村山美羽
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ゆめside.
テレビやステージの上では、誰もが認めるクールビューティー。
それが私の知る「村山美羽」だ。
だけど今、私の家のソファで、そのクールビューティーは完全に溶けている。
みう「ゆめー、ねぇ、こっち向いて」
ゆめ「ちょっとみう、いまお茶淹れてるから……わ、ちょっと!」
後ろから回り込んできた美羽の長い腕が、私の腰に巻き付く。
そのまま背中にすとんと頭を預けてきて、首筋に柔らかな髪が当たってくすぐったい。
オフになった美羽は、信じられないくらい甘えん坊モード全開になる。
……いや、付き合ってないのに、こんなにイチャイチャしていいのだろうか。
私は美羽のことが、その、すきですけどね。はい。
でも、もし美羽が他のメンバーにもこんな姿を見せているんだとしたら……私、かなり妬いちゃうかも。
ゆめ「みう、他の子のお家でもいっつもそうなの?」
みう「……は? なんで他の子が出てくるの」
なぜか美羽は、不満そうに頬を膨らませて私を睨んだ。
みうside.
計画が、全く上手くいっていない。
普段、私はあまり人とベタベタしたり、自分から遊ぼうなんて誘ったりするタイプじゃない。
だけど、ゆめは別だ。
私はゆめに一人の女の子として意識してほしくて、これでも毎回心臓をバクバクさせながら必死にアピールしている。
なのに、ゆめの反応はいつも同期の仲良しの枠を出ない。
だから今日、ゆめの家という完全なプライベート空間で、アピール全開で頑張ろうと思って今に至るというわけなのだが……。
みう「ゆめ、他の子の家なんて行かない。ゆめの家だから、来たいって言ったの」
ゆめ「え、あ、そうなの……?」
みう「そう。……ねぇ、これ、どういう意味か分かってる?」
ぐっと顔を近づけて、ゆめの目をじっと見つめる。
ゆめの耳が、みるみるうちに真っ赤になっていくのが分かった。
よし、手応えあり。
ゆめ side.
みう「私は、ゆめにしかこんなことしない。ゆめじゃなきゃ、嫌」
ゆめ「み、みう……?」
みう「……まだ気づかない? 私、ゆめのことがすきなんだよ。ただのメンバーじゃなくて、特別な一人になりたいの」
いつもクールな美羽の瞳が、今は熱っぽく私だけを映している。
他の誰でもない、私だけに見せる特別なオフモード。
それが彼女の本気の証拠だったんだ。
ゆめ「……私も。私も、みうのことが大好きだよ。他の子にその姿見せたら怒るところだった」
みう「ふふ、見せないよ。……じゃあ、もう付き合ってるってことでいい?」
ゆめ「うん……!」
ソファの上、今度は正面からぎゅっと抱きしめられる。
美羽の心地いい香りに包まれながら、私はもう二度と、この特権を誰にも譲らないと心に決めた。
テレビやステージの上では、誰もが認めるクールビューティー。
それが私の知る「村山美羽」だ。
だけど今、私の家のソファで、そのクールビューティーは完全に溶けている。
みう「ゆめー、ねぇ、こっち向いて」
ゆめ「ちょっとみう、いまお茶淹れてるから……わ、ちょっと!」
後ろから回り込んできた美羽の長い腕が、私の腰に巻き付く。
そのまま背中にすとんと頭を預けてきて、首筋に柔らかな髪が当たってくすぐったい。
オフになった美羽は、信じられないくらい甘えん坊モード全開になる。
……いや、付き合ってないのに、こんなにイチャイチャしていいのだろうか。
私は美羽のことが、その、すきですけどね。はい。
でも、もし美羽が他のメンバーにもこんな姿を見せているんだとしたら……私、かなり妬いちゃうかも。
ゆめ「みう、他の子のお家でもいっつもそうなの?」
みう「……は? なんで他の子が出てくるの」
なぜか美羽は、不満そうに頬を膨らませて私を睨んだ。
みうside.
計画が、全く上手くいっていない。
普段、私はあまり人とベタベタしたり、自分から遊ぼうなんて誘ったりするタイプじゃない。
だけど、ゆめは別だ。
私はゆめに一人の女の子として意識してほしくて、これでも毎回心臓をバクバクさせながら必死にアピールしている。
なのに、ゆめの反応はいつも同期の仲良しの枠を出ない。
だから今日、ゆめの家という完全なプライベート空間で、アピール全開で頑張ろうと思って今に至るというわけなのだが……。
みう「ゆめ、他の子の家なんて行かない。ゆめの家だから、来たいって言ったの」
ゆめ「え、あ、そうなの……?」
みう「そう。……ねぇ、これ、どういう意味か分かってる?」
ぐっと顔を近づけて、ゆめの目をじっと見つめる。
ゆめの耳が、みるみるうちに真っ赤になっていくのが分かった。
よし、手応えあり。
ゆめ side.
みう「私は、ゆめにしかこんなことしない。ゆめじゃなきゃ、嫌」
ゆめ「み、みう……?」
みう「……まだ気づかない? 私、ゆめのことがすきなんだよ。ただのメンバーじゃなくて、特別な一人になりたいの」
いつもクールな美羽の瞳が、今は熱っぽく私だけを映している。
他の誰でもない、私だけに見せる特別なオフモード。
それが彼女の本気の証拠だったんだ。
ゆめ「……私も。私も、みうのことが大好きだよ。他の子にその姿見せたら怒るところだった」
みう「ふふ、見せないよ。……じゃあ、もう付き合ってるってことでいい?」
ゆめ「うん……!」
ソファの上、今度は正面からぎゅっと抱きしめられる。
美羽の心地いい香りに包まれながら、私はもう二度と、この特権を誰にも譲らないと心に決めた。