村山美羽
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夜。
お風呂上がりのゆめは、鏡の前で首元を見ていた。
赤い跡が三つ。
最初の一つ。
そして、美羽につけられた二つ。
ゆめ「……ほんとに誰なんだろ」
指でそっと触れる。
その時、スマホが震えた。
ピコン
知らない番号からのメッセージ。
《昨日はごめんね。跡、まだ残ってる?》
ゆめ「……は?」
一瞬、意味が分からなかった。
スクロールする。
《酔ってたとはいえ、あんなに可愛い反応するとは思わなかった》
ゆめ「……ちょっと待って」
記憶を必死に辿る。
昨日。
友達と飲みに行った帰り、少し酔っていて――
誰かに肩を貸してもらった気がする。
でも顔は思い出せない。
《また会いたいな》
そのメッセージを見た瞬間。
ガチャ。
部屋のドアが開く。
みう「まだ起きてたんだ」
ゆめ「……!」
美羽が入ってくる。
タオルで髪を拭きながら、自然に隣に立つ。
そして、鏡越しに首元を見る。
みう「まだ消えてないね」
ゆめ「……うん」
みう「私のやつも」
ゆめ「……」
みう「どうしたの?」
ゆめ「……」
スマホを握る手が少し震える。
みう「ゆめ?」
ゆめ「……美羽」
みう「うん」
ゆめ「……昨日、飲み会行ったじゃん」
みう「行ったね」
ゆめ「そのあと、私……誰かに送ってもらったっぽい」
むらやま「……」
ゆめ「で、その人から今メッセージ来てて」
みう「……見せて」
ゆめは、ゆっくりスマホを渡す。
数秒。
美羽の表情が変わった。
みう「……」
静かすぎる沈黙。
みう「……跡、残ってる?って」
ゆめ「私ほんとに覚えてないんだよ」
みう「……」
ゆめ「酔ってたのは認めるけど」
みう「……」
ゆめ「ほんとに何も――」
その瞬間。
ぐいっ。
腕を掴まれて、壁に押し付けられる。
ゆめ「えっ」
みう「……覚えてないんだ」
ゆめ「う、うん」
みう「でも」
美羽の指が、首の跡に触れる。
みう「誰かにつけられたのは事実だよね」
ゆめ「……」
みう「私以外に」
その声は低かった。
みう「……ムカつく」
ゆめ「ごめん……」
みう「ゆめがじゃない」
ゆめ「え」
みう「勝手に触ったそいつ」
美羽の目が、少しだけ鋭くなる。
みう「誰」
ゆめ「番号しか分からない」
みう「……ブロックして」
ゆめ「うん」
みう「今」
ゆめはその場でブロックする。
画面を見せる。
ゆめ「した」
みう「……」
しばらく見つめてから、美羽は小さく息を吐いた。
みう「……はぁ」
そして突然、ぎゅっと抱きしめる。
ゆめ「美羽……?」
みう「……ほんとに覚えてないんだよね」
ゆめ「ない」
みう「ならいい」
ゆめ「怒ってる?」
みう「……めちゃくちゃ」
ゆめ「やっぱり」
みう「ゆめにじゃない」
美羽は首元を見つめる。
みう「……消して」
ゆめ「え?」
みう「そいつの跡」
ゆめ「どうやって」
美羽は少し笑った。
みう「簡単」
そして、ゆっくり顔を近づける。
みう「全部」
唇が触れる。
みう「……私の跡で上書きする」
ゆめ「それはそれで困るって!」
みう「困らない」
ゆめ「困る!」
みう「いいの」
美羽は耳元で小さく囁く。
みう「ゆめは、私のなんだから」
その言葉は、いつもより少しだけ独占的だった。
そして首元の跡は――
その夜、また増えることになる。
お風呂上がりのゆめは、鏡の前で首元を見ていた。
赤い跡が三つ。
最初の一つ。
そして、美羽につけられた二つ。
ゆめ「……ほんとに誰なんだろ」
指でそっと触れる。
その時、スマホが震えた。
ピコン
知らない番号からのメッセージ。
《昨日はごめんね。跡、まだ残ってる?》
ゆめ「……は?」
一瞬、意味が分からなかった。
スクロールする。
《酔ってたとはいえ、あんなに可愛い反応するとは思わなかった》
ゆめ「……ちょっと待って」
記憶を必死に辿る。
昨日。
友達と飲みに行った帰り、少し酔っていて――
誰かに肩を貸してもらった気がする。
でも顔は思い出せない。
《また会いたいな》
そのメッセージを見た瞬間。
ガチャ。
部屋のドアが開く。
みう「まだ起きてたんだ」
ゆめ「……!」
美羽が入ってくる。
タオルで髪を拭きながら、自然に隣に立つ。
そして、鏡越しに首元を見る。
みう「まだ消えてないね」
ゆめ「……うん」
みう「私のやつも」
ゆめ「……」
みう「どうしたの?」
ゆめ「……」
スマホを握る手が少し震える。
みう「ゆめ?」
ゆめ「……美羽」
みう「うん」
ゆめ「……昨日、飲み会行ったじゃん」
みう「行ったね」
ゆめ「そのあと、私……誰かに送ってもらったっぽい」
むらやま「……」
ゆめ「で、その人から今メッセージ来てて」
みう「……見せて」
ゆめは、ゆっくりスマホを渡す。
数秒。
美羽の表情が変わった。
みう「……」
静かすぎる沈黙。
みう「……跡、残ってる?って」
ゆめ「私ほんとに覚えてないんだよ」
みう「……」
ゆめ「酔ってたのは認めるけど」
みう「……」
ゆめ「ほんとに何も――」
その瞬間。
ぐいっ。
腕を掴まれて、壁に押し付けられる。
ゆめ「えっ」
みう「……覚えてないんだ」
ゆめ「う、うん」
みう「でも」
美羽の指が、首の跡に触れる。
みう「誰かにつけられたのは事実だよね」
ゆめ「……」
みう「私以外に」
その声は低かった。
みう「……ムカつく」
ゆめ「ごめん……」
みう「ゆめがじゃない」
ゆめ「え」
みう「勝手に触ったそいつ」
美羽の目が、少しだけ鋭くなる。
みう「誰」
ゆめ「番号しか分からない」
みう「……ブロックして」
ゆめ「うん」
みう「今」
ゆめはその場でブロックする。
画面を見せる。
ゆめ「した」
みう「……」
しばらく見つめてから、美羽は小さく息を吐いた。
みう「……はぁ」
そして突然、ぎゅっと抱きしめる。
ゆめ「美羽……?」
みう「……ほんとに覚えてないんだよね」
ゆめ「ない」
みう「ならいい」
ゆめ「怒ってる?」
みう「……めちゃくちゃ」
ゆめ「やっぱり」
みう「ゆめにじゃない」
美羽は首元を見つめる。
みう「……消して」
ゆめ「え?」
みう「そいつの跡」
ゆめ「どうやって」
美羽は少し笑った。
みう「簡単」
そして、ゆっくり顔を近づける。
みう「全部」
唇が触れる。
みう「……私の跡で上書きする」
ゆめ「それはそれで困るって!」
みう「困らない」
ゆめ「困る!」
みう「いいの」
美羽は耳元で小さく囁く。
みう「ゆめは、私のなんだから」
その言葉は、いつもより少しだけ独占的だった。
そして首元の跡は――
その夜、また増えることになる。