ちっちゃくなったでびるはんたー☆
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ひそひそ、髭と若が隅の方で会話をする。
「おい、しっかり演技しろよ」
「だってあのでけぇおっぱいが目の前にあんだぜ?
あの状態で触らないのは男じゃねえ」
内容は聞こえなかったようだが、リアラがその行動に気がついた。
「ん?なんのお話してるの?」
「な、何でもないよ、お姉ちゃん達!!
僕たちお腹空いたな~って!…なあ?」
「う、うん!」
「どもってる……やっぱりあやしい」
どこまでもあやしがるディーヴァはともかく、リアラは目を丸くした。
「えっ!もうお腹空いたの?」
相変わらず燃費の悪い半魔達だ。
だが、朝が遅かったとはいえ今の時間は午後1時過ぎ。
お昼ごはんにしてもいいだろう。
「お昼ごはん、何が食べた「「ピザ!!」」……やっぱりそう来たね」
「ダンテだもん。言うと思ったよ」
聞き終える前に、ピザの一言。
小さくなってもピザが好きという嗜好は変わらぬようだ。
「でも、ピザだったら昨日の夜食べたし。
却下だよね、リアラお姉ちゃん」
「そうだね。
記憶のないこの子達には悪いけど、体はダンテさん達本人だもの。
連続ピザはちょっと……」
このままではピザはなしになりそうだ。
「「ピザたべたいー!!」」
叫んだちびっこ2人。
髭はその場で跳び跳ね地団駄を踏み、若は床に転げ回ってジタバタした。
すごい演技力だ。
子どもになり切っている。
「どうしよっか…ピザにしてあげちゃう?」
「体のためにならないからだぁめ」
「そうだよね、じゃあオムライスなんてどうだろう」
「うん、いいと思う!」
リアラの案に賛同するディーヴァは、ちびっこ2人に向き直る。
「はいはーい、ちびっこ達。
オムライスでも良いって子は手をあげてー!
手をあげなかったらランチは抜きだけどね!!」
結局ピザはダメだということに変わりない。
むしろ手をあげなくては昼食が抜きになってしまう!
2人が手をあげるのは音速並みだった。
それからしばらくして、ふわとろほかほかのオムライスが用意された。
その上にケチャップで描かれた文字は『LOVE(はぁと)』の文字。
彼らから描いてくれるようにせがまれたのだ。
それと、あーんしてほしいという希望。
元の姿なら恥ずかしくてとてもできたものではないが、今の姿ならまあ…断ることもあるまい。
雛に餌付けしているのとあまり変わらない。
こうして、髭と若は非常に満足げな表情でオムライスを平らげた。
「ごちそうさま、リアラお姉ちゃん」
「美味かったぞ、ディーヴァ!」
髭は『お姉ちゃん』をつけて呼んだが、若はつい敬称を忘れて呼んでしまった。
「んん!?ダンテ、今呼び方…」
ギクリ。
固まる若と静かになる場。
髭は空気を変えるため、急いでプランAに移行した。
「えっと、リアラお姉ちゃん大好きー!!」
ちゅっ。
その言葉とともに、リアラの頬で小さなリップノイズが響く。
髭がほっぺチュウをしてきたのだ。
「ディーヴァお姉ちゃん、ありがとー!大好き!」
それを見た若も便乗してディーヴァの頬にキスを送る。
愛しい気持ちも感謝の気持ちも本物だが、今はごまかしの気持ちが大きかった。
リアラとディーヴァが赤くなって頬を押さえるのを見るに、上手くごまかされてくれたに違いない。
「おい、しっかり演技しろよ」
「だってあのでけぇおっぱいが目の前にあんだぜ?
あの状態で触らないのは男じゃねえ」
内容は聞こえなかったようだが、リアラがその行動に気がついた。
「ん?なんのお話してるの?」
「な、何でもないよ、お姉ちゃん達!!
僕たちお腹空いたな~って!…なあ?」
「う、うん!」
「どもってる……やっぱりあやしい」
どこまでもあやしがるディーヴァはともかく、リアラは目を丸くした。
「えっ!もうお腹空いたの?」
相変わらず燃費の悪い半魔達だ。
だが、朝が遅かったとはいえ今の時間は午後1時過ぎ。
お昼ごはんにしてもいいだろう。
「お昼ごはん、何が食べた「「ピザ!!」」……やっぱりそう来たね」
「ダンテだもん。言うと思ったよ」
聞き終える前に、ピザの一言。
小さくなってもピザが好きという嗜好は変わらぬようだ。
「でも、ピザだったら昨日の夜食べたし。
却下だよね、リアラお姉ちゃん」
「そうだね。
記憶のないこの子達には悪いけど、体はダンテさん達本人だもの。
連続ピザはちょっと……」
このままではピザはなしになりそうだ。
「「ピザたべたいー!!」」
叫んだちびっこ2人。
髭はその場で跳び跳ね地団駄を踏み、若は床に転げ回ってジタバタした。
すごい演技力だ。
子どもになり切っている。
「どうしよっか…ピザにしてあげちゃう?」
「体のためにならないからだぁめ」
「そうだよね、じゃあオムライスなんてどうだろう」
「うん、いいと思う!」
リアラの案に賛同するディーヴァは、ちびっこ2人に向き直る。
「はいはーい、ちびっこ達。
オムライスでも良いって子は手をあげてー!
手をあげなかったらランチは抜きだけどね!!」
結局ピザはダメだということに変わりない。
むしろ手をあげなくては昼食が抜きになってしまう!
2人が手をあげるのは音速並みだった。
それからしばらくして、ふわとろほかほかのオムライスが用意された。
その上にケチャップで描かれた文字は『LOVE(はぁと)』の文字。
彼らから描いてくれるようにせがまれたのだ。
それと、あーんしてほしいという希望。
元の姿なら恥ずかしくてとてもできたものではないが、今の姿ならまあ…断ることもあるまい。
雛に餌付けしているのとあまり変わらない。
こうして、髭と若は非常に満足げな表情でオムライスを平らげた。
「ごちそうさま、リアラお姉ちゃん」
「美味かったぞ、ディーヴァ!」
髭は『お姉ちゃん』をつけて呼んだが、若はつい敬称を忘れて呼んでしまった。
「んん!?ダンテ、今呼び方…」
ギクリ。
固まる若と静かになる場。
髭は空気を変えるため、急いでプランAに移行した。
「えっと、リアラお姉ちゃん大好きー!!」
ちゅっ。
その言葉とともに、リアラの頬で小さなリップノイズが響く。
髭がほっぺチュウをしてきたのだ。
「ディーヴァお姉ちゃん、ありがとー!大好き!」
それを見た若も便乗してディーヴァの頬にキスを送る。
愛しい気持ちも感謝の気持ちも本物だが、今はごまかしの気持ちが大きかった。
リアラとディーヴァが赤くなって頬を押さえるのを見るに、上手くごまかされてくれたに違いない。