長編
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数日後。
櫻坂の楽屋。
メンバーたちは次の収録を待っていた。
まつり「ねぇ」
まつりが小さな声で言う。
れな「なに?」
まつりはちらっと楽屋の奥を見る。
そこには、ひかるとほのが並んで座っていた。
ひかる「それでさ」
ほの「うん」
ひかる「昨日さ」
ひかるは楽しそうに話している。
ほのも笑っている。
ひかる「……」
いとは「仲良くなってきてますね」
まつり「うん」
みお「よかったじゃん」
まつりは少し考える。
まつり「でもさなんか複雑」
れな「分かる」
れなは小さく頷く。
れな「前は恋人だったのに今は…」
まつり「ただのメンバー」
みんな静かになる。
その時。
ひかるの笑い声が聞こえる。
ひかる「田村ってさ」
ほの「なに」
ひかる「天然やろ」
ほの「違う」
ひかる「いや天然」
ほの「違うって」
2人の空気は、少しずつ柔らかくなっている。
でも。
それを見ているメンバーの胸は、少しだけ痛かった。
みお「ほのさんってすごいよね」
まつり「うん」
みお「普通さ忘れられたら無理じゃない?」
れな「うん…」
れなは小さく言う。
れな「私だったら泣く」
いとは「絶対泣きます」
まつりはひかるを見る。
そして、ほのを見る。
まつり「でも泣かないんだよね」
れな「うん。ずっと普通」
いとは「逆につらいですね」
その時。
楽屋の奥。
ひかるが急に立ち上がる。
ひかる「ちょっと水買ってくる」
ほの「私も行く」
ひかる「いいよ」
ほの「行く」
2人は一緒に楽屋を出ていった。
ドアが閉まる。
その瞬間。
まつりが大きく息を吐く。
まつり「はぁ…」
みお「どうしたんですか?」
まつり「ほの」
れな「うん」
まつり「無理してる」
れなは静かに頷く。
れな「分かる」
みお「でも森田さんも悪くないですよね…」
まつり「分かってる」
まつりは頭をかく。
まつり「分かってるけど……なんか悔しい」
その頃。
廊下の自販機。
ひかるとほのが並んで立っていた。
ひかる「何飲む?」
ほの「お茶」
ひかる「了解」
ひかるはボタンを押す。
飲み物が落ちる音。
ひかるはそれを取り出して渡す。
ほの「ありがとう」
ひかる「いえいえ」
少し静かな空気。
ひかるは自販機にもたれる。
ひかる「田村さ」
ほの「ん?」
ひかる「最近さ」
ほの「うん」
ひかる「一緒にいる時間増えたよね」
ほのは少し笑う。
ほの「そう?」
ひかる「うん」
ひかるは正直に言う。
ひかる「なんか落ち着く」
ほのの胸が少し痛む。
ほの「……」
ひかる「変?」
ほの「変じゃないよ」
ひかる「ほんと?」
ほの「うん」
ひかるは少し笑う。
ひかる「よかった」
そして、少しだけ真面目な顔になる。
ひかる「田村」
ほの「なに?」
ひかる「私さ」
ひかるは少し考える。
ひかる「なんか大事なこと忘れてる気がする」
その言葉。
ほのの心臓が強く鳴る。
ひかる「でも思い出せない」
ほのは小さく笑う。
ほの「焦らんでいいよ」
ひかる「そう?」
ほの「うん」
ほのは優しく言う。
ほの「ゆっくりでいい」
本当は。
今すぐ思い出してほしい。
でも。
それは言えない。
ひかるは少しだけほのを見る。
そしてぽつりと言う。
ひかる「でもさ」
ほの「?」
ひかる「思い出せなくても田村とは仲良くなりたい」
その言葉。
ほのの胸がぎゅっと締め付けられる。
でも。
同時に、少し嬉しかった。
ほの「……うん」
小さく笑った。
まだ遠い距離。
でも。
その距離は、少しずつ縮まり始めていた。
櫻坂の楽屋。
メンバーたちは次の収録を待っていた。
まつり「ねぇ」
まつりが小さな声で言う。
れな「なに?」
まつりはちらっと楽屋の奥を見る。
そこには、ひかるとほのが並んで座っていた。
ひかる「それでさ」
ほの「うん」
ひかる「昨日さ」
ひかるは楽しそうに話している。
ほのも笑っている。
ひかる「……」
いとは「仲良くなってきてますね」
まつり「うん」
みお「よかったじゃん」
まつりは少し考える。
まつり「でもさなんか複雑」
れな「分かる」
れなは小さく頷く。
れな「前は恋人だったのに今は…」
まつり「ただのメンバー」
みんな静かになる。
その時。
ひかるの笑い声が聞こえる。
ひかる「田村ってさ」
ほの「なに」
ひかる「天然やろ」
ほの「違う」
ひかる「いや天然」
ほの「違うって」
2人の空気は、少しずつ柔らかくなっている。
でも。
それを見ているメンバーの胸は、少しだけ痛かった。
みお「ほのさんってすごいよね」
まつり「うん」
みお「普通さ忘れられたら無理じゃない?」
れな「うん…」
れなは小さく言う。
れな「私だったら泣く」
いとは「絶対泣きます」
まつりはひかるを見る。
そして、ほのを見る。
まつり「でも泣かないんだよね」
れな「うん。ずっと普通」
いとは「逆につらいですね」
その時。
楽屋の奥。
ひかるが急に立ち上がる。
ひかる「ちょっと水買ってくる」
ほの「私も行く」
ひかる「いいよ」
ほの「行く」
2人は一緒に楽屋を出ていった。
ドアが閉まる。
その瞬間。
まつりが大きく息を吐く。
まつり「はぁ…」
みお「どうしたんですか?」
まつり「ほの」
れな「うん」
まつり「無理してる」
れなは静かに頷く。
れな「分かる」
みお「でも森田さんも悪くないですよね…」
まつり「分かってる」
まつりは頭をかく。
まつり「分かってるけど……なんか悔しい」
その頃。
廊下の自販機。
ひかるとほのが並んで立っていた。
ひかる「何飲む?」
ほの「お茶」
ひかる「了解」
ひかるはボタンを押す。
飲み物が落ちる音。
ひかるはそれを取り出して渡す。
ほの「ありがとう」
ひかる「いえいえ」
少し静かな空気。
ひかるは自販機にもたれる。
ひかる「田村さ」
ほの「ん?」
ひかる「最近さ」
ほの「うん」
ひかる「一緒にいる時間増えたよね」
ほのは少し笑う。
ほの「そう?」
ひかる「うん」
ひかるは正直に言う。
ひかる「なんか落ち着く」
ほのの胸が少し痛む。
ほの「……」
ひかる「変?」
ほの「変じゃないよ」
ひかる「ほんと?」
ほの「うん」
ひかるは少し笑う。
ひかる「よかった」
そして、少しだけ真面目な顔になる。
ひかる「田村」
ほの「なに?」
ひかる「私さ」
ひかるは少し考える。
ひかる「なんか大事なこと忘れてる気がする」
その言葉。
ほのの心臓が強く鳴る。
ひかる「でも思い出せない」
ほのは小さく笑う。
ほの「焦らんでいいよ」
ひかる「そう?」
ほの「うん」
ほのは優しく言う。
ほの「ゆっくりでいい」
本当は。
今すぐ思い出してほしい。
でも。
それは言えない。
ひかるは少しだけほのを見る。
そしてぽつりと言う。
ひかる「でもさ」
ほの「?」
ひかる「思い出せなくても田村とは仲良くなりたい」
その言葉。
ほのの胸がぎゅっと締め付けられる。
でも。
同時に、少し嬉しかった。
ほの「……うん」
小さく笑った。
まだ遠い距離。
でも。
その距離は、少しずつ縮まり始めていた。