どこまでも優しい彼
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
とある休日。
その日、ダンテとディーヴァは買いたい物があったため、ショッピングに出掛けようと決めていた。
お互い自室で着替え、事務所で待ち合わせにしたのだが…。
とん、とん、とん…
先に階下に降りて待っていたダンテ。
階段を降りてくる愛しい者の姿を見て、目を輝かせて感嘆の声をあげる。
「おぉぉ…」
「お待たせダンテ。準備できたよ」
にっこりと笑顔になってダンテの腕に手を絡ませるディーヴァ。
それを嬉しく受け入れたダンテはディーヴァを上から下までじっくり見て、満足そうな顔をした。
とてもかわいい。
春になったためか冬用の分厚いコートは取り払われ、薄着になっている。
揺れるミニスカートから覗く生足や、袖から見える腕がたまらない。
薄く化粧も施され、なにかつけているのか甘い香りがした。
髪型はいつもただ垂らしているものではなく、後頭部でポニーテールになっている。
あらわとなったうなじが眩しいっ!
なんだか、いつもよりおしゃれをしているように感じた。
「ディーヴァ、なんか気合い入ってないか?」
「え、気合いなんて入れてないよ?でも、ダンテを好きって気持ちなら入ってるかもね」
「そりゃ嬉しいな」
ダンテはディーヴァを腕に閉じ込め、その身にまとっている甘い香りを嗅いだ。
「んー、いい匂いだ…なんか香水つけてる?」
「ふふ、つけてないよ。きっとシャンプーかボディークリームだよ」
ダンテの鼻先が肌に触れくすぐったい。
ダンテが香りをしばらく堪能するのを、苦笑して待つディーヴァだった。
ショッピング先についた2人はブラブラとウィンドウショッピングを楽しみつつ、必要な物を買っていった。
「あ…」
「ん、どうしたディーヴァ」
ふと目に留まった髪飾り。
いつもダンテが着ているコートのように赤い石が存在を主張しており、白い小さなパールビーズが周りにちりばめられたバンスだ。
「欲しいのか?」
「えっ!あー…うん、かわいいなって思って」
「買うか?」
「う~、買いたい……けど、やっぱりやめるっ!」
ディーヴァはじっとしばらく見ていたが、諦めた。
裏を見ると、ゼロがちょっと多く感じたのだ。
ダンテの借金が少しでも残っている現状。
節約できるところは節約するにこしたことはない。
「似合わないだろうし、お金ももったいないしね!」
「似合わないってことはないだろうけどな」
さっさとその店をあとにするディーヴァに、苦笑してダンテも続いた。
その日、ダンテとディーヴァは買いたい物があったため、ショッピングに出掛けようと決めていた。
お互い自室で着替え、事務所で待ち合わせにしたのだが…。
とん、とん、とん…
先に階下に降りて待っていたダンテ。
階段を降りてくる愛しい者の姿を見て、目を輝かせて感嘆の声をあげる。
「おぉぉ…」
「お待たせダンテ。準備できたよ」
にっこりと笑顔になってダンテの腕に手を絡ませるディーヴァ。
それを嬉しく受け入れたダンテはディーヴァを上から下までじっくり見て、満足そうな顔をした。
とてもかわいい。
春になったためか冬用の分厚いコートは取り払われ、薄着になっている。
揺れるミニスカートから覗く生足や、袖から見える腕がたまらない。
薄く化粧も施され、なにかつけているのか甘い香りがした。
髪型はいつもただ垂らしているものではなく、後頭部でポニーテールになっている。
あらわとなったうなじが眩しいっ!
なんだか、いつもよりおしゃれをしているように感じた。
「ディーヴァ、なんか気合い入ってないか?」
「え、気合いなんて入れてないよ?でも、ダンテを好きって気持ちなら入ってるかもね」
「そりゃ嬉しいな」
ダンテはディーヴァを腕に閉じ込め、その身にまとっている甘い香りを嗅いだ。
「んー、いい匂いだ…なんか香水つけてる?」
「ふふ、つけてないよ。きっとシャンプーかボディークリームだよ」
ダンテの鼻先が肌に触れくすぐったい。
ダンテが香りをしばらく堪能するのを、苦笑して待つディーヴァだった。
ショッピング先についた2人はブラブラとウィンドウショッピングを楽しみつつ、必要な物を買っていった。
「あ…」
「ん、どうしたディーヴァ」
ふと目に留まった髪飾り。
いつもダンテが着ているコートのように赤い石が存在を主張しており、白い小さなパールビーズが周りにちりばめられたバンスだ。
「欲しいのか?」
「えっ!あー…うん、かわいいなって思って」
「買うか?」
「う~、買いたい……けど、やっぱりやめるっ!」
ディーヴァはじっとしばらく見ていたが、諦めた。
裏を見ると、ゼロがちょっと多く感じたのだ。
ダンテの借金が少しでも残っている現状。
節約できるところは節約するにこしたことはない。
「似合わないだろうし、お金ももったいないしね!」
「似合わないってことはないだろうけどな」
さっさとその店をあとにするディーヴァに、苦笑してダンテも続いた。