喧嘩したって、君が好き!
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暑さと息切れにハフハフしながらディーヴァが話す。
「はぁ…そいえば紫乃さん結構薄着だったけど大丈夫かなぁ…」
「お前んとこは真冬だっけか。確かに心配だがなんとかなるだろう、お前のとこのダンテは優しいんだろ?」
「うん、すっごく優しいよ。きっとあたしのひざかけあたり貸してるんじゃないかな」
ディーヴァは結構フェミニストなダンテを思いだしていた。
はちゃめちゃでガサツに見えるが、女子供にはとても優しいのだ。
「ところでマンモンはどうなったの」
「ん?最近しとめたぜ」
「よかった…」
「おかげで紫乃はもうあいつに悩まされる心配はなくなったわけだ。だが、確実にしとめるために紫乃は囮になっておびき寄せたんだ。心配するこっちの身にもなれってんだよ…あの時ばかりは心臓が止まるかと思った」
「紫乃さんもずいぶんかけに出たね。あたしだったら恐くて出来ないかも」
「お前は向こうの俺に全力で守ってもらえばいいだろ、戦う必要はないぞ。とにかく、紫乃を守れて良かった」
心底ほっとしたような表情を見せるダンテに、ディーヴァの心も温かくなった。
紫乃さん、ダンテさんに愛されてるね…
ほんとうに良かった。
だがその後に続く言葉に、ディーヴァの顔はみるみる赤くなった。
「その夜が初夜だったんだぜ」
「しょッッ!!」
「あ。すまん…お前にはまだ早かったか、悪い悪い」
全然悪いと思っている感じがしない。
ディーヴァも初夜の意味くらいはしっているが、その言葉の意味を想像するのはまだ早い。
想像しただけで赤くなってどうしようもなくなる。
まだ、もっとストレートな単語を聞いていたほうがましだ。
赤くなって初々しい何もしらぬディーヴァにダンテは目を細めると、いらぬ知識を植え付けようとした。
他に誰もいないため止めるものがいないのである。
「少しは知識として持ってたほうがいいんじゃないか?」
「そういう話いらないよー」
「でもお前もいつか通る道だぞ?」
「まだ早いよっ!」
「俺なんかはな、まず紫乃のスカートの中に手をだな…」
「ぎゃー!!わーわーわー!きーこーえーなーいー!
「お前ほんとおもしろいな!紫乃と同じくらいからかいがいがある」
耳をふさいで騒ぎ出すディーヴァにダンテは今度こそ大笑いした。
***
ひとしきり笑ったあと、ダンテは突然真面目な顔をした。
「なあ、紫乃は俺がこんなにぐうたらしててやっぱり怒ってると思うか」
「そりゃ、怒ってるだろうけど…あたしだったら怒りながらダンテのお尻をぶったたいちゃうかもしれないね」
そりゃこえーわ。
ダンテは鬼の形相のディーヴァに後ろからケツを叩かれる姿を想像して身震いした。
「正直、紫乃は俺がいつもちょっかい出したりいきなりキスするの、どう思ってるんだろうな」
「うーん、あたしは紫乃さんじゃないからわかんない」
だよな。
そう思って落ち込んだが、ディーヴァの追加の一言で落ち込んだ気分も浮上した。
「でも本気でいやがってなかったら、そこまでいやじゃないとおもうよ」
「そうか!やっぱり嬉しがってるのか!!」
途端にぱあっ!と明るい表情になったダンテは飛び上がりそうなほど嬉しがった。
「いやいやいや、あたしの主観だから。参考にはしないでね?」
ひゃっほう!baby,yeah!
そう叫んで踊りだすダンテを見たディーヴァは心の中で紫乃に謝罪した。
ごめん紫乃さん…余計なこと言っちゃったかも。
「はぁ…そいえば紫乃さん結構薄着だったけど大丈夫かなぁ…」
「お前んとこは真冬だっけか。確かに心配だがなんとかなるだろう、お前のとこのダンテは優しいんだろ?」
「うん、すっごく優しいよ。きっとあたしのひざかけあたり貸してるんじゃないかな」
ディーヴァは結構フェミニストなダンテを思いだしていた。
はちゃめちゃでガサツに見えるが、女子供にはとても優しいのだ。
「ところでマンモンはどうなったの」
「ん?最近しとめたぜ」
「よかった…」
「おかげで紫乃はもうあいつに悩まされる心配はなくなったわけだ。だが、確実にしとめるために紫乃は囮になっておびき寄せたんだ。心配するこっちの身にもなれってんだよ…あの時ばかりは心臓が止まるかと思った」
「紫乃さんもずいぶんかけに出たね。あたしだったら恐くて出来ないかも」
「お前は向こうの俺に全力で守ってもらえばいいだろ、戦う必要はないぞ。とにかく、紫乃を守れて良かった」
心底ほっとしたような表情を見せるダンテに、ディーヴァの心も温かくなった。
紫乃さん、ダンテさんに愛されてるね…
ほんとうに良かった。
だがその後に続く言葉に、ディーヴァの顔はみるみる赤くなった。
「その夜が初夜だったんだぜ」
「しょッッ!!」
「あ。すまん…お前にはまだ早かったか、悪い悪い」
全然悪いと思っている感じがしない。
ディーヴァも初夜の意味くらいはしっているが、その言葉の意味を想像するのはまだ早い。
想像しただけで赤くなってどうしようもなくなる。
まだ、もっとストレートな単語を聞いていたほうがましだ。
赤くなって初々しい何もしらぬディーヴァにダンテは目を細めると、いらぬ知識を植え付けようとした。
他に誰もいないため止めるものがいないのである。
「少しは知識として持ってたほうがいいんじゃないか?」
「そういう話いらないよー」
「でもお前もいつか通る道だぞ?」
「まだ早いよっ!」
「俺なんかはな、まず紫乃のスカートの中に手をだな…」
「ぎゃー!!わーわーわー!きーこーえーなーいー!
「お前ほんとおもしろいな!紫乃と同じくらいからかいがいがある」
耳をふさいで騒ぎ出すディーヴァにダンテは今度こそ大笑いした。
***
ひとしきり笑ったあと、ダンテは突然真面目な顔をした。
「なあ、紫乃は俺がこんなにぐうたらしててやっぱり怒ってると思うか」
「そりゃ、怒ってるだろうけど…あたしだったら怒りながらダンテのお尻をぶったたいちゃうかもしれないね」
そりゃこえーわ。
ダンテは鬼の形相のディーヴァに後ろからケツを叩かれる姿を想像して身震いした。
「正直、紫乃は俺がいつもちょっかい出したりいきなりキスするの、どう思ってるんだろうな」
「うーん、あたしは紫乃さんじゃないからわかんない」
だよな。
そう思って落ち込んだが、ディーヴァの追加の一言で落ち込んだ気分も浮上した。
「でも本気でいやがってなかったら、そこまでいやじゃないとおもうよ」
「そうか!やっぱり嬉しがってるのか!!」
途端にぱあっ!と明るい表情になったダンテは飛び上がりそうなほど嬉しがった。
「いやいやいや、あたしの主観だから。参考にはしないでね?」
ひゃっほう!baby,yeah!
そう叫んで踊りだすダンテを見たディーヴァは心の中で紫乃に謝罪した。
ごめん紫乃さん…余計なこと言っちゃったかも。