長編
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文化祭が終わって、
校舎はいつもの静けさを取り戻した。
でも——
あの数日で、確かに変わったものがあった。
放課後の教室。
ほの「……ひーちゃん」
ひかる「なに?」
ほの「手、つないでいい?」
ひかるは一瞬きょとんとしてから、小さく笑った。
ひかる「もう彼女なんだから、聞かなくていいのに」
そう言いながら、自分から指を絡める。
ほの「……文化祭の男装さ」
ひかる「うん?」
ほの「ひーちゃんが見てくれてたから、全部頑張れた」
ひかる「私もだよ」
お互い、まだ照れるけど、
一番素直で、一番まっすぐな二人。
人の少ない中庭。
かりん「……今日、一緒に帰れる?」
れな「うん」
それだけ。
でも、並んで歩く距離は近い。
れな、「かりんちゃん」
かりん「なに」
れな「逃げなくなったね」
夏鈴は少し考えてから言う。
かりん「……追ってくる人がいるって、悪くない」
麗奈は何も言わず、そっと夏鈴の袖をつかんだ。
言葉にしなくても、もう迷っていない二人。
図書室。
りか「文化祭、楽しかったね」
みお「うん。正直、緊張してた」
りか「え、そうなの?」
みおら「でもさ」
美青は、まっすぐ璃花を見る。
みお「りかが隣にいたから、大丈夫だった」
璃花は少し驚いて、それから優しく笑う。
りか「じゃあ、これからも隣にいよっか」
静かで、穏やかで、ちゃんと強い関係。
購買前。
みう「ねぇれい」
れい「ん?」
みう「私たち、いつからこうなったんだろ」
玲はパンをかじりながら答える。
れい「文化祭より前じゃない?」
みう「だよね」
二人、顔を見合わせて笑う。
れい「無理しないのが、一番合ってる」
みう「それ」
気づいたら一緒にいる、いちばん“日常”な幸せ。
放課後の廊下。
てん「今日さ」
いとは「うん」
てん「写真、撮らない?」
純葉は一瞬驚いて、それから頷いた。
いとは「いいよ」
シャッター音。
てん「……残したくなった」
いとは「うん」
手はまだつながない。
でも、もう離れない。
文化祭は終わったけど、物語は終わらない。
あの日、男装カフェで始まった恋は、
それぞれの形で、ちゃんと続いていく。
全部違って、全部幸せな方向へ。
——これは
一度きりの文化祭と、その先の未来の話。
校舎はいつもの静けさを取り戻した。
でも——
あの数日で、確かに変わったものがあった。
放課後の教室。
ほの「……ひーちゃん」
ひかる「なに?」
ほの「手、つないでいい?」
ひかるは一瞬きょとんとしてから、小さく笑った。
ひかる「もう彼女なんだから、聞かなくていいのに」
そう言いながら、自分から指を絡める。
ほの「……文化祭の男装さ」
ひかる「うん?」
ほの「ひーちゃんが見てくれてたから、全部頑張れた」
ひかる「私もだよ」
お互い、まだ照れるけど、
一番素直で、一番まっすぐな二人。
人の少ない中庭。
かりん「……今日、一緒に帰れる?」
れな「うん」
それだけ。
でも、並んで歩く距離は近い。
れな、「かりんちゃん」
かりん「なに」
れな「逃げなくなったね」
夏鈴は少し考えてから言う。
かりん「……追ってくる人がいるって、悪くない」
麗奈は何も言わず、そっと夏鈴の袖をつかんだ。
言葉にしなくても、もう迷っていない二人。
図書室。
りか「文化祭、楽しかったね」
みお「うん。正直、緊張してた」
りか「え、そうなの?」
みおら「でもさ」
美青は、まっすぐ璃花を見る。
みお「りかが隣にいたから、大丈夫だった」
璃花は少し驚いて、それから優しく笑う。
りか「じゃあ、これからも隣にいよっか」
静かで、穏やかで、ちゃんと強い関係。
購買前。
みう「ねぇれい」
れい「ん?」
みう「私たち、いつからこうなったんだろ」
玲はパンをかじりながら答える。
れい「文化祭より前じゃない?」
みう「だよね」
二人、顔を見合わせて笑う。
れい「無理しないのが、一番合ってる」
みう「それ」
気づいたら一緒にいる、いちばん“日常”な幸せ。
放課後の廊下。
てん「今日さ」
いとは「うん」
てん「写真、撮らない?」
純葉は一瞬驚いて、それから頷いた。
いとは「いいよ」
シャッター音。
てん「……残したくなった」
いとは「うん」
手はまだつながない。
でも、もう離れない。
文化祭は終わったけど、物語は終わらない。
あの日、男装カフェで始まった恋は、
それぞれの形で、ちゃんと続いていく。
全部違って、全部幸せな方向へ。
——これは
一度きりの文化祭と、その先の未来の話。