食べすぎには御注意を。
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そしてこちらはダンテとディーヴァの場合。
「今日は食べるぞー」
「おー!朝ごはん抜いちゃったからかなあ、おなかすいたぁ…」
今2人は偶然に手に入った、いや、エンツォからぶんどったスイーツ食べ放題半額チケットを使ってとあるホテルのラウンジに並んでいた。
開店までまだ少しあるが、ここまで菓子の焼ける甘~い匂いが漂ってくる。
…よだれものだ。
「ふわぁ、いい匂い…」
「ああ、甘~い匂いだな。ん?これはディーヴァの大好物のチーズケーキかもな」
「チーズ!?」
その言葉を聞き、すでに目がチーズチーズ言っている。
ぐうきゅるるる~。
更にディーヴァの腹の虫が泣きわめく。
ディーヴァは本当にチーズに目がなくてしょうもない女の子である。
「でも、あと数分は我慢しろよ?」
開店まであと数分。
いつもならば落ち着きがないのはダンテの方だが、今はディーヴァの方がよっぽど落ち着きがない状態だ。
ダンテは、待ちきれないとばかりに落ち着かないディーヴァを撫でていさめようと手を伸ばした。
ぱくり、カジカジ。
「…は?」
ディーヴァに手を齧られた。
しかも、けっこう力強く、である。
「いでぇぇぇ!?」
「うぅぅ…ダンテのおてて、チーズの味しない。美味しくないからいらないや……」
「当たり前だろ!ふーっふーっ!ったく、痛ぇな…」
女性は甘いものに目がないとは聞くが、いつも大人しいディーヴァがここまでの力を発揮するとは…。
菓子の力ってすげー。
と、そんなこんなで開店して、席に案内を受けたダンテとディーヴァ。
皿を手にスイーツの元へ急ぐと、そこには楽園があった。
ショートケーキ、チョコレートケーキ、モンブラン、フレッシュフルーツのケーキなど王道のケーキに小さなプチフールはもちろん、アイスクリーム、ジェラートなど冷たいスイーツなども取り揃えてある。
スイーツの宝石箱やー!!
「うっひょう!イチゴのケーキがわんさかだぜ!!」
「うわぁ、チーズのお菓子もリンゴのお菓子もいっぱい!全部制覇したいなー!」
「腹が破裂してもしらないぞ?」
「むしろ本望だよ!」
キラキラした笑顔を浮かべ、子どものようにはしゃぐ2人。
ダンテは色鮮やかなサマープティングやらイチゴを使うスイーツをポンポンと皿に乗せていく。
が、ある一点で手が止まった。
「ピザがある…」
「ほんとだ。あ、パスタもある。カルボナーラ食べたいな……」
そしてディーヴァの目に、二枚目の皿にピザをとるダンテの姿が映る。
なんと気が早い。
「って、もうピザ取ってるし…。しかも取りすぎっ!あのねダンテ、今日のメインはピザじゃなくてスイーツなんだからね?元とってよ、元!」
そう注意するディーヴァも人のことは言えない。
ディーヴァの皿を目にしたダンテはギョッとしてしまった。
「うわ、お前こそすげぇ量だな。マジでそんなに食べるのか?残すなよ?残しちゃいけないんだろ」
残さないように適度な量をとって食べるのが、食べ放題のルールだ。
お残しは許しまへんで!!
「今日は食べるぞー」
「おー!朝ごはん抜いちゃったからかなあ、おなかすいたぁ…」
今2人は偶然に手に入った、いや、エンツォからぶんどったスイーツ食べ放題半額チケットを使ってとあるホテルのラウンジに並んでいた。
開店までまだ少しあるが、ここまで菓子の焼ける甘~い匂いが漂ってくる。
…よだれものだ。
「ふわぁ、いい匂い…」
「ああ、甘~い匂いだな。ん?これはディーヴァの大好物のチーズケーキかもな」
「チーズ!?」
その言葉を聞き、すでに目がチーズチーズ言っている。
ぐうきゅるるる~。
更にディーヴァの腹の虫が泣きわめく。
ディーヴァは本当にチーズに目がなくてしょうもない女の子である。
「でも、あと数分は我慢しろよ?」
開店まであと数分。
いつもならば落ち着きがないのはダンテの方だが、今はディーヴァの方がよっぽど落ち着きがない状態だ。
ダンテは、待ちきれないとばかりに落ち着かないディーヴァを撫でていさめようと手を伸ばした。
ぱくり、カジカジ。
「…は?」
ディーヴァに手を齧られた。
しかも、けっこう力強く、である。
「いでぇぇぇ!?」
「うぅぅ…ダンテのおてて、チーズの味しない。美味しくないからいらないや……」
「当たり前だろ!ふーっふーっ!ったく、痛ぇな…」
女性は甘いものに目がないとは聞くが、いつも大人しいディーヴァがここまでの力を発揮するとは…。
菓子の力ってすげー。
と、そんなこんなで開店して、席に案内を受けたダンテとディーヴァ。
皿を手にスイーツの元へ急ぐと、そこには楽園があった。
ショートケーキ、チョコレートケーキ、モンブラン、フレッシュフルーツのケーキなど王道のケーキに小さなプチフールはもちろん、アイスクリーム、ジェラートなど冷たいスイーツなども取り揃えてある。
スイーツの宝石箱やー!!
「うっひょう!イチゴのケーキがわんさかだぜ!!」
「うわぁ、チーズのお菓子もリンゴのお菓子もいっぱい!全部制覇したいなー!」
「腹が破裂してもしらないぞ?」
「むしろ本望だよ!」
キラキラした笑顔を浮かべ、子どものようにはしゃぐ2人。
ダンテは色鮮やかなサマープティングやらイチゴを使うスイーツをポンポンと皿に乗せていく。
が、ある一点で手が止まった。
「ピザがある…」
「ほんとだ。あ、パスタもある。カルボナーラ食べたいな……」
そしてディーヴァの目に、二枚目の皿にピザをとるダンテの姿が映る。
なんと気が早い。
「って、もうピザ取ってるし…。しかも取りすぎっ!あのねダンテ、今日のメインはピザじゃなくてスイーツなんだからね?元とってよ、元!」
そう注意するディーヴァも人のことは言えない。
ディーヴァの皿を目にしたダンテはギョッとしてしまった。
「うわ、お前こそすげぇ量だな。マジでそんなに食べるのか?残すなよ?残しちゃいけないんだろ」
残さないように適度な量をとって食べるのが、食べ放題のルールだ。
お残しは許しまへんで!!