキャッチ。
ダンテがいなかったらと思うと、ぞっとする。
「もー!いつも焦って割っちゃうなら、焦らない走らないそして急がない。自分のペースを大事に!ですよ?」
せっかく磨いても割ったら意味なし。
プンプンと注意し、ディーヴァは自分が磨いた素敵なティーセットを棚にそっとしまう。
「ダンテさんみたいにですだか?」
どういう意味だろうとダンテの方を見る。
磨いたティーカップをバスケットボールのようにくるくる指先で回していた……なんてやつだ!
ダンテのことだし割る心配はなくとも、自分のペース過ぎるし危ない。
「……あれは絶対お手本にしちゃダメです」
目を据わらせてダンテに元あった場所に戻すよう怒るというハプニングもあったが、とりあえずは今日の分のティーセット磨きはおしまい。
ふう……と一息ついたちょうどその時、ピーッピーッ!と音が鳴り響く。
この部屋ではない場所から聞こえるこれは。
「あ、洗濯物終わったみたいですね!」
早く干さなくちゃシワになってしまう、と手早くそこを片付けて急ぐディーヴァだが。
「今日はそんなに数がないから干すのはワタシがやりますだ!それよりバルドが心配ですだよ。そっちの手伝い頼むネ!」
「バルドさんのお手伝い?わかりました」
もちろんこのあとはバルドロイの仕事の手伝いの予定であったが、そろそろ昼食の支度に入るのだろう。
ここは任せて素直に行こう。
ディーヴァはダンテと共に、先に退出した。
キッチンへと続く廊下を歩いていると、反対側からセバスチャンがやってくるのが見えた。
彼はこちらに気がつくと、用事があるのか少しだけ早足になった。
「ああ、ちょうど良かったです。これからダンテさんをお借りしても?」
「はい、大丈夫です」
「何するんだ?シエルは仕事終わったのか?」
あと少しくらいディーヴァと2人の時間を過ごしたかった、というのが本音だがまあ我儘を言っても仕方ない。
「ええ。昨日のポーカーのリベンジがしたいと、早々に執務を終えましたよ」
おっとそういう仕事なら任せろ。
「よっしゃ!今日もコテンパンにしてやるぜ」
「ダンテ、お手柔らかにね」
でもダンテが勝ったとしても、まぁたイカサマでなんだろうけど。
ディーヴァの頬に行ってきますのキスを軽くし、ダンテが駆けていくのを見送って、セバスチャンが声をかける。
って、セバスチャンさん頼むからダンテがキスしてったのを見てクスクス笑うのやめてください恥ずかしくなりますから。
「ところでディーヴァさんはどんな仕事を?」
「フィニさんメイリンさんのお手伝いが終わり、これからバルドさんのところです」
「ふむ……。昼食の準備ですね。どうか貴女の力で『食事として通用するもの』を作ってください」
「食事として通用する、もの……?」
セバスチャンの言葉はちょっぴり、いや、かなり切実な願いに聞こえた。
なんでも、バルドロイが作るという食事は食事ではないらしく、今までに作ったものは。
「8割が炭……あとの2割は?」
「有害物資です」
その2割で食事作ってくれていたらまだよかったのに、炭より悪化してるではないか。
きっとダンテの方がマシなもの作れる。
「うわぁ……そんなんでよくシェフになれたなぁバルドさん」
「適任者が彼しかいなかったもので。ディーヴァさん、よろしくお願いしますね?」
うわぁお……執事長殿に直々に頼まれてしまった。
もともと断ることもないし、そのままキッチンへ足を踏み入れると。
牛肉の塊の前にゴツい銃兵器を構える、くわえ煙草と無精髭が特徴のシェフエプロンに身を包む男がいた。
この男こそ、バルドことバルドロイ。
「なっ……にやってるんですかーーーーっ!!バルドさんんん!?」
「おっ!ディーヴァの嬢ちゃんか!どした?」
ディーヴァの叫びにもなんのその。
保護メガネをカポっと上にあげ、バルドはかる~く挨拶してきた。
「はぁ……昼食の準備の手伝いに来ましたディーヴァです……」
「手伝い?よく見ろ、手伝いなんていらねぇだろ?今から肉を焼くから嬢ちゃんはちィーっと離れたとこから見てな!」
なんというか案の定というか、その構えた銃兵器で肉を焼くようだ。
8割は炭になる理由がよくわかった。
「だ、め、で、す!あたしセバスチャンによろしくって頼まれたんですー!」
助っ人たる自分が来たのにも関わらず、結局食べられない昼食が出来たとあれば失望させてしまう。
もっと悪いとメイド失格、いや、悪魔という気まぐれな生き物のことだ、同じ悪魔という種族のセバスチャンに殺されてしまうかもしれない。
……というのは言い過ぎか。
「はぁ?……なんだかよくわからねぇがだったら嬢ちゃんが作るってことでいいのか?」
「まあ……メニューを聞いてからですね……。ちなみに今日のメニューは?」
「作るのはローストビーフ一択でィ!!」
一択って、一品しか考えていなかったのか?シエルとセバスチャン、ついでにダンテが怒るぞ。
「ローストビーフだけじゃ足りないですよ。とりあえず一緒に作りましょう?」
「一緒にぃ~?嬢ちゃんにこの兵器がブッ放せるってのか?」
「そんなもの料理に使いません!だいたいその煙草!料理する時に煙草は厳禁!料理人なんですから、普段からそんなものばかり吸ってたら舌がおかしくなっちゃいますよ?はい、煙草消す!今すぐ消す!!」
「え~~~面倒いなァ……ま、仕方ないから消してやるか」
……なんだろうこの人は。
ダンテみたいなノリの人なのだろうか、扱いがダンテと同等レベルになってしまう。
