DMC×黒執事
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
セバスチャンが扉を開ける。
「ディーヴァさん、こちらが貴女の部屋です」
「え?うわぁ、すごい素敵なお部屋!」
セバスチャンに続いてひょこっと顔を出し中に入ると、そこは確かにゲストルームと言った感じの空間が広がっていた。
なんだこの真ん中にドーンと陣取っている真っ赤な天蓋付きベッドは。
素敵すぎる……気分はお姫様ではないか。
「気に入っていただけたようでなによりです。それではベッドの上の衣服を着て先ほどのキッチンへ来るように。キッチンの場所は覚えてますね?」
「はい、大丈夫です」
シエルがくれたビターラビットをセバスチャンから渡され、受け取ってぎゅーっと抱きしめ、部屋の中を未だキラキラした目で見つめつつ答える。
まるで子供だ……、と思い、セバスチャンはクスリと笑みを浮かべてディーヴァの様子を見るが、よくよく考えてみればディーヴァはまだ子供だった。
「ダンテさんの分は彼の部屋に置いてありますのであとで着るように言っておいてくださいね。彼の部屋は廊下を挟んだ反対側ですので」
「わかりました!」
ビシ!と敬礼する勢いで返事して、セバスチャンが出ていくのを見送る。
セバスチャンは出る直前、妖艶さを持ち合わせた笑みを投げかけ、こちらを振り返って一言。
「貴女の仕事ぶり、期待してますよ。では」
ダンテとは違った魅力、いや魔力かもしれないそれを感じるセバスチャンに内心ドキドキしながら閉じられた扉に呟く。
「期待……されちゃった……」
ドキドキはアイドルを前にした時の憧れに似たそれかとも思ったが、何か違う。
あ、悪魔相手だからかな?
それにしてもだ。
期待されるようなことは、自分にできるかどうか正直わからない。
完璧で悪魔な執事にご教授してもらいつつ仕事なんて、失敗しそうで不安で……こ わ い。
こんな時こそ、楽観的なダンテに近くにいてほしいと切に思う。
「はー。ダンテとあたしの部屋は別なんだ。ダンテが一緒が良い!ってダダこねないといいけど……」
つまり、ダンテがダダをこねる心配よりも、自分の不安の種を取り除くためにダンテがいてくれないと困るとかそういう心配の方が強いわけで。
閑話休題。
「ん!早く着替えて仕事仕事!」
働かざる者食うべからず、である。
失敗するもしないもまずは仕事をしてみないことにはわからないではないか。
ビターラビットを傍に置き、ふかふかのベッドの上に綺麗に折りたたまれた服を手に取る。
……いつ用意しておいたのだろうか、まあ相手は悪魔なんだし突っ込んだら負けだ。
紺色と白を基調としたふんわり膝下丈のメイド服だ。
「本場のメイド服!……かわいい」
見た目は現代風というよりやはり中世風だが、そこがまたいい。
背中にボタンがあり、肩口にフリル、そして顎下でリボンを結ぶタイプのヘッドドレス、これで邪魔にならないよう髪をまとめるようだ。
見た目もさることながら、メイドとして仕事しやすいよう考え抜かれた作りはさすがとしか思えない。
「これもセバスチャン考案とかだったりして……うぅん、あり得る」
して、中に履くのは。
「ペチコートはともかく、……え、ガーターベルトの靴下ぁ?うへぇ、なんかダンテが喜びそ~」
\ガーターベルトは男のロマンだぜ!/
あれ?どこからかダンテの声の幻聴まで聞こえる気がした。
よいしょうんしょと履いたり着たりを繰り返すこと数分。
慣れればともかく、最初だからか着るのに時間がかかってしまうのには目をつぶっていただきたい。
「ブーツは今履いてるのでよさそうだけど……うう……胸がきつい…」
ウエストも幾分かきつく感じるのがちよっと腹立たしいが、ともかくバストがはちきれそうなそんな感じ。
おかしいところがないか部屋にあった姿見で確認、ため息を吐き出しながらセバスチャンが先に作業しているであろうキッチンへ向かう。
「セバスチャンさん、着てきましたぁ……」
「ああ、来ましたね。どうですか……、……おや、」
顔を出してすぐ、ディーヴァの顔色が芳しくないのに気がつくセバスチャン。
その目の向ける場所は、ディーヴァのキツキツの場所。
「……女性のそこに目を向けるのも失礼かと思いますが、その、……キツそうですね」
どこが、とはさすがに言わない。
紳士!
「ええ、まあ……ちよっと、いや、かなりキツイです……」
「コルセットは?」
「そんなもの締めてませんよー」
「申し訳ございません。細いのでてっきりもともとコルセットを締めているのかと思ってました」
「いやそこまで細くないですけど……」
聞けばこの時代の女性、ほとんどの者が下着がわりにウエストをギュウギュウにコルセットで締めているとのこと。
細くくびれた腰こそが、美しさの象徴なのだそうだ。
「……はぁぁ、中世の女性ってすごいんですね。未来ではコルセットなんか締めませんよ……」
「コルセットもそうですが、ワンサイズアップさせましょう」
「はい……」
どこの、とも言わないが、胸のことだろう多分。
「1人では締められないでしょう。もう1人の使用人を呼びますので彼女に手伝わせます。少々お待ちを」
「……お願いします」
そう言ってセバスチャンはキッチンを出ていく。
ああ、自分の着替え如きで手を煩わせてしまった……。
だがコルセットなんて締めたことはないし、自分でどうにもできないので、おとなしく甘受しておいた。
しばらくして戻ってきたセバスチャンは、傍に赤茶色の髪のメイドを連れていた。
大きな丸いメガネが特徴の、典型的ドジっ子属性に見える綺麗なメイドさんだと思った。
メガネ外すとすっごい美人さんなタイプに違いない。
「コルセットについては彼女、メイリンに頼んでください」
「メ、メイリンと申しますだ!」
「あたしはディーヴァです!メイドとしては初心者なんでよろしくお願いしますね、メイリン先輩!」
「せ、先輩……!」
中国系の訛りが混じる言葉を使いながら真っ赤になる彼女。
仲良くなれるといいなあ……なんて思いつつ握手を交わし、そのままさらなる自己紹介へと発展していきそうになってきたところで、新しいサイズのメイド服を渡されながらのセバスチャンの待ったが入る。
「メイリン、詳しい自己紹介はあとになさい。使用人全員に紹介させる場を設けますので」
「はいですだ。改めてあとで紹介するだよ!じゃあディーヴァさんのお部屋に向かうネ!!」
さあ行くぞ!
と息巻き、ディーヴァを置いて一足先にキッチンを出て行くメイリン。
「……メイリン。ディーヴァさんを置いて行くのはいいですが、部屋はわかるのですか?」
「あっ!……知らないですだ」
「メイリンさん、おっちょこちょい、なんですね。……あたしと同じだぁ」
「あは、あははー……」
「おっちょこちょいレベルで済めばいい方ですよ。しかし、貴女も同じくらいああなんだったら困りますねぇ……」
はあ、とため息を吐き出すセバスチャンを置いて、ディーヴァはメイリンを連れ自身に充てがわれた部屋へと歩を進めた。
「ディーヴァさん、こちらが貴女の部屋です」
「え?うわぁ、すごい素敵なお部屋!」
セバスチャンに続いてひょこっと顔を出し中に入ると、そこは確かにゲストルームと言った感じの空間が広がっていた。
なんだこの真ん中にドーンと陣取っている真っ赤な天蓋付きベッドは。
素敵すぎる……気分はお姫様ではないか。
「気に入っていただけたようでなによりです。それではベッドの上の衣服を着て先ほどのキッチンへ来るように。キッチンの場所は覚えてますね?」
「はい、大丈夫です」
シエルがくれたビターラビットをセバスチャンから渡され、受け取ってぎゅーっと抱きしめ、部屋の中を未だキラキラした目で見つめつつ答える。
まるで子供だ……、と思い、セバスチャンはクスリと笑みを浮かべてディーヴァの様子を見るが、よくよく考えてみればディーヴァはまだ子供だった。
「ダンテさんの分は彼の部屋に置いてありますのであとで着るように言っておいてくださいね。彼の部屋は廊下を挟んだ反対側ですので」
「わかりました!」
ビシ!と敬礼する勢いで返事して、セバスチャンが出ていくのを見送る。
セバスチャンは出る直前、妖艶さを持ち合わせた笑みを投げかけ、こちらを振り返って一言。
「貴女の仕事ぶり、期待してますよ。では」
ダンテとは違った魅力、いや魔力かもしれないそれを感じるセバスチャンに内心ドキドキしながら閉じられた扉に呟く。
「期待……されちゃった……」
ドキドキはアイドルを前にした時の憧れに似たそれかとも思ったが、何か違う。
あ、悪魔相手だからかな?
それにしてもだ。
期待されるようなことは、自分にできるかどうか正直わからない。
完璧で悪魔な執事にご教授してもらいつつ仕事なんて、失敗しそうで不安で……こ わ い。
こんな時こそ、楽観的なダンテに近くにいてほしいと切に思う。
「はー。ダンテとあたしの部屋は別なんだ。ダンテが一緒が良い!ってダダこねないといいけど……」
つまり、ダンテがダダをこねる心配よりも、自分の不安の種を取り除くためにダンテがいてくれないと困るとかそういう心配の方が強いわけで。
閑話休題。
「ん!早く着替えて仕事仕事!」
働かざる者食うべからず、である。
失敗するもしないもまずは仕事をしてみないことにはわからないではないか。
ビターラビットを傍に置き、ふかふかのベッドの上に綺麗に折りたたまれた服を手に取る。
……いつ用意しておいたのだろうか、まあ相手は悪魔なんだし突っ込んだら負けだ。
紺色と白を基調としたふんわり膝下丈のメイド服だ。
「本場のメイド服!……かわいい」
見た目は現代風というよりやはり中世風だが、そこがまたいい。
背中にボタンがあり、肩口にフリル、そして顎下でリボンを結ぶタイプのヘッドドレス、これで邪魔にならないよう髪をまとめるようだ。
見た目もさることながら、メイドとして仕事しやすいよう考え抜かれた作りはさすがとしか思えない。
「これもセバスチャン考案とかだったりして……うぅん、あり得る」
して、中に履くのは。
「ペチコートはともかく、……え、ガーターベルトの靴下ぁ?うへぇ、なんかダンテが喜びそ~」
\ガーターベルトは男のロマンだぜ!/
あれ?どこからかダンテの声の幻聴まで聞こえる気がした。
よいしょうんしょと履いたり着たりを繰り返すこと数分。
慣れればともかく、最初だからか着るのに時間がかかってしまうのには目をつぶっていただきたい。
「ブーツは今履いてるのでよさそうだけど……うう……胸がきつい…」
ウエストも幾分かきつく感じるのがちよっと腹立たしいが、ともかくバストがはちきれそうなそんな感じ。
おかしいところがないか部屋にあった姿見で確認、ため息を吐き出しながらセバスチャンが先に作業しているであろうキッチンへ向かう。
「セバスチャンさん、着てきましたぁ……」
「ああ、来ましたね。どうですか……、……おや、」
顔を出してすぐ、ディーヴァの顔色が芳しくないのに気がつくセバスチャン。
その目の向ける場所は、ディーヴァのキツキツの場所。
「……女性のそこに目を向けるのも失礼かと思いますが、その、……キツそうですね」
どこが、とはさすがに言わない。
紳士!
「ええ、まあ……ちよっと、いや、かなりキツイです……」
「コルセットは?」
「そんなもの締めてませんよー」
「申し訳ございません。細いのでてっきりもともとコルセットを締めているのかと思ってました」
「いやそこまで細くないですけど……」
聞けばこの時代の女性、ほとんどの者が下着がわりにウエストをギュウギュウにコルセットで締めているとのこと。
細くくびれた腰こそが、美しさの象徴なのだそうだ。
「……はぁぁ、中世の女性ってすごいんですね。未来ではコルセットなんか締めませんよ……」
「コルセットもそうですが、ワンサイズアップさせましょう」
「はい……」
どこの、とも言わないが、胸のことだろう多分。
「1人では締められないでしょう。もう1人の使用人を呼びますので彼女に手伝わせます。少々お待ちを」
「……お願いします」
そう言ってセバスチャンはキッチンを出ていく。
ああ、自分の着替え如きで手を煩わせてしまった……。
だがコルセットなんて締めたことはないし、自分でどうにもできないので、おとなしく甘受しておいた。
しばらくして戻ってきたセバスチャンは、傍に赤茶色の髪のメイドを連れていた。
大きな丸いメガネが特徴の、典型的ドジっ子属性に見える綺麗なメイドさんだと思った。
メガネ外すとすっごい美人さんなタイプに違いない。
「コルセットについては彼女、メイリンに頼んでください」
「メ、メイリンと申しますだ!」
「あたしはディーヴァです!メイドとしては初心者なんでよろしくお願いしますね、メイリン先輩!」
「せ、先輩……!」
中国系の訛りが混じる言葉を使いながら真っ赤になる彼女。
仲良くなれるといいなあ……なんて思いつつ握手を交わし、そのままさらなる自己紹介へと発展していきそうになってきたところで、新しいサイズのメイド服を渡されながらのセバスチャンの待ったが入る。
「メイリン、詳しい自己紹介はあとになさい。使用人全員に紹介させる場を設けますので」
「はいですだ。改めてあとで紹介するだよ!じゃあディーヴァさんのお部屋に向かうネ!!」
さあ行くぞ!
と息巻き、ディーヴァを置いて一足先にキッチンを出て行くメイリン。
「……メイリン。ディーヴァさんを置いて行くのはいいですが、部屋はわかるのですか?」
「あっ!……知らないですだ」
「メイリンさん、おっちょこちょい、なんですね。……あたしと同じだぁ」
「あは、あははー……」
「おっちょこちょいレベルで済めばいい方ですよ。しかし、貴女も同じくらいああなんだったら困りますねぇ……」
はあ、とため息を吐き出すセバスチャンを置いて、ディーヴァはメイリンを連れ自身に充てがわれた部屋へと歩を進めた。
