複数人
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番組のセット裏。
普段とは違う、きらびやかで少し大人なムードが漂う空間で、メンバーたちの黄色い歓声が響いていた。
今回のそこ曲がったら、櫻坂?の企画は、ファン待望の「男装ホストクラブ企画」。
スーツを完璧に着こなし、髪をスタイリッシュにセットした大園玲と村山美羽は、鏡の前で最終チェックをしていた。
しかし、二人の視線は鏡ではなく、スタジオの席に座るゆめの姿へと向けられていた。
実は、玲も美羽も、ゆめのことが本気で好き。
バラエティの企画という盾を手に入れた二人は、役を演じるフリをして、ガチでゆめを落としにかかる。
セットの裏側、ゆめが他のメンバーと楽しそうに話しているのを遠目に見ながら、玲と美羽は静かに火花を散らしていた。
みう「……玲さん、今日の企画、本気出しますからね。譲りませんよ」
美羽はネクタイを少し緩めながら、低めの声で不敵に笑う。
高身長にスーツが映え、本物の若手ホストのような色気が漂っている。
れい「ふふ、美羽。若いねぇ。ホストっていうのは、力任せに迫るだけじゃダメなんだよ? 女の子の心をじわじわと溶かすものだから」
玲はジャケットの襟を整えながら、眼鏡の奥の瞳を怪しく光らせた。
大人の包容力と知性を感じさせる、危うい魅力が溢れている。
みう「へぇ……。じゃあ、どっちが先にゆめを赤面させられるか勝負ですね」
れい「いいよ。私、負ける気しないから」
番組の企画という体裁を保ちつつ、二人のゆめ獲得戦のゴングが鳴り響いた。
企画が始まり、ゆめの席に最初に付いたのは美羽だった。
美羽は長い足を組んであなたの隣に深く腰掛けると、じっとゆめの目を見つめた。
みう「お疲れ様、ゆめ。今日も世界で一番可愛いね。……ねぇ、なんでそんなに緊張してるの? 照れてる顔も可愛いけど」
ゆめ「え、あ、美羽、なんかいつもと雰囲気違いすぎて……」
いつもよりずっと近い距離、低く耳元に響く美羽の声に、あなたは思わずドギマギしてしまう。
すると美羽は、ゆめの膝の上にそっと自分の手を重ねた。
みう「美羽じゃないよ。今は君だけの、特別な人。……ねぇ、これ企画だけどさ。俺の目は、ガチでゆめしか見てないよ?」
ゆめ「えっ……!?」
みう「他の奴のところ、行かせたくないな。ずっと俺の隣にいてよ」
カメラが回っているとはいえ、あまりにも本気すぎる熱い視線に、ゆめの心臓はバックバク。
完全に美羽のペースに飲まれそうになっていた。
そこへ、「お待たせ」と静かに現れたのが玲だった。
玲は美羽の対面に座ると、メニュー表を広げてゆめに優しく微笑みかける。
れい「美羽、あんまりゆめを困らせちゃダメだよ。ほら、ゆめ顔が真っ赤。美羽に意地悪された?」
ゆめ「あ、玲さん……! ううん、そんなこと……」
れい「ふふ、可愛い。……はい、これ、ゆめのために選んだノンアルコールのカクテル。頑張ってるゆめに、私からのプレゼント」
差し出されたグラスを受け取ろうとした瞬間、玲の指先が、ゆめの手にわざとらしく触れた。
ひやりとした心地よさに体が震える。
れい「美羽のストレートな言葉もいいけど……私は、ゆめのそういう、ちょっと困ったような、守ってあげたくなる顔を見るのが好きだな」
みう「ちょっと、玲さん。俺のゆめに手出さないでくださいよ」
美羽が焦ったようにゆめの肩を抱き寄せると、玲はフッと妖艶に微笑み、あなたの顎をそっと指先で持ち上げた。
れい「手を出したくなるくらい、ゆめが魅力的なのが悪いでしょ? ……ねぇ、ゆめ。子供な美羽よりも、私の方が君を満足させてあげられるよ? 私を選んで?」
ゆめ(え、ええええええ!? 二人とも、演技……だよね!?)
「はい! オッケーです! 収録終了でーす!」
スタッフの声が響き、スタジオの照明が少し明るくなる。
まわりのメンバーから「ヒューヒュー!」と冷やかしの声が上がる中、ゆめは真っ赤になった顔を隠すように両手で覆った。
ゆめ「もー! 二人とも、演技上手すぎ! 本気で心臓止まるかと思ったじゃん!」
安心したように笑うゆめを見て、玲と美羽は顔を見合わせ、同時に小さくため息をついた。
そして、男装のトーンではない、いつもの声で、でも真剣な目でゆめに詰め寄る。
みう「ゆめ……。さっきの、演技じゃないよ? 私、本気でゆめのこと落としにいってた」
ゆめ「え……?」
れい「ふふ、私も。企画にかこつけて、ずっと言いたかった本音、全部言っちゃった。美羽に渡したくなかったから、ちょっと強引になっちゃったけど」
ゆめ「えっ、ええっ……!?」
男装のまま、でも櫻坂46のメンバーとしての本気の告白。
二人のイケメンに挟まれ、ゆめの顔はさっきよりもさらに真っ赤に染まっていく。
みう「今日の夜、空いてるよね? 」
れい「美羽、抜け駆けは禁止。ゆめ、私と一緒に帰ろ?」
番組の企画は終わったけれど、二人からの甘い猛アプローチは、どうやらこれからが本番のようだった。
普段とは違う、きらびやかで少し大人なムードが漂う空間で、メンバーたちの黄色い歓声が響いていた。
今回のそこ曲がったら、櫻坂?の企画は、ファン待望の「男装ホストクラブ企画」。
スーツを完璧に着こなし、髪をスタイリッシュにセットした大園玲と村山美羽は、鏡の前で最終チェックをしていた。
しかし、二人の視線は鏡ではなく、スタジオの席に座るゆめの姿へと向けられていた。
実は、玲も美羽も、ゆめのことが本気で好き。
バラエティの企画という盾を手に入れた二人は、役を演じるフリをして、ガチでゆめを落としにかかる。
セットの裏側、ゆめが他のメンバーと楽しそうに話しているのを遠目に見ながら、玲と美羽は静かに火花を散らしていた。
みう「……玲さん、今日の企画、本気出しますからね。譲りませんよ」
美羽はネクタイを少し緩めながら、低めの声で不敵に笑う。
高身長にスーツが映え、本物の若手ホストのような色気が漂っている。
れい「ふふ、美羽。若いねぇ。ホストっていうのは、力任せに迫るだけじゃダメなんだよ? 女の子の心をじわじわと溶かすものだから」
玲はジャケットの襟を整えながら、眼鏡の奥の瞳を怪しく光らせた。
大人の包容力と知性を感じさせる、危うい魅力が溢れている。
みう「へぇ……。じゃあ、どっちが先にゆめを赤面させられるか勝負ですね」
れい「いいよ。私、負ける気しないから」
番組の企画という体裁を保ちつつ、二人のゆめ獲得戦のゴングが鳴り響いた。
企画が始まり、ゆめの席に最初に付いたのは美羽だった。
美羽は長い足を組んであなたの隣に深く腰掛けると、じっとゆめの目を見つめた。
みう「お疲れ様、ゆめ。今日も世界で一番可愛いね。……ねぇ、なんでそんなに緊張してるの? 照れてる顔も可愛いけど」
ゆめ「え、あ、美羽、なんかいつもと雰囲気違いすぎて……」
いつもよりずっと近い距離、低く耳元に響く美羽の声に、あなたは思わずドギマギしてしまう。
すると美羽は、ゆめの膝の上にそっと自分の手を重ねた。
みう「美羽じゃないよ。今は君だけの、特別な人。……ねぇ、これ企画だけどさ。俺の目は、ガチでゆめしか見てないよ?」
ゆめ「えっ……!?」
みう「他の奴のところ、行かせたくないな。ずっと俺の隣にいてよ」
カメラが回っているとはいえ、あまりにも本気すぎる熱い視線に、ゆめの心臓はバックバク。
完全に美羽のペースに飲まれそうになっていた。
そこへ、「お待たせ」と静かに現れたのが玲だった。
玲は美羽の対面に座ると、メニュー表を広げてゆめに優しく微笑みかける。
れい「美羽、あんまりゆめを困らせちゃダメだよ。ほら、ゆめ顔が真っ赤。美羽に意地悪された?」
ゆめ「あ、玲さん……! ううん、そんなこと……」
れい「ふふ、可愛い。……はい、これ、ゆめのために選んだノンアルコールのカクテル。頑張ってるゆめに、私からのプレゼント」
差し出されたグラスを受け取ろうとした瞬間、玲の指先が、ゆめの手にわざとらしく触れた。
ひやりとした心地よさに体が震える。
れい「美羽のストレートな言葉もいいけど……私は、ゆめのそういう、ちょっと困ったような、守ってあげたくなる顔を見るのが好きだな」
みう「ちょっと、玲さん。俺のゆめに手出さないでくださいよ」
美羽が焦ったようにゆめの肩を抱き寄せると、玲はフッと妖艶に微笑み、あなたの顎をそっと指先で持ち上げた。
れい「手を出したくなるくらい、ゆめが魅力的なのが悪いでしょ? ……ねぇ、ゆめ。子供な美羽よりも、私の方が君を満足させてあげられるよ? 私を選んで?」
ゆめ(え、ええええええ!? 二人とも、演技……だよね!?)
「はい! オッケーです! 収録終了でーす!」
スタッフの声が響き、スタジオの照明が少し明るくなる。
まわりのメンバーから「ヒューヒュー!」と冷やかしの声が上がる中、ゆめは真っ赤になった顔を隠すように両手で覆った。
ゆめ「もー! 二人とも、演技上手すぎ! 本気で心臓止まるかと思ったじゃん!」
安心したように笑うゆめを見て、玲と美羽は顔を見合わせ、同時に小さくため息をついた。
そして、男装のトーンではない、いつもの声で、でも真剣な目でゆめに詰め寄る。
みう「ゆめ……。さっきの、演技じゃないよ? 私、本気でゆめのこと落としにいってた」
ゆめ「え……?」
れい「ふふ、私も。企画にかこつけて、ずっと言いたかった本音、全部言っちゃった。美羽に渡したくなかったから、ちょっと強引になっちゃったけど」
ゆめ「えっ、ええっ……!?」
男装のまま、でも櫻坂46のメンバーとしての本気の告白。
二人のイケメンに挟まれ、ゆめの顔はさっきよりもさらに真っ赤に染まっていく。
みう「今日の夜、空いてるよね? 」
れい「美羽、抜け駆けは禁止。ゆめ、私と一緒に帰ろ?」
番組の企画は終わったけれど、二人からの甘い猛アプローチは、どうやらこれからが本番のようだった。