ちっちゃくなったでびるはんたー☆
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髭と若は、リアラとディーヴァ、互いの恋人がいつも通りの時間に起こしにくるのを自分のベッドで待つことにした。
その内、朝食のいい香りが漂い始める。
この匂いはフレンチトーストだろう、24時間もの間パンを液に浸すことでとても美味しくなるのだと、昨日の朝頃に2人仲良く何やら作業していた気がする。
香りが上まで届いたころになってタンタンタンと、リアラとディーヴァの階段を上がってくる音が聞こえて来た。
良かった、半魔ゆえの耳の良さは健在のようだ。
そしてリアラは髭の、ディーヴァは若の寝ている部屋へ足を踏み入れる。
「ダンテさん、朝ごはん出来てますよ、起きてください」
リアラはその布団の膨らみを「なんだかいつもとちょっと厚みが違うような気がする」、そう思いながら揺すった。
「ダンテ、朝だよ!
起きないとダンテの分のご飯食べちゃうからね!」
ディーヴァも同様だった。
やけに小さな布団の膨らみを疑問に思いながらも、いつものように剥ぎ取る。
彼らは体をゆっくりと起こし、そしてかかっていた布団が重力に従ってずり落ちる。
目をこすりながら発した声は高く、そこにあったのは小さな体だった。
「おねぇちゃん達、誰だ」
「おねーちゃん、誰?」
「「えええええ~~~っ!!」」
それぞれの部屋で女性2人の叫びがこだました。
***
4人は取りあえず、リビングルームに移動する。
朝食が冷めるのも構わず、テーブルを囲んで話しあった。
その結果…。
髭や若の隠し子疑惑など多々あったが、名前やら家族構成、兄の名前など聞いていくと、この子ども達は髭と若本人だということが分かった。
そして10歳くらいの見た目の方が髭、5歳くらいの見た目となっているのが若だ。
それぞれの部屋にいたからそうだと思ったが、それだけが理由ではない。
髭は寝る時、タンクトップの一枚くらいは着ているが、若は上半身裸。
そう、今回も例にもれず、5歳の若も上半身裸でベッドに横になっていたためである。
髭の見た目は10歳前後であり、若より大きい。
けれどいつものサイズからは考えられぬほど縮んだ体に、リアラは目をキラキラさせた。
髭は小さい頃の自分を見ているだろうが、反対に自分は髭の小さい頃を知らない。
そして髭のアルバムは生家もろとも消失してしまっているので、確認することさえかなわない。
「ちっちゃいダンテさん…」
ゆらり。
リアラがよたよたとした足取りで髭に近づく。
そのいつもと違う雰囲気に、ディーヴァは冷や汗交じりに聞いた。
「どしたの、リアラお姉ちゃん」
「か…」
「か?」
「かわいいーッ!!」
ぎゅむぅぅぅ!!
髭はリアラに抱きしめられた……その半魔ゆえの強力な力全開で、である。
「む、胸が当たって…ていうか…」
つ、潰されるーっ!!
中身が出てしまいそうだった。
すでに魂は出かかっている。
「リアラお姉ちゃん、ダンテさん死んじゃうよ」
「あ」
髭が本格的に昇天する前に、ようやく放すリアラだった。
「ふー…苦しかった」
これではいつもと逆だ。
だが、胸を死にそうなくらい堪能できたことだしよしとしよう。
ついでに揉んでしまえばよかった。
後に髭はそう語った。
その内、朝食のいい香りが漂い始める。
この匂いはフレンチトーストだろう、24時間もの間パンを液に浸すことでとても美味しくなるのだと、昨日の朝頃に2人仲良く何やら作業していた気がする。
香りが上まで届いたころになってタンタンタンと、リアラとディーヴァの階段を上がってくる音が聞こえて来た。
良かった、半魔ゆえの耳の良さは健在のようだ。
そしてリアラは髭の、ディーヴァは若の寝ている部屋へ足を踏み入れる。
「ダンテさん、朝ごはん出来てますよ、起きてください」
リアラはその布団の膨らみを「なんだかいつもとちょっと厚みが違うような気がする」、そう思いながら揺すった。
「ダンテ、朝だよ!
起きないとダンテの分のご飯食べちゃうからね!」
ディーヴァも同様だった。
やけに小さな布団の膨らみを疑問に思いながらも、いつものように剥ぎ取る。
彼らは体をゆっくりと起こし、そしてかかっていた布団が重力に従ってずり落ちる。
目をこすりながら発した声は高く、そこにあったのは小さな体だった。
「おねぇちゃん達、誰だ」
「おねーちゃん、誰?」
「「えええええ~~~っ!!」」
それぞれの部屋で女性2人の叫びがこだました。
***
4人は取りあえず、リビングルームに移動する。
朝食が冷めるのも構わず、テーブルを囲んで話しあった。
その結果…。
髭や若の隠し子疑惑など多々あったが、名前やら家族構成、兄の名前など聞いていくと、この子ども達は髭と若本人だということが分かった。
そして10歳くらいの見た目の方が髭、5歳くらいの見た目となっているのが若だ。
それぞれの部屋にいたからそうだと思ったが、それだけが理由ではない。
髭は寝る時、タンクトップの一枚くらいは着ているが、若は上半身裸。
そう、今回も例にもれず、5歳の若も上半身裸でベッドに横になっていたためである。
髭の見た目は10歳前後であり、若より大きい。
けれどいつものサイズからは考えられぬほど縮んだ体に、リアラは目をキラキラさせた。
髭は小さい頃の自分を見ているだろうが、反対に自分は髭の小さい頃を知らない。
そして髭のアルバムは生家もろとも消失してしまっているので、確認することさえかなわない。
「ちっちゃいダンテさん…」
ゆらり。
リアラがよたよたとした足取りで髭に近づく。
そのいつもと違う雰囲気に、ディーヴァは冷や汗交じりに聞いた。
「どしたの、リアラお姉ちゃん」
「か…」
「か?」
「かわいいーッ!!」
ぎゅむぅぅぅ!!
髭はリアラに抱きしめられた……その半魔ゆえの強力な力全開で、である。
「む、胸が当たって…ていうか…」
つ、潰されるーっ!!
中身が出てしまいそうだった。
すでに魂は出かかっている。
「リアラお姉ちゃん、ダンテさん死んじゃうよ」
「あ」
髭が本格的に昇天する前に、ようやく放すリアラだった。
「ふー…苦しかった」
これではいつもと逆だ。
だが、胸を死にそうなくらい堪能できたことだしよしとしよう。
ついでに揉んでしまえばよかった。
後に髭はそう語った。