喧嘩したって、君が好き!
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ダンテは若い自分とディーヴァの喧嘩内容を聞いてやることにした。
自分が相談するばかりでは悪いだろう。
「ディーヴァは若い俺と何を喧嘩したんだ」
その瞬間、ディーヴァの目の色が変わった。
それは優しいおっとりとした目から、怒気をはらんだ目の色だ。
「そうそう!聞いてほしいの!ダンテったらひどすぎるの!」
そこからディーヴァのマシンガントークが始まった。
めちゃめちゃ怒っているようで下手に口をはさめない。
よっぽどカンにさわったのだろうと推測する。
そして喧嘩のことだけではなく、ディーヴァはたまにはちゃめちゃな行動するダンテに怒っているようでもあった。
自分は今でもはちゃめちゃな行動をしているので何も言えない。
ダンテはディーヴァの気が済むまで決してしゃべらなかった。
「常識外れなことばっかり!お金に汚いし!変態さんだし!この間なんか避けられるはずの攻撃をわざと受けて楽しそうに笑ってたのよ?人の気もしらないで…どう思う?」
突然ふられびっくりするが、ダンテは笑って答えた。
「そりゃ、人生には刺激が必要だからだろ?なんとなく相手の攻撃を受けてみたくなる時が俺達はあるんだよ、すぐ治るしな」
「治るからいいですって?」
「ま、気にすんな」
「帰ったらその辺についてもダンテに厳しく言わないと!あー、言わないきゃいかないことが多くてホントいやになるわ」
諭そうとしたダンテだったが、何故か火に油を注ぐ結果になってしまった。
これでは更に若い自分は説教を受けてしまうだろう。
すまん、若い俺…
でもディーヴァの話や様子から察する若いダンテの心が見えた。
心底惚れているからこそ、その言動をしてしまうのだろう。
2人ともまだまだ青くて若いと純粋に思った。
ダンテはディーヴァにかまをかけてみることにした。
「ディーヴァ、そこまで怒ってるってことはもう若い俺のことは嫌いか?嫌いなら高校にだって男はいるだろう、乗り換えたらどうだ。お前ならすぐひっかけられる」
「…嫌いなわけないよ。それにあたしはダンテじゃないとやだ。ダンテが好きなの。恥ずかしいけど、今1人じゃあまり眠れないの。ダンテ以外となんて一緒に眠りたくないわ」
「うーん、若い俺愛されてるねぇ…」
ダンテは若い自分が心底愛されている事実がわかり、自分のことのように嬉しかった。
まぁ、違う世界なだけで結局自分だが。
「そう言えば聞いてなかったがお前のとこの俺は今いくつだ」
「んー、確か19、だね」
俺と同じくらいの歳になるまでずっと一緒にいたとする。
ざっと15年後くらいか。
「ハハッ一緒にいるうちにあのはちゃめちゃな言動にも慣れてくるぞ」
ダンテはディーヴァの低い頭に手を置いて、ぐしゃぐしゃと頭をなでた。
自分の世界のダンテにされる物とは違い、本気で子供とみなしたその撫で方にむすっとする。
ディーヴァはダンテの手をどかして抗議した。
「あたしそこまで子供じゃないんだけど…」
「未成年なんざ、まだまだガキだ。ふーむ、俺達に子供がいたらこんな感じか…」
「子供にしては大きすぎでしょ!あたし16よ!」
「おっとそうだったなすまんすまん」
風船のように頬を膨らませるディーヴァを横目に、ダンテは考えた。
ディーヴァのこの様子だとまださせてもらってないのか
若い俺、かわいそうにな。
19って言ったら好きな女がいたら早く手をつけたい年頃だろうに、毎日一緒に寝てるだと…
俺が19だったら考えつかねーぜ
というか、そんな飢えた狼状態のところに紫乃がいるのか?
ダンテは紫乃が取られるかもしれないとちょっと考えた。
何せ、自分が19のころは少しばかりはしゃいでいた時期もあるのだ。
それでもダンテは一応大人なためか、子供なディーヴァの手前、決して言葉にはしなかった。
しかし、若い俺がでかくしてやったわけでもないだろうに、背の割にはディーヴァの乳はでかい。
もしかしたら今後まだまだでかくなるのかもしれない。
特に今後は若い自分も揉むのだろうし。
ってことはだ、紫乃も俺が可愛がってやればさらにでかくなるか!?
これは楽しみが出て来たぜ…
ディーヴァの胸元をじっと見つめながら思いを馳せた。
その視線に気がついたディーヴァは自分を守るように自身を抱きしめた。
「人のおっぱい見てなにニヤニヤしてるんですか、気持ち悪い!セクハラよ!」
「ちょっと待った、誰がお前みたいなガキの胸を見るか!俺はお前の胸見ることで紫乃の胸を連想しただけだ。俺が揉めば紫乃の胸ももっとでかくなるんだ、ってな感じにな」
「結局見てるんじゃないの、しかも思考が変態すぎ!」
「だから見てたのは紫乃の胸だって!それに気持ち悪いとかやめてくれよ、なんだか娘に言われてる気分だぜ。紫乃はもっとこう、優しくオブラートに包んだ表現で慎ましくだな…」
「えー。結局はダンテなんだからちょっとくらい言ったっていいと思うの」
にっこり笑顔でナイフのセリフを吐くディーヴァに、ダンテの心はズタズタになった。
毎回大きな仕事の度に心臓を一突きされていることも多いが、それとは違った意味でかなり痛い。
「歳を重ねて俺は色々とガラスのハートになったんだぞ。お前の毒舌、胸にぐさーっと刺さるぜ」
「うーん、きっとダンテの影響でこうなったんだよ」
紫乃からちょっぴり聞いていたダンテ。
おしゃべりで人の話を聞かず、皮肉や横やりを入れずにはいられない性格。
そして余裕を見せていたかと思うと、たまにこどもっぽい。
うん、こうやって話していてわかった気がする。
だから紫乃さんは好きになったのかなぁ、とディーヴァは思う。
だが、ディーヴァのみたてではプラス、セクハラ魔人を追加しないとと思った。
自分が相談するばかりでは悪いだろう。
「ディーヴァは若い俺と何を喧嘩したんだ」
その瞬間、ディーヴァの目の色が変わった。
それは優しいおっとりとした目から、怒気をはらんだ目の色だ。
「そうそう!聞いてほしいの!ダンテったらひどすぎるの!」
そこからディーヴァのマシンガントークが始まった。
めちゃめちゃ怒っているようで下手に口をはさめない。
よっぽどカンにさわったのだろうと推測する。
そして喧嘩のことだけではなく、ディーヴァはたまにはちゃめちゃな行動するダンテに怒っているようでもあった。
自分は今でもはちゃめちゃな行動をしているので何も言えない。
ダンテはディーヴァの気が済むまで決してしゃべらなかった。
「常識外れなことばっかり!お金に汚いし!変態さんだし!この間なんか避けられるはずの攻撃をわざと受けて楽しそうに笑ってたのよ?人の気もしらないで…どう思う?」
突然ふられびっくりするが、ダンテは笑って答えた。
「そりゃ、人生には刺激が必要だからだろ?なんとなく相手の攻撃を受けてみたくなる時が俺達はあるんだよ、すぐ治るしな」
「治るからいいですって?」
「ま、気にすんな」
「帰ったらその辺についてもダンテに厳しく言わないと!あー、言わないきゃいかないことが多くてホントいやになるわ」
諭そうとしたダンテだったが、何故か火に油を注ぐ結果になってしまった。
これでは更に若い自分は説教を受けてしまうだろう。
すまん、若い俺…
でもディーヴァの話や様子から察する若いダンテの心が見えた。
心底惚れているからこそ、その言動をしてしまうのだろう。
2人ともまだまだ青くて若いと純粋に思った。
ダンテはディーヴァにかまをかけてみることにした。
「ディーヴァ、そこまで怒ってるってことはもう若い俺のことは嫌いか?嫌いなら高校にだって男はいるだろう、乗り換えたらどうだ。お前ならすぐひっかけられる」
「…嫌いなわけないよ。それにあたしはダンテじゃないとやだ。ダンテが好きなの。恥ずかしいけど、今1人じゃあまり眠れないの。ダンテ以外となんて一緒に眠りたくないわ」
「うーん、若い俺愛されてるねぇ…」
ダンテは若い自分が心底愛されている事実がわかり、自分のことのように嬉しかった。
まぁ、違う世界なだけで結局自分だが。
「そう言えば聞いてなかったがお前のとこの俺は今いくつだ」
「んー、確か19、だね」
俺と同じくらいの歳になるまでずっと一緒にいたとする。
ざっと15年後くらいか。
「ハハッ一緒にいるうちにあのはちゃめちゃな言動にも慣れてくるぞ」
ダンテはディーヴァの低い頭に手を置いて、ぐしゃぐしゃと頭をなでた。
自分の世界のダンテにされる物とは違い、本気で子供とみなしたその撫で方にむすっとする。
ディーヴァはダンテの手をどかして抗議した。
「あたしそこまで子供じゃないんだけど…」
「未成年なんざ、まだまだガキだ。ふーむ、俺達に子供がいたらこんな感じか…」
「子供にしては大きすぎでしょ!あたし16よ!」
「おっとそうだったなすまんすまん」
風船のように頬を膨らませるディーヴァを横目に、ダンテは考えた。
ディーヴァのこの様子だとまださせてもらってないのか
若い俺、かわいそうにな。
19って言ったら好きな女がいたら早く手をつけたい年頃だろうに、毎日一緒に寝てるだと…
俺が19だったら考えつかねーぜ
というか、そんな飢えた狼状態のところに紫乃がいるのか?
ダンテは紫乃が取られるかもしれないとちょっと考えた。
何せ、自分が19のころは少しばかりはしゃいでいた時期もあるのだ。
それでもダンテは一応大人なためか、子供なディーヴァの手前、決して言葉にはしなかった。
しかし、若い俺がでかくしてやったわけでもないだろうに、背の割にはディーヴァの乳はでかい。
もしかしたら今後まだまだでかくなるのかもしれない。
特に今後は若い自分も揉むのだろうし。
ってことはだ、紫乃も俺が可愛がってやればさらにでかくなるか!?
これは楽しみが出て来たぜ…
ディーヴァの胸元をじっと見つめながら思いを馳せた。
その視線に気がついたディーヴァは自分を守るように自身を抱きしめた。
「人のおっぱい見てなにニヤニヤしてるんですか、気持ち悪い!セクハラよ!」
「ちょっと待った、誰がお前みたいなガキの胸を見るか!俺はお前の胸見ることで紫乃の胸を連想しただけだ。俺が揉めば紫乃の胸ももっとでかくなるんだ、ってな感じにな」
「結局見てるんじゃないの、しかも思考が変態すぎ!」
「だから見てたのは紫乃の胸だって!それに気持ち悪いとかやめてくれよ、なんだか娘に言われてる気分だぜ。紫乃はもっとこう、優しくオブラートに包んだ表現で慎ましくだな…」
「えー。結局はダンテなんだからちょっとくらい言ったっていいと思うの」
にっこり笑顔でナイフのセリフを吐くディーヴァに、ダンテの心はズタズタになった。
毎回大きな仕事の度に心臓を一突きされていることも多いが、それとは違った意味でかなり痛い。
「歳を重ねて俺は色々とガラスのハートになったんだぞ。お前の毒舌、胸にぐさーっと刺さるぜ」
「うーん、きっとダンテの影響でこうなったんだよ」
紫乃からちょっぴり聞いていたダンテ。
おしゃべりで人の話を聞かず、皮肉や横やりを入れずにはいられない性格。
そして余裕を見せていたかと思うと、たまにこどもっぽい。
うん、こうやって話していてわかった気がする。
だから紫乃さんは好きになったのかなぁ、とディーヴァは思う。
だが、ディーヴァのみたてではプラス、セクハラ魔人を追加しないとと思った。