食べすぎには御注意を。
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次にカラフルなアイシングでかわいらしくコーティングされた小さなエクレールを紫乃は持ってきた。
アイシングごとに中身のクリームも違う味のようで、欲をかいて数種類とってきてしまった。
「ほお、ずいぶんカラフルだな~」
休憩がてら軽食に走っているのか、ダンテがピザをパクつきながら感想を述べる。
「ダンテ、はんぶんこしましょ」
ナイフとフォークで綺麗に半分にしたエクレールを、ダンテのスイーツ皿に乗せる紫乃。
そのどれもが生クリームやカスタードクリームがたっぷりで美味しそうだった。
ピザを食べ終えたダンテが口と手を拭き、エクレールに手を伸ばす。
「ん、何を食べても美味いな」
「そうね。ピンク色のアイシングのはイチゴ味のクリームみたい。……あらダンテ、指にクリームがついてるわ」
「おっと!ハハハ、気にしてなかったぜ」
指についたクリームにぺろりと舌を這わせて舐めとるダンテ。
その仕草が扇情的すぎて、紫乃は動きを止めて凝視してしまった。
「けっこうべっとりついてたみたいだな。…ん、なんだ?」
「ううん、なんでもない!」
その赤い舌の動きでベッドでの情事を思い出してしまったなんて、間違っても言えない。
「わ、私…さっき自分でカスタマイズして作れるパフェのコーナー見つけたからストロベリーサンデー作ってくるわね!」
「お、おお…ありがとな……って、もう行っちまった…」
捲し立てるように早口で言った紫乃は素早く席をあとにしてしまった。
***
…ふう、サンデー作ってちょっと頭を冷やしたら、落ち着いたわ。
簡素ながらも出来上がったストロベリーサンデー。
紫乃はダンテの目の前に、それを笑顔で置いた。
「さあ、どうぞ。ダンテの大好きなストロベリーサンデーよ」
「サンキュー、やっぱりデザートといったらストロベリーサンデーは外せないよな」
言うが早いか、スプーンを手に食べ始めるダンテ。
うむ、美味い。
いつも食べてるストロベリーサンデーとは何かが違うが、美味い。
そもそも何が違うのか、と聞かれると何も言えないのだが。
疑問に思うことといえば…。
そういえば紫乃の先ほどの慌てようは一体なんだったのだろうか。
「なあ紫乃。さっき、何を慌ててたんだ?」
「っ!?」
ゴホッ!
飲んでいたお茶をむせてしまった。
「何でもないから気にしないでっ!!……ね、ダンテ?」
「う、うんー?わかった」
少々気になるが、あまりにも必死な紫乃にダンテはそれ以上何も言わないことにした。
アイシングごとに中身のクリームも違う味のようで、欲をかいて数種類とってきてしまった。
「ほお、ずいぶんカラフルだな~」
休憩がてら軽食に走っているのか、ダンテがピザをパクつきながら感想を述べる。
「ダンテ、はんぶんこしましょ」
ナイフとフォークで綺麗に半分にしたエクレールを、ダンテのスイーツ皿に乗せる紫乃。
そのどれもが生クリームやカスタードクリームがたっぷりで美味しそうだった。
ピザを食べ終えたダンテが口と手を拭き、エクレールに手を伸ばす。
「ん、何を食べても美味いな」
「そうね。ピンク色のアイシングのはイチゴ味のクリームみたい。……あらダンテ、指にクリームがついてるわ」
「おっと!ハハハ、気にしてなかったぜ」
指についたクリームにぺろりと舌を這わせて舐めとるダンテ。
その仕草が扇情的すぎて、紫乃は動きを止めて凝視してしまった。
「けっこうべっとりついてたみたいだな。…ん、なんだ?」
「ううん、なんでもない!」
その赤い舌の動きでベッドでの情事を思い出してしまったなんて、間違っても言えない。
「わ、私…さっき自分でカスタマイズして作れるパフェのコーナー見つけたからストロベリーサンデー作ってくるわね!」
「お、おお…ありがとな……って、もう行っちまった…」
捲し立てるように早口で言った紫乃は素早く席をあとにしてしまった。
***
…ふう、サンデー作ってちょっと頭を冷やしたら、落ち着いたわ。
簡素ながらも出来上がったストロベリーサンデー。
紫乃はダンテの目の前に、それを笑顔で置いた。
「さあ、どうぞ。ダンテの大好きなストロベリーサンデーよ」
「サンキュー、やっぱりデザートといったらストロベリーサンデーは外せないよな」
言うが早いか、スプーンを手に食べ始めるダンテ。
うむ、美味い。
いつも食べてるストロベリーサンデーとは何かが違うが、美味い。
そもそも何が違うのか、と聞かれると何も言えないのだが。
疑問に思うことといえば…。
そういえば紫乃の先ほどの慌てようは一体なんだったのだろうか。
「なあ紫乃。さっき、何を慌ててたんだ?」
「っ!?」
ゴホッ!
飲んでいたお茶をむせてしまった。
「何でもないから気にしないでっ!!……ね、ダンテ?」
「う、うんー?わかった」
少々気になるが、あまりにも必死な紫乃にダンテはそれ以上何も言わないことにした。