遠藤理子
夢小説設定
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スタジオの隅、少しだけ空いた時間。
理子はスマホの画面を見つめていた。
通知は、来ない。
りこ「……今日も、いないか」
ぽつりと呟く。
同じグループなのに、最近は現場が全然被らない。
バラエティ、ドラマ、外仕事――
忙しいゆめは、どんどん遠くにいく気がしていた。
本当は、同じ場所にいるはずなのに。
りこ「……一日千秋、ってこういうことかな」
誰にも聞こえないくらいの声で、そう呟く。
たった一日会えないだけなのに、何日も経ったみたいに長く感じる。
会いたい。
ただ、それだけなのに。
楽屋。
メンバーたちの会話の中に、ふとゆめの名前が出る。
いとは「ゆめ今日も別仕事らしいよ〜」
その一言で、胸が少しだけ沈む。
りこ「……そっか」
笑って返したつもりなのに、うまく笑えていたかは分からない。
りこ(会いたいな……)
言えない言葉が、喉の奥で引っかかる。
夜。
帰り道。
何度も開いては閉じるトーク画面。
送ろうとして、やめる。
りこ「……迷惑かな」
忙しいのは分かってる。
邪魔したくない。
でも――
りこ「……ちょっとだけなら」
小さく深呼吸して、文字を打つ。
「おつかれさま」
送信ボタンを押した瞬間、心臓がドクドクとうるさくなる。
既読がつくまでの時間が、やけに長く感じる。
まるで、何時間も待っているみたいに。
一日千秋。
まさにその通りだった。
数分後。
スマホが震える。
画面を見るのが、少し怖い。
でも、見ないわけにもいかない。
りこ「……っ」
開いた先には、たった一言。
「りこ?」
その名前だけで、胸がいっぱいになる。
りこ「……なんでこんな嬉しいの」
思わず笑ってしまう。
すぐに返信を打つ。
「うん、りこだよ」
少しして、また返ってくる。
「どうしたの?」
その何気ない一言に、指が止まる。
なんて返そう。
ただ“会いたい”なんて、言えない。
りこ「……」
迷った末に、短く送る。
「ちょっと話したくて」
送ったあと、また待つ時間。
さっきよりも、もっと長く感じる。
「今電話できるよ」
その文字を見た瞬間、息が止まった。
りこ「……え」
すぐに着信が来る。
慌てて出る。
りこ「……もしもし」
ゆめ『もしもし、りこ?』
その声。
たったそれだけで、距離が一気に縮まった気がした。
りこ「……うん」
ゆめ『珍しいね、連絡くれるの』
りこ「……迷惑だった?」
ゆめ『全然。むしろ嬉しいけど』
その一言で、胸の奥がじんわり温かくなる。
りこ「……そっか」
ゆめ『どうしたの?ほんとに』
言うか、迷う。
でも――
りこ「……会いたくて」
気づけば、口に出していた。
言った瞬間、顔が熱くなる。
でも、もう引き返せない。
ゆめ『……』
長い、長い数秒。
りこ「……ごめん、変なこと言って」
ゆめ『変じゃないよ』
りこ「……え」
ゆめ『私も、会いたいと思ってた』
その言葉に、時間が止まる。
りこ「……ほんと?」
ゆめ『ほんと』
りこ「……」
声が出ない。
嬉しすぎて、どうしていいか分からない。
ゆめ『次の現場、同じ日あるよね』
りこ「……うん」
ゆめ『そのとき、いっぱい話そ』
りこ「……うん」
ゆめ『だから、それまで頑張ろ』
りこ「……うん」
短い会話。
でも、その一言一言が、全部宝物みたいで。
通話を切ったあと。
夜空を見上げる。
りこ「……まだ長いな」
次に会える日まで。
きっとまた、時間はゆっくり進む。
でも――
りこ「……頑張れるかも」
さっきの声を思い出すだけで、少しだけ前を向ける。
一日千秋。
会えない時間は、長くて苦しくて。
でも、その分――
会えたときの一瞬が、きっと何よりも輝くから。
りこ「……早く、会いたいな~」
小さく呟いたその声は
夜の静けさの中で、やさしく溶けていった。
理子はスマホの画面を見つめていた。
通知は、来ない。
りこ「……今日も、いないか」
ぽつりと呟く。
同じグループなのに、最近は現場が全然被らない。
バラエティ、ドラマ、外仕事――
忙しいゆめは、どんどん遠くにいく気がしていた。
本当は、同じ場所にいるはずなのに。
りこ「……一日千秋、ってこういうことかな」
誰にも聞こえないくらいの声で、そう呟く。
たった一日会えないだけなのに、何日も経ったみたいに長く感じる。
会いたい。
ただ、それだけなのに。
楽屋。
メンバーたちの会話の中に、ふとゆめの名前が出る。
いとは「ゆめ今日も別仕事らしいよ〜」
その一言で、胸が少しだけ沈む。
りこ「……そっか」
笑って返したつもりなのに、うまく笑えていたかは分からない。
りこ(会いたいな……)
言えない言葉が、喉の奥で引っかかる。
夜。
帰り道。
何度も開いては閉じるトーク画面。
送ろうとして、やめる。
りこ「……迷惑かな」
忙しいのは分かってる。
邪魔したくない。
でも――
りこ「……ちょっとだけなら」
小さく深呼吸して、文字を打つ。
「おつかれさま」
送信ボタンを押した瞬間、心臓がドクドクとうるさくなる。
既読がつくまでの時間が、やけに長く感じる。
まるで、何時間も待っているみたいに。
一日千秋。
まさにその通りだった。
数分後。
スマホが震える。
画面を見るのが、少し怖い。
でも、見ないわけにもいかない。
りこ「……っ」
開いた先には、たった一言。
「りこ?」
その名前だけで、胸がいっぱいになる。
りこ「……なんでこんな嬉しいの」
思わず笑ってしまう。
すぐに返信を打つ。
「うん、りこだよ」
少しして、また返ってくる。
「どうしたの?」
その何気ない一言に、指が止まる。
なんて返そう。
ただ“会いたい”なんて、言えない。
りこ「……」
迷った末に、短く送る。
「ちょっと話したくて」
送ったあと、また待つ時間。
さっきよりも、もっと長く感じる。
「今電話できるよ」
その文字を見た瞬間、息が止まった。
りこ「……え」
すぐに着信が来る。
慌てて出る。
りこ「……もしもし」
ゆめ『もしもし、りこ?』
その声。
たったそれだけで、距離が一気に縮まった気がした。
りこ「……うん」
ゆめ『珍しいね、連絡くれるの』
りこ「……迷惑だった?」
ゆめ『全然。むしろ嬉しいけど』
その一言で、胸の奥がじんわり温かくなる。
りこ「……そっか」
ゆめ『どうしたの?ほんとに』
言うか、迷う。
でも――
りこ「……会いたくて」
気づけば、口に出していた。
言った瞬間、顔が熱くなる。
でも、もう引き返せない。
ゆめ『……』
長い、長い数秒。
りこ「……ごめん、変なこと言って」
ゆめ『変じゃないよ』
りこ「……え」
ゆめ『私も、会いたいと思ってた』
その言葉に、時間が止まる。
りこ「……ほんと?」
ゆめ『ほんと』
りこ「……」
声が出ない。
嬉しすぎて、どうしていいか分からない。
ゆめ『次の現場、同じ日あるよね』
りこ「……うん」
ゆめ『そのとき、いっぱい話そ』
りこ「……うん」
ゆめ『だから、それまで頑張ろ』
りこ「……うん」
短い会話。
でも、その一言一言が、全部宝物みたいで。
通話を切ったあと。
夜空を見上げる。
りこ「……まだ長いな」
次に会える日まで。
きっとまた、時間はゆっくり進む。
でも――
りこ「……頑張れるかも」
さっきの声を思い出すだけで、少しだけ前を向ける。
一日千秋。
会えない時間は、長くて苦しくて。
でも、その分――
会えたときの一瞬が、きっと何よりも輝くから。
りこ「……早く、会いたいな~」
小さく呟いたその声は
夜の静けさの中で、やさしく溶けていった。