狼とうさぎの1週間
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今日からしばらくは女2人で寝ることにした。
実は、リアラは1人で寝ていてたまに髭と寝ているが、ディーヴァは1人で眠ることはできないため、いつもダンテと寝ているのだ。
だが、今回リアラとディーヴァが一緒に寝るようにした理由はそのダンテ達にある。
「寝てる間にダンテが驚かしたりいたずらするんだもん」
「こっちもそうだったよ、だから今日からしばらく一緒に寝ようよ」
昨日の夜のことだ。
リアラは1人で寝ていたのだが、髭がリアラの部屋に忍び込んだのだ。
気配に鋭いリアラを起こさないよう、自分の気配を消した状態で髭はやってきた。
そして朝目覚めたリアラを驚かせ、生えた耳としっぽを心行くまで堪能したのだった。
そしてディーヴァの方は、元々若と一緒に寝ている。
ディーヴァは、絶対に驚かしたりいたずらしないように若に強く言い聞かせた。
しかし、そこまで言われると逆にいじりたくなるのがこの男である。
若はディーヴァがうとうとしだすのを待って、彼女を思いきり抱き締めてびっくりさせたり、いきなりキスをしたりした。
そして髭がリアラにしたのと同じように、耳を出したディーヴァをかわいがったのだ。
だからこそ、2人は一緒に寝ることにした。
2人なら安全だ。
リアラとディーヴァは昨日あまり眠れなかったらしくすぐに眠りについた。
すぅすぅ聞こえてくる寝息が安心だと物語っている。
だが、髭と若には逆に好都合だった。
獲物である彼女達が揃って眠っているのだ。
鴨がネギをしょってくる、もとい、(愛しの)半魔狼が(同じく愛しの)天使を連れてくる、といったところか。
音を立てず、髭と若はリアラとディーヴァ、2人の眠るリアラの部屋に入った。
実は彼女たちはすぐ寝落ちしてしまったので最後までわからず仕舞いだったが、眠っている時にも耳としっぽが生えているのだ。
しかも眠っている時は30分と言わず、ずっと生えたまま。
半獣化した愛くるしい生き物が二匹も揃っているのだ。
しかも、片方はそれぞれの恋人である。
これは見ておかねば後悔する。
だからこっそりと覗きに来たのだ。
ダンテ達の目の前によりそって眠る半獣の愛しい者達がいた。
鼻血物である。
「やば、かわいすぎる…」
若は、身悶えすると、廊下に飛び出てごろごろと転がった。
「おい、2人が起きちまうだろうが。リアラは気配に鋭いんだぞ」
「悪い…」
同じく一度廊下に出た髭が若に小声で注意する。
「まぁ気持はわかるが…」
ちら、と部屋を覗き込みながら言う。
若も髭に続いて中を覗いた。
けっこう騒いだ気がするがリアラの起きる気配はないようだ、よかった。
「でも、今すぐお持ち帰りしてぇ。ぼっこぼこにされるかもしれないけど、リアラもセットで」
髭が相手ならまだしも、若が何かしようものなら、リアラは躊躇なく技を放ってくるだろう。
相手は弟のように思っている若だから死にはしない程度の威力だろうが、それでも高威力の技を、だ。
それでも、技を受けてでも2人セットで欲しいという、魅力があった。
だが、髭も黙ってはいない。
「こら待て、それを言うなら俺もどっちも欲しいぞ。本命はリアラだがな」
髭はどちらかといえばディーヴァを妹と言うよりは娘のように見ていた。
そのため、若と違っていかがわしいことは考えていなかったが、愛らしくなったリアラとディーヴァをもっとそばに置いておきたくなったのだ。
ちなみにディーヴァには欲情していないが、リアラには欲情している。
ここ重要。
「ディーヴァは渡さねぇ」
「俺だってリアラを危険な狼のとこにやったりしねぇよ」
「なんだと…って、やめやめ!それより、目的を果たそうぜ」
「そうだな」
髭は持っていたカメラをリアラとディーヴァの安らかな寝顔に向けた。
実は、リアラは1人で寝ていてたまに髭と寝ているが、ディーヴァは1人で眠ることはできないため、いつもダンテと寝ているのだ。
だが、今回リアラとディーヴァが一緒に寝るようにした理由はそのダンテ達にある。
「寝てる間にダンテが驚かしたりいたずらするんだもん」
「こっちもそうだったよ、だから今日からしばらく一緒に寝ようよ」
昨日の夜のことだ。
リアラは1人で寝ていたのだが、髭がリアラの部屋に忍び込んだのだ。
気配に鋭いリアラを起こさないよう、自分の気配を消した状態で髭はやってきた。
そして朝目覚めたリアラを驚かせ、生えた耳としっぽを心行くまで堪能したのだった。
そしてディーヴァの方は、元々若と一緒に寝ている。
ディーヴァは、絶対に驚かしたりいたずらしないように若に強く言い聞かせた。
しかし、そこまで言われると逆にいじりたくなるのがこの男である。
若はディーヴァがうとうとしだすのを待って、彼女を思いきり抱き締めてびっくりさせたり、いきなりキスをしたりした。
そして髭がリアラにしたのと同じように、耳を出したディーヴァをかわいがったのだ。
だからこそ、2人は一緒に寝ることにした。
2人なら安全だ。
リアラとディーヴァは昨日あまり眠れなかったらしくすぐに眠りについた。
すぅすぅ聞こえてくる寝息が安心だと物語っている。
だが、髭と若には逆に好都合だった。
獲物である彼女達が揃って眠っているのだ。
鴨がネギをしょってくる、もとい、(愛しの)半魔狼が(同じく愛しの)天使を連れてくる、といったところか。
音を立てず、髭と若はリアラとディーヴァ、2人の眠るリアラの部屋に入った。
実は彼女たちはすぐ寝落ちしてしまったので最後までわからず仕舞いだったが、眠っている時にも耳としっぽが生えているのだ。
しかも眠っている時は30分と言わず、ずっと生えたまま。
半獣化した愛くるしい生き物が二匹も揃っているのだ。
しかも、片方はそれぞれの恋人である。
これは見ておかねば後悔する。
だからこっそりと覗きに来たのだ。
ダンテ達の目の前によりそって眠る半獣の愛しい者達がいた。
鼻血物である。
「やば、かわいすぎる…」
若は、身悶えすると、廊下に飛び出てごろごろと転がった。
「おい、2人が起きちまうだろうが。リアラは気配に鋭いんだぞ」
「悪い…」
同じく一度廊下に出た髭が若に小声で注意する。
「まぁ気持はわかるが…」
ちら、と部屋を覗き込みながら言う。
若も髭に続いて中を覗いた。
けっこう騒いだ気がするがリアラの起きる気配はないようだ、よかった。
「でも、今すぐお持ち帰りしてぇ。ぼっこぼこにされるかもしれないけど、リアラもセットで」
髭が相手ならまだしも、若が何かしようものなら、リアラは躊躇なく技を放ってくるだろう。
相手は弟のように思っている若だから死にはしない程度の威力だろうが、それでも高威力の技を、だ。
それでも、技を受けてでも2人セットで欲しいという、魅力があった。
だが、髭も黙ってはいない。
「こら待て、それを言うなら俺もどっちも欲しいぞ。本命はリアラだがな」
髭はどちらかといえばディーヴァを妹と言うよりは娘のように見ていた。
そのため、若と違っていかがわしいことは考えていなかったが、愛らしくなったリアラとディーヴァをもっとそばに置いておきたくなったのだ。
ちなみにディーヴァには欲情していないが、リアラには欲情している。
ここ重要。
「ディーヴァは渡さねぇ」
「俺だってリアラを危険な狼のとこにやったりしねぇよ」
「なんだと…って、やめやめ!それより、目的を果たそうぜ」
「そうだな」
髭は持っていたカメラをリアラとディーヴァの安らかな寝顔に向けた。