向井純葉
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近いのに、遠いふりの続き
ゆめside.
ライブ翌日のリハーサル。
スタジオには、いつもより人が多かった。
見学スタッフ、関係者、少しだけ距離の近い空気。
純葉は、いつも通りだった。
純葉「ねぇねぇ〜!今日ちょっと声枯れてない!?昨日はしゃぎすぎたかな!」
メンバー「また純葉うるさい笑」
純葉「えへへ!」
その隣で、私は静かに準備していた。
……ただ、
純葉に話しかける別のスタッフを、無意識に目で追っていた。
スタッフ「純葉ちゃん、昨日の煽りよかったよ!」
純葉「ほんとですか!?やったー!!」
スタッフ「ファンの反応もすごくて」
ゆめ「……」
[ふっと視線を逸らす。
でも純葉が楽しそうに笑うたび、胸の奥が少しだけざわついた。
休憩時間。
純葉がペットボトルを取りに行くと、
私も自然についてきた。
純葉「ん?どうしたの?」
ゆめ「……」
少し間があって。
ゆめ「さっきの人、距離近かったね」
純葉「え!?そう!?褒めてくれただけだよ!」
純葉は気にしてない。
でも——
ゆめ「……嫌だった」
純葉「え?」
純葉、止まる。
声を落として続けた。
ゆめ「純葉が誰かに“特別”みたいに見られるの」
ゆめ「私だけが知ってる顔だと思ってた」
純葉の顔が、一気に赤くなる。
純葉「……それ………独占欲ってやつ?」
ゆめ「うん」
即答。
純葉「え、待って……いじってた側が、急にそれ言う!?」
ゆめ「自覚したから」
足音が近づく。
[私は、すっと距離を取る。
でも、すれ違いざまに小さく言った。
ゆめ「あとで、ちゃんと話そう」
夜。
仕事が全部終わった後、人気のない廊下。
自販機の前。
純葉「……ちゃんと話すってなに?」
ゆめ「確認」
純葉「なにを?」
純葉side.
ゆめは、真剣な目で私を見る。
ゆめ「私が独占していいのか」
純葉「……」
ゆめ「ファンには見せない、メンバーとしても、今まで通り」
ゆめ「でも、プライベートでは…
恋人になりたい」
一瞬の静寂。
次の瞬間——
純葉「……っ、ずるい!!!!」
私は顔を両手で覆う。
純葉「そんなの!ずっと待ってたに決まってるじゃん!!」
ゆめ、少しだけ驚いて笑う。
ゆめ「そんな顔、ファンに見せたら大変だね」
純葉「見せないもん!!ゆめだけだから!!」
ゆめは、そっと純葉の頭に手を置いた。
一瞬だけ。
誰もいないことを確認して。
ゆめ「付き合ってください」
顔を上げて満面の笑み。
純葉「うん!!」
純葉「だいすき!!!」
ゆめ「声、大きい」
純葉「無理!!!」
でも次の瞬間、口を押さえた。
純葉「……今のは、2人だけね」
ゆめ「もちろん」
ファンにはバレない。
カメラにも映らない。
でも確かに始まった、2人だけの恋。
ゆめは、もういじらない。
——独占する側になったから。
end.
ゆめside.
ライブ翌日のリハーサル。
スタジオには、いつもより人が多かった。
見学スタッフ、関係者、少しだけ距離の近い空気。
純葉は、いつも通りだった。
純葉「ねぇねぇ〜!今日ちょっと声枯れてない!?昨日はしゃぎすぎたかな!」
メンバー「また純葉うるさい笑」
純葉「えへへ!」
その隣で、私は静かに準備していた。
……ただ、
純葉に話しかける別のスタッフを、無意識に目で追っていた。
スタッフ「純葉ちゃん、昨日の煽りよかったよ!」
純葉「ほんとですか!?やったー!!」
スタッフ「ファンの反応もすごくて」
ゆめ「……」
[ふっと視線を逸らす。
でも純葉が楽しそうに笑うたび、胸の奥が少しだけざわついた。
休憩時間。
純葉がペットボトルを取りに行くと、
私も自然についてきた。
純葉「ん?どうしたの?」
ゆめ「……」
少し間があって。
ゆめ「さっきの人、距離近かったね」
純葉「え!?そう!?褒めてくれただけだよ!」
純葉は気にしてない。
でも——
ゆめ「……嫌だった」
純葉「え?」
純葉、止まる。
声を落として続けた。
ゆめ「純葉が誰かに“特別”みたいに見られるの」
ゆめ「私だけが知ってる顔だと思ってた」
純葉の顔が、一気に赤くなる。
純葉「……それ………独占欲ってやつ?」
ゆめ「うん」
即答。
純葉「え、待って……いじってた側が、急にそれ言う!?」
ゆめ「自覚したから」
足音が近づく。
[私は、すっと距離を取る。
でも、すれ違いざまに小さく言った。
ゆめ「あとで、ちゃんと話そう」
夜。
仕事が全部終わった後、人気のない廊下。
自販機の前。
純葉「……ちゃんと話すってなに?」
ゆめ「確認」
純葉「なにを?」
純葉side.
ゆめは、真剣な目で私を見る。
ゆめ「私が独占していいのか」
純葉「……」
ゆめ「ファンには見せない、メンバーとしても、今まで通り」
ゆめ「でも、プライベートでは…
恋人になりたい」
一瞬の静寂。
次の瞬間——
純葉「……っ、ずるい!!!!」
私は顔を両手で覆う。
純葉「そんなの!ずっと待ってたに決まってるじゃん!!」
ゆめ、少しだけ驚いて笑う。
ゆめ「そんな顔、ファンに見せたら大変だね」
純葉「見せないもん!!ゆめだけだから!!」
ゆめは、そっと純葉の頭に手を置いた。
一瞬だけ。
誰もいないことを確認して。
ゆめ「付き合ってください」
顔を上げて満面の笑み。
純葉「うん!!」
純葉「だいすき!!!」
ゆめ「声、大きい」
純葉「無理!!!」
でも次の瞬間、口を押さえた。
純葉「……今のは、2人だけね」
ゆめ「もちろん」
ファンにはバレない。
カメラにも映らない。
でも確かに始まった、2人だけの恋。
ゆめは、もういじらない。
——独占する側になったから。
end.