長編
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ライブ当日。
会場の裏。
楽屋にはメンバーが集まっていた。
れな「人すごいね」
みお「満員らしい」
いとは「緊張します…」
まつり「大丈夫大丈夫」
その中で、ひかるは衣装を整えていた。
隣には、田村。
付き合い直してから数週間。
でもひかるはまだ、名前を呼ぶときだけ少し距離があった。
ひかる「田村」
ほの「ん?」
ひかる「靴ひも」
ほの「あ、ほんまや」
ほのはしゃがむ。
ひかるはそれを見て少し笑う。
その様子を後ろで見ているメンバー。
まつり「まだ田村なんだ」
れな「ほんとだ」
みお「早く戻ればいいのに」
ほのは少しだけ笑う。
ほの「しゃーないよ。ひーちゃんのペースでいい」
その時。
スタッフの声。
スタッフ「本番5分前です!」
ひかる「行こ」
ほの「うん」
ステージへ向かう。
大歓声。
ライト。
音楽。
ライブが始まる。
歌って、踊って、会場のペンライトが揺れる。
最後の曲。
その光を見た瞬間。
ひかるの頭に、何かがよぎる。
夕焼けの公園。
ベンチ。
自販機。
笑っている女の子。
そして自分の声。
「ほの」
ひかる「……」
次の瞬間、記憶が流れ込む。
帰り道。
手を繋ぐ感覚。
雨の日。
楽屋。
笑っているほの。
ひかる「……っ」
ほのが気づく。
ほの「ひーちゃん?」
ひかるはほのを見る。
そして、自然に口から出た。
ひかる「……ほの」
ほの「……え?」
ほのの目が大きく開く。
事故のあと、初めて呼ばれた名前。
ひかる「ほの」
ほのの涙が溢れる。
ほの「……もう一回」
ひかるは少し笑う。
ひかる「ほの」
ほのは完全に泣いた。
ほの「ひーちゃん……」
ひかるは静かに言う。
ひかる「思い出した」
ほの「……え?」
ひかる「全部」
ほのの呼吸が止まりそうになる。
ひかる「公園、告白、初デート、全部。」
ほのは涙を拭く。
ほの「ほんま?」
ひかる「ほんま」
ひかるは少し照れながら言う。
ひかる「事故の前、めっちゃほののこと好きやった」
ほのは笑う。
ひかる「でも、今の方が好き」
ほの「え」
ひかる「二回好きになった」
ほの「……ずるい」
曲が終わる。
大歓声。
メンバーが集まる。
まつり「え」
れな「今」
みお「ほのって言った?」
ひかる「言った」
まつり「戻った?」
ひかるは笑う。
ひかる「全部」
メンバー「えええ!?」
楽屋に戻る。
みんな大騒ぎ。
れな「奇跡じゃん」
まつり「映画みたい」
みお「泣ける」
その時。
ひかるが突然言う。
ひかる「そういえば」
ほの「ん?」
ひかる「私、思い出したこともう一個ある」
ほの「なに?」
ひかるは少し笑う。
ひかる「焼肉」
ほの「……え?」
ひかる「約束したやろ?焼肉行くって」
ほのは一瞬固まる。
そして笑う。
ほの「ほんまや、結局行けんかった」
ひかる「事故あったからな」
まつり「待って」
れな「それ今行けばいいじゃん」
みお「行こうよ」
いとは「焼肉!」
ほのは笑う。
ほの「みんな来るん?」
まつり「もちろん」
ひかる「いや待って」
ほの「?」
ひかるは少し照れて言う。
ひかる「それ本当はデートやった」
メンバー全員。
「「「あーーー!!!」」」
まつり「邪魔しない」
れな「行ってきて」
みお「焼肉デート」
ほのは笑いながら言う。
ほの「じゃあ、行こっか」
ひかる「うん」
二人は楽屋を出る。
夜の街。
並んで歩く。
ひかる「ほの」
ほの「ん?」
ひかる「焼肉楽しみ?」
ほのは笑う。
ほの「うん!ずっと楽しみにしてた」
ひかるも笑う。
ひかる「私も」
止まっていた恋は、もう止まらない。
思い出も、これからの時間も、
全部二人で作っていく。
会場の裏。
楽屋にはメンバーが集まっていた。
れな「人すごいね」
みお「満員らしい」
いとは「緊張します…」
まつり「大丈夫大丈夫」
その中で、ひかるは衣装を整えていた。
隣には、田村。
付き合い直してから数週間。
でもひかるはまだ、名前を呼ぶときだけ少し距離があった。
ひかる「田村」
ほの「ん?」
ひかる「靴ひも」
ほの「あ、ほんまや」
ほのはしゃがむ。
ひかるはそれを見て少し笑う。
その様子を後ろで見ているメンバー。
まつり「まだ田村なんだ」
れな「ほんとだ」
みお「早く戻ればいいのに」
ほのは少しだけ笑う。
ほの「しゃーないよ。ひーちゃんのペースでいい」
その時。
スタッフの声。
スタッフ「本番5分前です!」
ひかる「行こ」
ほの「うん」
ステージへ向かう。
大歓声。
ライト。
音楽。
ライブが始まる。
歌って、踊って、会場のペンライトが揺れる。
最後の曲。
その光を見た瞬間。
ひかるの頭に、何かがよぎる。
夕焼けの公園。
ベンチ。
自販機。
笑っている女の子。
そして自分の声。
「ほの」
ひかる「……」
次の瞬間、記憶が流れ込む。
帰り道。
手を繋ぐ感覚。
雨の日。
楽屋。
笑っているほの。
ひかる「……っ」
ほのが気づく。
ほの「ひーちゃん?」
ひかるはほのを見る。
そして、自然に口から出た。
ひかる「……ほの」
ほの「……え?」
ほのの目が大きく開く。
事故のあと、初めて呼ばれた名前。
ひかる「ほの」
ほのの涙が溢れる。
ほの「……もう一回」
ひかるは少し笑う。
ひかる「ほの」
ほのは完全に泣いた。
ほの「ひーちゃん……」
ひかるは静かに言う。
ひかる「思い出した」
ほの「……え?」
ひかる「全部」
ほのの呼吸が止まりそうになる。
ひかる「公園、告白、初デート、全部。」
ほのは涙を拭く。
ほの「ほんま?」
ひかる「ほんま」
ひかるは少し照れながら言う。
ひかる「事故の前、めっちゃほののこと好きやった」
ほのは笑う。
ひかる「でも、今の方が好き」
ほの「え」
ひかる「二回好きになった」
ほの「……ずるい」
曲が終わる。
大歓声。
メンバーが集まる。
まつり「え」
れな「今」
みお「ほのって言った?」
ひかる「言った」
まつり「戻った?」
ひかるは笑う。
ひかる「全部」
メンバー「えええ!?」
楽屋に戻る。
みんな大騒ぎ。
れな「奇跡じゃん」
まつり「映画みたい」
みお「泣ける」
その時。
ひかるが突然言う。
ひかる「そういえば」
ほの「ん?」
ひかる「私、思い出したこともう一個ある」
ほの「なに?」
ひかるは少し笑う。
ひかる「焼肉」
ほの「……え?」
ひかる「約束したやろ?焼肉行くって」
ほのは一瞬固まる。
そして笑う。
ほの「ほんまや、結局行けんかった」
ひかる「事故あったからな」
まつり「待って」
れな「それ今行けばいいじゃん」
みお「行こうよ」
いとは「焼肉!」
ほのは笑う。
ほの「みんな来るん?」
まつり「もちろん」
ひかる「いや待って」
ほの「?」
ひかるは少し照れて言う。
ひかる「それ本当はデートやった」
メンバー全員。
「「「あーーー!!!」」」
まつり「邪魔しない」
れな「行ってきて」
みお「焼肉デート」
ほのは笑いながら言う。
ほの「じゃあ、行こっか」
ひかる「うん」
二人は楽屋を出る。
夜の街。
並んで歩く。
ひかる「ほの」
ほの「ん?」
ひかる「焼肉楽しみ?」
ほのは笑う。
ほの「うん!ずっと楽しみにしてた」
ひかるも笑う。
ひかる「私も」
止まっていた恋は、もう止まらない。
思い出も、これからの時間も、
全部二人で作っていく。