向井純葉
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ゆめside.
純葉は、今日も元気だった。
というより——
うるさい。
純葉「ねぇねぇねぇ聞いてゆめ!今日のリハでさ!あたし転びそうになって!でも耐えて!で、そのあと笑い止まんなくなって!」
ゆめ「情報多い」
純葉「まだある!」
ゆめ「あるんだ」
私は水を飲みながら、ちらっと純葉を見る。
顔、近い。
目、きらきら。
感情、全部顔に出てる。
ゆめ「……で?」
純葉「えへへ、聞いてくれるの優しい〜!」
ゆめ「聞いてるだけ」
純葉side.
周りには他のメンバーもいる。
ゆめは男女問わず人気で、特に女性ファンが多い。
スタッフ「ゆめ、ファンレターまたすごいよ」
ゆめ「ありがとうございます」
その様子を見て、私は——
純葉「むーーーっ」
ゆめ「なにその顔」
純葉「べつにぃ?」
ゆめ「絶対べつにじゃない」
純葉「……ゆめってさ」
ゆめ「ん?」
純葉「モテるよね」
ゆめ「急にどうした」
純葉「事実だから!」
ゆめは、少しだけ口角を上げる。
ゆめside.
ゆめ「妬いてる?」
純葉「ちがっ……!」
即否定。
でも耳が赤い。
ゆめ「あ、図星」
純葉「ちがうもん!!」
純葉は腕をぶんぶん振る。
純葉「あたしは!ただ!ゆめの一番のファンで!だいすきで!応援してて!」
ゆめ「それ、もう答え言ってる」
純葉「え!?今の!?どれ!?」
ゆめ「全部」
純葉side.
ゆめは余裕の表情で言う。
ゆめ「純葉の好意、知ってるよ」
純葉「……え?」
ゆめ「顔に書いてあるし、声にも動きにも」
純葉「じゃあなんで!」
ゆめ「リアクションが面白いから」
純葉「理由ひどくない!?」
でも、ゆめは続けた。
ゆめ「でもさ」
純葉「……なに」
ゆめ「純葉がいないと、静かすぎる」
ゆめside.
純葉は固まった。
純葉「……それって」
ゆめ「楽屋でずっと喋ってるのも、急に甘えてくるのも、全部嫌じゃない」
純葉「……え、待って」
純葉「今の、あたし期待していいやつ?」
ゆめ「どう思う?」
純葉「……いいやつだと思う!」
ゆめ「前向きだね」
純葉は一歩近づいて、にこっと笑う。
純葉「あたし、これからもだいすきアピールするけどいい?」
ゆめ「今さら止められると思ってる?」
純葉「やったーーー!!」
純葉side.
ゆめは小さく笑った。
ゆめ「そのうち、いじる側が変わるかもね」
純葉「え?どういうこと?」
ゆめ「純葉が本気で照れる日が来るってこと」
純葉「……それはそれでドキドキする!」
今日も純葉はうるさい。
好きは隠さない。
感情は顔に出る。
そしてゆめは、
そんな純葉から目を離せなくなっていた。
続く
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