向井純葉
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
好きがうるさいの続きです。
まだ読んでない方はそちらからお願いします。
ゆめside.
ライブ終わりの通路は、人が多い。
スタッフ、メンバー、カメラ。
ファンの声も、まだ遠くに残っている。
純葉は、テンションが下がらないまま歩いていた。
純葉「はぁ〜!今日のコールすごかったね!!ね!ゆめ聞いた!?」
ゆめ「聞こえてたよ」
純葉「でしょでしょ!あたし鳥肌立ったもん!」
声、大きめ。
いつも通り。
でも。
私の歩幅に、自然と合わせていること。
肘が、たまに当たること。
それは、誰にも見せない距離。
純葉side.
スタッフ「このあとコメント撮りまーす」
ゆめ「了解です」
純葉「はーい!」
2人で並んで立つ。
でも、間はきっちり“メンバーの距離”。
純葉(……近づきたい)
撮影が終わる。
純葉「おつかれさまでした〜!」
笑顔、完璧。
でも楽屋に戻る廊下で、
人が減った瞬間——
ゆめが、小さく言った。
ゆめ「今日、よかったよ」
純葉「え!?なにが!?」
ゆめ「純葉の煽り。ファン、めっちゃ沸いてた」
純葉「えへへ〜!でしょ!」
その一瞬、ゆめの視線が、まっすぐ私だけを見る。
長くはない。
でも、確実に特別。
純葉(……今の、ずるい)
ゆめside.
楽屋。
他のメンバーがいるから、
純葉はいつも通りうるさい。
純葉「ねぇ聞いて〜!さっきさ!」
ゆめ「はいはい」
いじられて、笑われて、
表ではそれだけ。
でも。
荷物を取りに行った裏のスペースで、
2人きりになった瞬間。
純葉は、急に声を落とした。
純葉「……ねぇ」
ゆめ「ん?」
純葉「さっきのさ」
ゆめ「どれ」
純葉「……目、合わせすぎ」
ゆめ「バレた?」
純葉「心臓に悪いんだけど!!」
純葉side.
ゆめは、少しだけ笑う。
ゆめ「ファンの前じゃ、できないから」
純葉「……なにが」
ゆめ「特別扱い」
私は固まった。
純葉「……それめっちゃドキドキするやつじゃん」
ゆめ「でしょ」
足音が近づく。
ゆめは、すっと距離を戻す。
表情も、いつものクールに。
ゆめ「純葉、置いてくよ」
純葉「ちょっ、待って!」
また“メンバーの距離”。
でも。
すれ違いざま、
ゆめが小さく、私にだけ聞こえる声で言った。
ゆめ「あとで、少しだけ話そ」
私の顔が、一気に熱くなる。
純葉「……ずるい!!」
ゆめ「声、大きい」
純葉「うるさくなる原因そっちだから!!!」
ファンには見せない。
カメラにも映らない。
でも確かにある、
2人だけの距離。
その曖昧さが、
今日も純葉の心をうるさくさせていた。
続く。
まだ読んでない方はそちらからお願いします。
ゆめside.
ライブ終わりの通路は、人が多い。
スタッフ、メンバー、カメラ。
ファンの声も、まだ遠くに残っている。
純葉は、テンションが下がらないまま歩いていた。
純葉「はぁ〜!今日のコールすごかったね!!ね!ゆめ聞いた!?」
ゆめ「聞こえてたよ」
純葉「でしょでしょ!あたし鳥肌立ったもん!」
声、大きめ。
いつも通り。
でも。
私の歩幅に、自然と合わせていること。
肘が、たまに当たること。
それは、誰にも見せない距離。
純葉side.
スタッフ「このあとコメント撮りまーす」
ゆめ「了解です」
純葉「はーい!」
2人で並んで立つ。
でも、間はきっちり“メンバーの距離”。
純葉(……近づきたい)
撮影が終わる。
純葉「おつかれさまでした〜!」
笑顔、完璧。
でも楽屋に戻る廊下で、
人が減った瞬間——
ゆめが、小さく言った。
ゆめ「今日、よかったよ」
純葉「え!?なにが!?」
ゆめ「純葉の煽り。ファン、めっちゃ沸いてた」
純葉「えへへ〜!でしょ!」
その一瞬、ゆめの視線が、まっすぐ私だけを見る。
長くはない。
でも、確実に特別。
純葉(……今の、ずるい)
ゆめside.
楽屋。
他のメンバーがいるから、
純葉はいつも通りうるさい。
純葉「ねぇ聞いて〜!さっきさ!」
ゆめ「はいはい」
いじられて、笑われて、
表ではそれだけ。
でも。
荷物を取りに行った裏のスペースで、
2人きりになった瞬間。
純葉は、急に声を落とした。
純葉「……ねぇ」
ゆめ「ん?」
純葉「さっきのさ」
ゆめ「どれ」
純葉「……目、合わせすぎ」
ゆめ「バレた?」
純葉「心臓に悪いんだけど!!」
純葉side.
ゆめは、少しだけ笑う。
ゆめ「ファンの前じゃ、できないから」
純葉「……なにが」
ゆめ「特別扱い」
私は固まった。
純葉「……それめっちゃドキドキするやつじゃん」
ゆめ「でしょ」
足音が近づく。
ゆめは、すっと距離を戻す。
表情も、いつものクールに。
ゆめ「純葉、置いてくよ」
純葉「ちょっ、待って!」
また“メンバーの距離”。
でも。
すれ違いざま、
ゆめが小さく、私にだけ聞こえる声で言った。
ゆめ「あとで、少しだけ話そ」
私の顔が、一気に熱くなる。
純葉「……ずるい!!」
ゆめ「声、大きい」
純葉「うるさくなる原因そっちだから!!!」
ファンには見せない。
カメラにも映らない。
でも確かにある、
2人だけの距離。
その曖昧さが、
今日も純葉の心をうるさくさせていた。
続く。